マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

今日は昼が一番長い日・・・『夏至』 そして 『人を裁くな。偽善者よ、まず自分の目から丸太を取り除け。』

2021-06-21 06:30:00 | 自然・花々・樹木・ガーデニング・畑
6月21日。月曜日。晴れ。

今日は夏至。


    朝6時半・・・  『うろこ雲の中に太陽』
 
                            感動して、思わずMy書斎から
   
       『夏至』とは、北半球では「一年で一番昼が長い日」
          春分や秋分の日の丁度間になる日。

      『うろこ雲』とは、「うろこ雲が出たら3日のうちに雨」
       低気圧や前線が近づいているときに現れやすいため、
          天気が下り坂になっており、
       雨が近づいているということが読み取れるそうです。

  巡り巡ってくる、毎年変わることなく繰り返される自然の営みに、畏敬の念が湧きます。
      当たり前のことのようでも、そのすばらしい営みに、頭を下げる。


            本格的夏の到来です。
        新しい1週間が・・・  新しい夏が・・・
        世界の平和をもたらしますようにと祈ります。

        私は、昨日、2回目のワクチン接種を終えました。
        少しでもコロナ収束のお役に立てるかなと・・・。
                     感謝!感謝!


今日も祈りましょう。

    『いつくしみ深い神よ、
新型コロナウイルスの感染拡大によって、今、大きな困難の中にある世界を顧みてください。
病に苦しむ人に必要な医療が施され、
感染の終息に向けて取り組むすべての人、医療従事者、病者に寄り添う人の健康が守られますように。

     希望の源である神よ、
わたしたちが感染拡大を防ぐための犠牲を惜しまず、世界のすべての人と助け合って、
この危機を乗り越えることができるようお導きください。』

   『新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り』より


そして。

今日は6月21日。

     『聖アロイジオ・ゴンザカ修道者 記念日』
    

1568年。 ロンバルディア(イタリア北部)で、カスティリョーネ公爵の家庭に長男としてまれる。
  母親から宗教教育を受け、熱心な信仰生活を送るようになった。
1585年。17歳。 公爵としての相続権を弟に譲って、
  反対する父親の許しも得て、ローマでイエズス会に入会。
  アロイジオは、自分自身に厳しく、信仰を深めることに努め、目上が派遣するどんな所でも忠実に働いた。
1591年。24歳。ローマにペストが流行したとき、神学生として病院で献身的に疫病患者の看護にあたったが、
  自らもペストに感染し、24歳の若さでくなった。

     アロイジオは、『青少年の守護の聖人』といわれる。
          『毎日の読書』より


『今日の集会祈願』

『すべての賜物の与え主である神よ、
青年アロイジオは、あなたの恵みによってたぐいのない清さを保ち、償いの生活を送りました、
聖人の助けを願うわたしたちが、その清さと償いの模範にならい、罪と戦うことができますように。』



『今日の入祭唱』

   『どのような人が、主の山に上り、聖所に立つことができるのか。
       それは、潔白な手と清い心をもつ人。』

         詩編 24章3-4節


『今日の福音 イエスの御言葉』

       『そのとき、イエスは  弟子たちに言われた。
 
            「人を裁くな。
       あなたがたも裁かれないようにするためである。

         あなたがたは、自分の裁く裁きで裁かれ、
 
           自分の量る秤で量り与えられる。

      あなたは、兄弟の目にあるおが屑は見えるのに、
       なぜ自分の目の中の丸太に気づかないのか。


          兄弟に向かって、
   『あなたの目からおが屑を取らせてください』 と、どうして言えようか。
        自分の目に丸太があるではないか。

     「偽善者よ、まず自分の目から丸太を取り除け。
そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目からおが屑を取り除くことができる。」』
    マタイによる福音書 7章1-5節


   イエス様は、人が『偽善者』であるのを、よくご存じでした。

     人は、人の悪いところはすぐに気づくのです。
     人は、自分には甘く、悪いところには目をやらない。
  自分には、人よりも『大きな欠点』があることに気づかないのです。

   人は、人の欠点を探し、すぐに改めるようにと、注意するのです。
    人は、自分の欠点に目をやらず、自分の改める必要に気づかないのです。


          天秤は正直です。
    『私の裁き』 と 『お人の裁き』は、バランスをとるのです。
      片方が重すぎると、バランスはとれません。
      私がお人を裁くのと『同じ量』、お人も私を裁くのです。
      『私の裁き』と『神の裁き』もバランスをとるのでしょうね。
         神には必ず赦しがあると甘えるようではいけませんね。



自分の欠点を認めることは、 『神の恵み』と言えるのでしょう。
自分の欠点だけを隠すことは、信仰の妨げになります。
自分の欠点を認め、相手の欠点を受容できる人は、人から信用される人になれるでしょう。
神が慈悲深いように、私たちも互いに慈悲深くなれるとき、
心に平安が訪れ、悔い改めの心が沸くのです。

  
      イエス様は、『裁くな!』 とおっしゃったのです。
      裁きは、比較であり、天秤のアンバランスを呼びます。
    すべての人が神から大切にされているように、私たちもすべての人を大切にする。
       それを、イエス様はお望みなのです。

私たちも、
聖アロイジオに倣い、
一人一人の神の恵みの豊かさを認めることができ、
日々感謝のうちに送りたいものですね。
裁くことがないように、力を祈り求めましょう。


『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
 『神の言葉は生きており、力を発揮し、心の思いや考えを見分けることができる。』
     ヘブライ人への手紙 4章12節     アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
いよいよ夏本番です。水分補給とマスクを怠らず、今週もご自愛の日々をお送りください。
お元気で!