マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『沖縄慰霊の日』・・・歴史教師との出会いが生徒たちの人生を変える・・・『奇跡の教室』 そして 『あなたがたは、その実で彼らを見分ける。すべて良い木は良い実を結ぶ。』

2021-06-23 10:31:37 | 大学。大学院。本。コンサート。ラジオ。映画。
6月23日。火曜日。晴れ。

今日は『沖縄慰霊の日』
76年前の今日、
3ヶ月にわたった沖縄戦の戦闘が終結した日です。
沖縄の人々が味わった絶望や痛みに思いを寄せる日です。

一人一人が『歴史』と向き合うことが、
世界を良い方向に変えていくのでしょう。
昨日は映画:『奇跡の教室』を観ました。


       ある歴史教師との出会いが、生徒たちの人生を変える・・・
 
       『映画』:『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』

    学ぶことこそが未来を変えるエネルギーになりえる・・・。
    本物を知る教育が人生を変えるエネルギーになる・・・。
    それは、
    歴史を知ることがいかに思春期の人生をひっくり返す作用があることか・・・。


   高校の一クラス生徒たちが、『アウスシュビッツ収容所』の歴史を知ることで、
        今の自分たちを変え、
      将来の自分たちの人生に大きく影響していくのです。


孫娘との約束が私にはあります。
孫娘は、父母に連れられて、あちこちの外国の旅を経験しています。
そんな孫娘の、自らの希望で、行きたいところがあります。
それは『負の世界遺産』:『アウスシュビッツ収容所』です。

                 ヨーロッパの高校の修学旅行生たち
今は中二の孫娘にとって、一年半後の、高校生『自主旅行計画』です。
私は高校入学祝いに連れて行くと、孫娘に約束しています。


     昨夜の映画で、私も再び、「アウスシュビッツ収容所」の歴史
         映画の中の高校生たちと共に、学び直しました。
    
      アウスシュビッツ収容所の隣にある、『ビルケナウ捕虜収容所』

    場所はポーランドの古都クラフクの西にある街オシフィエンチム
    当時ポーランドは人種差別も比較的少なくユダヤ人にとって住みやすく、
    200万人ものユダヤ人がいたそうです。

    ヨーロッパの各地から、
    ユダヤ人、政治犯、ロマ人(ジプシー)、病気の弱者、の沢山の人たちが、
    「アウスシュビッツ収容所」へ運ばれてきました。
     『収容所』から、労働力にならない女、子ども、病人さんたちは、   
        さらに、『ビルケナウ捕虜収容所』に送られます。
  
        そこで百数十万人以上の命が奪われました。

   映画「シンドラーのリスト」で、夏にこの貨車でギュウギュウ詰めで、
   運ばれてきた汗だくのユダヤ人にお水をホースでかけていたシーンが、
   私の脳裏に蘇えりました。


        今日は、戦後生まれの私ですが、
          『映画』を見ることで、
    戦争の惨事の意味を問い直し、私の将来へ教育とする、ことに致します。
    『歴史』に『映画』に、そして『本』に教育される私です。感謝!感謝!

私も、孫たち、若い人たちを、アンヌ女性教師のように、可能性を信じて、共に歩んでいきたいものです。
       できる範囲で、『歴史の事実』を語り継ぎたいものだと、
       気持ちを新たにした『沖縄慰霊の日』の今日でした。合掌。
                      


そして。

今日は6月23日。年間第十二水曜日。

『今日の入祭唱』

   『あなたの御言葉は、私の道の光、私の歩みを照らす灯。』
        詩編 119章105節


『今日の福音 イエスの御言葉』

      『そのとき、イエスは   弟子たちに言われた。
 

         「偽預言者を警戒しなさい。
   彼らは羊の皮を身にまとってあなたがたのところに来るが、
         その内側は貪欲な狼である。

       あなたがたは、その実で彼らを見分ける。
    茨からぶどうが、あざみからいちじくが採れるだろうか。
    
     すべて良い木は良い実を結び、悪い木は悪い実を結ぶ。
        良い木が悪い実を結ぶことはなく、
      また、悪い木が良い実を結ぶこともできない。


    良い実を結ばない木はみな、切り倒されて火に投げ込まれる。
     このように、あなたがたはその実で彼らを見分ける。」』
       マタイによる福音書 7章15-20節


   旧約時代。  『預言者』は、『神の言葉』 を告げる人でした。
イエスの時代。 『神の言葉』を話す人と自称する『ファリサイ人』を『偽預言者』である、
           ファリサイ人は、神の言葉ではなく、自分の言葉を話している、
                 と、イエスはおっしゃっるのです。

  『偽預言者』は、『言葉』と『行い』は、往々にして自分の誇示のためでした。
        誰もが、偽善者になる危険性を持っています。
       自分の行動は、 神のためですか? 自分のためですか?
        常に反省しながら、行う事が大切ですね。


         『真の預言者』は、イエス様です。
      その『御言葉』は、『神のこと』を話されました。
      その『行い』は、神に導くことを目指されました。
      その『目的』は、人々が『本当の信仰』を持つことでした。 
         イエス様は、常に、『神様』のためでした。


私たちも、
その生活が、イエスに倣うものでしょうか?
自己顕示から出る生活でしょうか?
いつも反省し、学びながら、穏やかな日々を送りたいものです。
力を祈りましょう。

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『わたしのうちにつながっていなさい。そうすれば、わたしもあなたがたのうちにいる。
      わたしにつながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。』

        ヨハネによる福音書 15章4-5節   アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
『沖縄慰霊の日』の今日、又 懐かしい人々の『慰霊の日』には、
先人たちに思いを馳せ、感謝し、偲び、先人たちから学び直したいものです。お大事に!