マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

小さな収穫・・・大いなる喜び。 そして 『聖ペトロ 聖パウロ使徒 祭日』・・・『あなたはペトロ。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。わたしはあなたに天の国の鍵を授ける。』

2021-06-29 05:30:00 | 自然・花々・樹木・ガーデニング・畑
6月29日。火曜日。晴れ。

昨日夜中は大雨。
夜中の大雨の音に目を覚ましました。
ところが、嬉しいことに、
今朝4時過ぎには雨上がり。


 夜中の雨のしたたる・・・   『初収穫』
 
   小さな収穫でも、 大いなる喜びがあります。 今年の初収穫です♡♡


   コロナ禍で、世界の苦しみを思わずにはいられない日々。
   けれども、木々や花々 そして 野菜は変わりなく成長しています。
   コロナ終息までの日が、今しばらく続くとしても・・・
   有り難いことに、そこかしこで、希望の灯を見つけることができるものです。


 夜中の雨のしたたる・・・   『娘からの誕生日プレゼント』
 
         毎年、『娘の愛』 を思い出させてくれます。

   土と植物を相手にしていると・・・
   神の周期・計らいを確信させてくれて、
   どんな非常事態時でも、魂が解放されて、大いなる喜びがあります。

    
今朝も、雨が止んで、私はいつものように早朝ウォーキングを楽しめました。
公園で、いつものように『銅鐸』を鳴らしながら祈りをささげることができました。
                         感謝!感謝!


  『いつくしみ深い神よ、
新型コロナウイルスの感染拡大によって、 今、大きな困難の中にある世界を顧みてください。

病に苦しむ人に必要な医療が施され、
感染の終息に向けて取り組むすべての人、 医療従事者、病者に寄り添う人の健康が守られますように。
不安と混乱に直面しているすべての人に、支援の手が差し伸べられますように。

   希望の源である神よ、
わたしたちが感染拡大を防ぐための犠牲を惜しまず、
世界のすべての人と助け合って、この危機を乗り越えることができるようお導きください。』

     『新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り』より


そして。

今日は6月29日。

     『聖ペトロ 聖パウロ使徒 祭日』
  

       初代教会の『中心的指導者である二人』
二人の使徒を祝うこの祭日についての最古の記録は、258年に書かれたものである。

使徒の頭であるペトロ。
(出生:紀元1年頃  教皇就任:30年頃(30歳頃) 死去:紀元64年から68年頃(64歳~67歳))
ペトロが漁をしているとき、通りがかったイエスから「人をすなどる者にしよう」と言われ、イエスの後に従った。
エルサレムをはじめ、広く宣教活動を行なった。
更に、生前のイエスから、
『あなたはペトロ。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。わたしはあなたに天の国の鍵を授ける。』
と約束され、イエスの後継者となり、弟子たちの長となりました。  
          マタイによる福音書 16章18-19節
最後に、復活されたイエスからは、『わたしの羊を飼いなさい』と言われ、ローマ教会を導いた。 
第一代ローマ教皇となったのです。

後に、代々のローマの教皇は、全教会の司教団の頭・教皇としてペトロの使命を受け継ぎ、
     ペトロが進んで十字架に逆さまにつけられて殉教した場所に、
      『サン・ピエトロ大聖堂』 を建てた。
 
   そのため教皇職は、 『ペトロの座』 とも呼ばれている。

聖パウロ。  (出生:紀元5年  死去:紀元67年)
キリストの時代に、小アジアのタルソに、ローマ市民として、生まれた。
ユダヤの律法や母国語以外にギリシャ語などを学んだあと、エルサレムに遊学しだ。
遊学後、初めは、徹底的に、イエスの弟子たちやキリスト教徒を迫害していた。 
                使徒言行録 9章4節 参照
イエスに直接に会うことはなかったパウロに、復活したイエスが現われて、
イエスに呼びかけられたパウロは、
改心し、大逆転し、異邦人の使徒としてキリストの教えを宣べ伝えた。

