マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

初夏・・・『モヒート』 そして 『聖ボニファチオ司教殉教者 記念日』・・・『この貧しいやもめは、賽銭箱に入れている人の中で、だれよりもたくさん入れた。』

2021-06-05 13:51:28 | ワイン。おいしいもの。お勧めスポット。
6月5日。土曜日。曇り。

梅雨真っ最中・・・。
でも
立夏も終わり・・・ 
夏到来です。
    
   夏花開花・・・    『ユリ』
  
                              近所の中央公園:『名誉花壇』 

             夏の準備を致しましょう。
       暑い夏の『カクテル・アワー』は 『モヒート』
      
           ロングドリンク・カクテルの一種
                       一押しですよね♡♡

  私の大好きな文豪ヘミングウェイ・・・ 
      『ホテル・ボデギータ・デル・メディオ』のカクテル『モヒート』を愛飲
  
  1942年創業のハバナの老舗バー&レストラン 『La Bodeguita del Medio』   
                                  ネットより拝借                               

              世界的に有名ですよね。
            行ってみたい。地球の裏側まで長い道程です。

         キューバのサトウキビ畑で働く労働者が飲んでいた
      『グアラポ』が発展したカクテルという説があるそうですね。

      『My mojito in La Bodeguita.  My daiquiri in El Floridita』
       『我がモヒートはボデギータに、我がダイキリはフロリディータに』
         ヘミングウェイが残した有名な『言葉』

材料 ラム :40ml ライム(ジュースでも可): 30ml ミント: 6枚 砂糖 :2tsp 炭酸水 :適量

         雨休みの今日は、『モヒート用のミント』を植えましょう。
           夏が来たら・・・『我がモヒートは我が家に!』
          皆様、それまでにコロナを終息させて、集まりしょう!
           モヒートにカンパイ!カンパイ! 感謝!感謝!

そして。

今日は6月5日。年間第九土曜日。

       『聖ボニファチオ司教殉教者 記念日』
     

672年頃。 英国のクレイトンの貴族の家にまれ、修道院の付属の学校で教育を受けた。

         ベネディクト会の修道院で修道生活に入り、
    宣教師として オランダ、さらにドイツの宣教活動に専念した。

  719年。47歳。 福音宣教のためにドイツに渡り、多くの人をキリスト教に改宗させた。
  722年。50歳。 教皇グレゴリオ2世からドイツの司教として叙階された後は、
            マインツ教区を治め、多くの協力者を集め、
バイエルン、チューリンゲン、フランケンなどの各地方で、いくつかの司教区の設立や刷新に力を注いだ。
  また、教会会議を何回か開き、教会法令を発布した。
  修道院を建てた。なかでもフルダ修道院は、ドイツの宗教、学問、芸術などの文化活動の中心となった。
 
754年。82歳。フリジア人に福音を宣教するためにオランダを訪れたとき、フリジア人の異教徒に襲われ殉教した。
  
    ボニファチオは、西欧文化発達の基礎を築き、ドイツの使徒として知られている。
         遺体はドイツ中部のフルダの修道院に埋葬されている。
            『毎日の読書』より

『今日の入祭唱』

   『キリストを信じ、キリストの愛のために命をささげた殉教者は、
        キリストとともに終わりなく喜び歌う。』


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき イエスは教えの中でこう言われた。

        「律法学者に気をつけなさい。
   彼らは、長い衣をまとって歩き回ることや、広場で挨拶されること、
     会堂では上席、 宴会では上座に座ることを望み、
   また、やもめの家を食い物にし、 見せかけの長い祈りをする。

   このような者たちは、人一倍厳しい裁きを受けることになる。」

       イエスは賽銭箱の向かいに座って、
        『やもめの献金』  ラヴェンナ、サンタボリナーレ聖堂のモザイク画

     群衆がそれに金を入れる様子を見ておられた。

      大勢の金持ちがたくさん入れていた。
      ところが、一人の貧しいやもめが来て、
    レプトン銅貨二枚、すなわち一クァドランス(一日の賃金分)を入れた。

     イエスは、弟子たちを呼び寄せて言われた。
    「はっきり言っておく。この貧しいやもめは、
   賽銭箱に入れている人の中で、だれよりもたくさん入れた。

      皆は有り余る中から入れたが、
この人は、乏しい中から自分の持っている物をすべて生活費を全部入れたからである。」』
      マルコによる福音書 12章38-44節


イエス様は、 
律法学者は人々から尊敬されているけれども、
その人たちには良くないところがあると、恐れることなく、指摘なさいました。
弟子たちに、律法学者のようにならないように気をつけなさい、
 と注意しました。

        律法学者たちは、
        律法を一生懸命に守る人たちではありました。
        しかし、
     人から尊敬されることを望んで、
           見せかけの長い祈りをしました。上席に座ることを望みました。
     困っている人を助けることを怠ることがあったのです。   
           やもめの家を食いものにしたのです。
     献金箱には、有り余るお金の中から献金しました。
       それは大金であっても、人前で自分の熱心さを見せるためだったかもしれません。
         有り余るお金の中からで、つらくもない、犠牲にはなっていません。

  一方。
       やもめの献金は、生活に必要な金の中からの献金でした。
         本当に『犠牲』となる『献金』でした。
        他の人が困っていることがよく分かるので・・・
     困っている人たちを助けたいという気持ちからの『献金』です。
          本当に『少しの献金』なので・・・
   人にほめられることはなくても、神様に喜んでいただける『献金』なのです。


            『献金』も『祈り』も、
          金額の多さや祈りの長さが大切なのではなく、
          それをささげる者の『心・気持』が大切なのです。


  イエス様はこうも言われたのです。
   『私の兄弟である最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。』
           マタイによる福音書 25章40節

私たちも、
お人を喜ばすために、
そしてイエス様にも喜んでいただくために、
見せかけでなく、気持ちと心のこもった、
『善行』が行えるようになりたいものですね。
お祈りいたしましょう。
    
『今日の集会祈願』

 『全ての人の救いを望まれる主よ、 
   司教聖ボニファチオは福音を述べ伝え、
       キリストのために命をささげて信仰の証しとなりました。 
   わたしたちが、聖人の祈りに支えられて信仰を堅く保ち、
        行いにあらわすことができますように。』 
  


皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
緊急事態宣言のもとでの週末の自粛生活をいかがお過ごしですか?  
本格的夏日の到来前の一時が穏やかな一日でありますように。 お元気で!