8月19日。木曜日。雨。
朝7時。
『キツネの嫁入り』
小雨の中で、『天気雨』、陽が照っています。
人間を化かすといわれた狐と関連づけられた、狐の『嫁入り行列』の伝承です。
亡き母が『天気雨』の度に『狐の嫁入り』と言っていた、のを懐かしく思い出します。
幼い私は、その意味が分からず、神秘さを感じていた『キツネの嫁入り』です。
しばらく、母との思い出で、心楽しく空を眺めていたら・・・
今日の兵庫県は、土砂災害警報&大雨警報&雷注意報&避難指示、で
8時、 太陽は消えて、雷を伴った大雨が降り出しました。
落雷らしき音も聞こえてきます。
皆様!天気がとても不安定です。
土砂災害など、今日も注意の一日を送りましょう。
コロナ感染も、とても拡大しています。
自粛生活で感染対策を続けながら、今日も注意の一日を送りましょう。
今日も祈ります。
『いつくしみ深い神よ、
新型コロナウイルスの感染拡大によって、
今、大きな困難の中にある世界を顧みてください。
病に苦しむ人に必要な医療が施され、
感染の終息に向けて取り組むすべての人、
医療従事者、病者に寄り添う人の健康が守られますように。
わたしたちが感染拡大を防ぐための犠牲を惜しまず、
世界のすべての人と助け合って、
この危機を乗り越えることができるようお導きください。』
『新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り』より
そして。
今日は8月19日。年間第二十木曜日。
『今日の入祭唱』
『神よ、わたしを憐れんでください、 御慈しみをもって。
深い御憐みをもって、 背きの罪をぬぐってください。』
詩編 51章3節
『今日の福音 イエスの御言葉』
『そのとき、イエスは 祭司長や民の長老たちに
たとえを用いて語られた。
「天の国は、ある王が王子のために婚宴を催したのに似ている。
王は家来たちを送り、婚宴に招いておいた人々を呼ばせたが、
来ようとしなかった。
そこでまた、
次のように言って、別の家来たちを使いに出した。
『招いておいた人々にこう言いなさい。
「食事の用意が整いました。
牛や肥えた家畜を屠って、すっかり用意ができています。
さあ、婚宴においでください。」』
しかし、
人々はそれを無視し、
一人は畑に、一人は商売に出かけ、
また、他の人々は王の家来たちを捕まえて乱暴し、殺してしまった。
そこで、
王は怒り、
軍隊を送って、この人殺しどもを滅ぼし、その町を焼き払った。
そして、
家来たちに言った。
『婚宴の用意はできているが、招いておいた人々は、ふさわしくなかった。
だから、町の大通りに出て、
見かけた者はだれでも婚宴に連れて来なさい。』
そこで、
家来たちは通りに出て行き、
見かけた人は善人も悪人も皆集めて来たので、
婚宴は客でいっぱいになった。
『大宴会』 Brunswick Monogramst作品
王が客を見ようと入って来ると、
婚礼の礼服を着ていない者が一人いた。
王は、『友よ、どうして礼服を着ないでここに入って来たのか』 と言った。
この者が黙っていると、王は側近の者たちに言った。
『この男の手足を縛って、外の暗闇にほうり出せ。
そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。』
招かれる人は多いが、選ばれる人は少ない。」』
マタイによる福音書 22章1-14節
イエス様は、今日は、祭司長や民の長老たちに向かって、
『たとえ話』 ※『王の宴会の招待客』※ について話しました。
※王の宴会への招待を拒んだ人たち ※宴会への礼服を着ていなかった人
の『たとえ話』です。
当時のイスラエルの人たちは、
『神の国』を『宴会』にたとえることがありました。
そこで、
イエス様は、
『天の国は、ある王が王子のために婚宴を催したのに似ている。』
と、話し始めたのです。
『宴会』は勿論『天の国』です。 招待する『王』は『神』です。
招待される者は『人間』です。
先に招かれた人たちは、
ご招待に応じる気持ちがなく、いろいろの理由をつけて、断りました。
エルサレムの学者や祭司長や民の長老たち偉い人たちは、
招かれたのですが、断ったのです。
招待する神様は、
一般の王とは違って、人が断っても、又、度々宴会に招くのです。
何回も、声をかけるのです。
同様に、
旧約時代の預言者たちも、新約の洗礼者ヨハネも、
宴会へ招きました。 しかし多くは 人に殺されてしまったのです。
それでも諦めずに、
招待する神様 そして 神様の気持ちを引き継いだイエス様は、
どうしても『宴会』を開きたいので、誰でもいいから連れてきなさいと、
多くの貧し人々にも呼びかけました。
徴税人、罪人と言われる人、軽蔑された人、異邦人たちを招かれました。
後に、
イエス亡き後の弟子たちも、
『神の救い』=『神の宴会』の歴史は続くことを理解して、
イスラエルの人たちが断っても、
異邦人たちに『福音』を伝え、『宴会』に招待し続けたのです。
※『宴会の礼服』を着ていない人は、『宴会』から追い出されました。
『礼服』とは何でしょうか?
神の呼び掛けに応えた、『宴会』にふさわしい『者』、
であることではないでしょうか?
『改心』と『心の入れ替え』、『新しい心』と『新しい精神』、
が必要ということなのでしょう。
※私たちも、親しくキリストと結ばれた『生活』=『天の国』
へ、いつも、招かれています。
『宴会』の楽しさを知りましょう。
『今日のアレルヤ唱』
アレルヤ、アレルヤ。
『神に心を閉じてはならない。今日こそ神のことばを聞こう。』
詩編 95章8節 参照 アレルヤ、アレルヤ。
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
大雨のため、甲子園・高校野球が、連日の中止で大会延期が続きます。
世界の温暖化気候の影響で、メリケン粉が高騰するとか。
できる範囲で、自分たちのできることを初めてまいりましょう。 お元気で!