二人は、
異なる『使命』を与えられていたが、「キリストのもとに人々を一つに集め、」
   二人とも、同じ頃に、 信仰の証しのために命をささげました。
 
チェコ共和国ブルノ中心部のペトロフ丘の上にある・・・『聖ペトロと聖パウロ記念大聖堂』・・・高さ84メートルの尖塔

    60年代半ば。ネロ皇帝によるキリスト教迫害の時代に、ローマで殉教した。
        『毎日の読書』より

『今日の入祭唱』

  『福音のために働き、血の証しによって教会の礎となった使徒たちは、
     主の杯から飲み、神の友となった。』



『今日の集会祈願』

   『すべてを治められる神よ、 使徒ペトロとパウロの殉教をたたえて祈ります。
教会が信仰の礎となった使徒の教えを受け継ぎ、その真理を世界に証しすることができますように。』



『今日の福音 イエスの御言葉』

   『イエスは、フィリポ・カイサリア地方に行ったとき、 弟子たちに、
       「人々は、人の子のことを何者だと言っているか」
                        とお尋ねになった。

      弟子たちは言った。
    「『洗礼者ヨハネだ』と言う人も、『エリヤだ』と言う人もいます。
   ほかに、『エレミヤだ』とか、『預言者の一人だ』と言う人もいます。」


      イエスが言われた。
   「それでは、あなたがたはわたしを何者だと言うのか。」

      シモン・ペトロが、
    「あなたはメシア、生ける神の子です」 と答えた。

      すると、イエスはお答えになった。
      シモン・バルヨナ、あなたは幸いだ。
       あなたにこのことを現したのは、
      人間ではなく、わたしの天の父なのだ。


        わたしも言っておく。
       あなたはペトロ(岩の意味)
     わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。

        陰府の力もこれに対抗できない。

      わたしはあなたに天の国の鍵を授ける。
     あなたが地上でつなぐことは、天上でもつながれる。
     あなたが地上で解くことは、天上でも解かれる。」』

       マタイによる福音書 16章3-19節


ペトロの信仰宣言:『イエスはメシア・救い主、生ける神の子です。』 
  『あなたにこのことを現したのは、人間ではなく、わたしの天の父なのだ。』
          と、イエス様はペトロにおっしゃいます。


   沢山の人々が、イエスのもとに集まります。
 
病人さんたちも、困っている人たちも多くいました。
彼らは、イエスから癒され、パンをいただくために集まったのです。
その通りで、イエスは、病人を癒し、パンを増やしてすべての人に満腹するパンを与えました。
それでも、人々の中には、イエスを信じる人は少なかったのです。


   そんな時、
   ペテロは、弟子たちを代表して、
   『あなたはメシア、生ける神の子です』と『信仰宣言』をしたのです。

    そして、
   イエス様は、ペトロの信仰はまだ浅い信仰だと知ってはいたのですが、
   『あなたはペトロ。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。』 と、
     ペトロに『新しい名前』 と 『新しい使命』を与えたのです。
       『教会の頭』となさったのです。

    『教会の頭』 とは 『イエスに倣うこと』です。
    それは、イエスの歩んだ、『苦しみの道、受難の道』 を歩むことです。
    その道を歩むすべての人を、励まし支える道なのです。
    『神の友』となる道なのです。『茨の道』なのです。


私たちも、
私たちにとっての信仰とは、
ただキリストについて知ることだけではないのです。
加えて・・・キリストご自身を知ったうえで信頼することです。
イエスの『呼びかけ』に応えることなのです。
力を祈りましょう。

『今日の拝領祈願』

   『恵み豊かな神よ、
 私たちが、初代教会にならい、使徒の教えを守り、心と思いを一つにして、
   あなたの愛に生きることができますように。』



皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
コロナ禍で外出がままならず、家庭菜園を始めた方々が多いと聞きます。
土を耕して体を動かし、収穫の野菜で心が嬉しく、心身共に健康志向ですね。 お元気で!