8月16日。月曜日。曇り。のち雨。
連日の大雨です。
今朝は雨の小康状態。中休み。
午前5時。
久しぶり・・・ 『雲の中の朝陽』

今日は、『盆明け』 です。
3日前に『迎え火』で、この世にお迎えした御先祖様の霊を、
今日の夕方には、『送り火』で、あの世にお送りする日です。
お別れ前に・・・
今朝の散歩に、御先祖様たちとご一緒しました。
先に天国に逝った父母や兄二人、祖父母、伯父や叔母、恩人や友人たち、他たち。
お一人お一人と、お顔を思い浮かべながら、おしゃべりをしました。
楽しかった思い出を語り合い、感謝の言葉やごめんなさいの言葉を申し上げ、
おひとりお一人とゆっくりと話しました。 涙が止まらなかったです。
心が満たされました。感謝でいっぱいです。
午後8時。
点火される・・・
五山送り火・・・『大文字の送り火』

如意ヶ嶽(大文字山)の『かがり火』
テレビに映る『送り火』を拝しながら、
御先祖様のお精霊をあの世へお送りすることに致しましょう。
御先祖様のお精霊の御訪問に感謝申し上げましょう。
来年の再会をお約束申し上げましょう。
正に、八月は『慰霊と平和祈念の月』、といわれるとおりです。
原爆投下の日には、広島と長崎で、『慰霊と平和の祈念』を致しました。
終戦の日にも、『慰霊と平和の祈念』を致しました。
お盆には、御先祖様の『慰霊』をし、御先祖様とともに『平和の祈念』を致しました。
祈ります。
『いつくしみふかい父よ、すべての死者を心の留めてください。
あなたの子であるわたしたちすべてが、
あなたの国で、永遠の命にあずかることができますように。』
カトリック祈祷書『祈りの友』参照
そして。
今日は8月16日。年間第二十月曜日。
『今日の入祭唱』
『見よ、主は御目を注がれる。
主を畏れる人、主の慈しみを待ち望む人に。』
詩編 33章18節
『今日の福音 イエスの御言葉』
『そのとき、一人の男が イエスに近寄って来て言った。
「先生、永遠の命を得るには、
どんな善いことをすればよいのでしょうか。」
イエスは言われた。
「なぜ、善いことについて、わたしに尋ねるのか。
善い方はおひとりである。
もし命を得たいのなら、掟を守りなさい。」

男が「どの掟ですか」と尋ねると、
イエスは言われた。
「『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証するな、
父母を敬え、また、隣人を自分のように愛しなさい。』」
そこで、この青年は言った。
「そういうことはみな守ってきました。
まだ何か欠けているでしょうか。」
イエスは言われた。
「もし完全になりたいのなら、行って持ち物を売り払い、

貧しい人々に施しなさい。
そうすれば、天に富を積むことになる。
それから、わたしに従いなさい。」
青年はこの言葉を聞き、悲しみながら立ち去った。

たくさんの財産を持っていたからである。』
マタイによる福音書 19章16-22節
イエス様は、イエスに従う者に、
『考え方の切り替え』と『心の転換』を求めるのです。
『考え方の切り替え』と『心の転換』を求めるのです。
今日・・・
金持ちの青年は、イエスに尋ねました。
『先生、永遠の命を得るには、どんな善いことをすればよいのでしょうか。」
イエスは、『律法を守りなさい』 と答えました。
すると、青年は、
『そういうことはみな守ってきました。まだ何か欠けているでしょうか。」
と、言ったのです。
その返事を聞いたイエスは、青年の性格の良さを見抜き、
青年が『イエスの弟子の集団』に入ることを
お考えになったようです。望まれたようです。
☆青年の望んだ『永遠の命』とは、
『唯一のまことの神であるあなたと、
あなたのお遣わしになったイエス・キリストとを知ることです。』
ヨハネによる福音書 17章3節
イエスの言われる、この『知る』とは、
ただ知識として認識することではなく、
全ての人格を持って深く『親密な関係』を持つことを意味しています。
御父・神および御子・キリストとの
『交わり』:『全ての人格をかけて深く親密な関係』を持つことなのです。
イエスは、金持ちの青年に、イエスに従うこと、
共に働く『イエスの弟子』になることを望まれたのです。
☆イエスに従う弟子たちは、
頼りにするのは『財産』ではなく、『イエス』なのです。
財産に頼りすぎると、イエスに従って行く『妨げ』になる危険があります。
『財産』、『命』ですら捨てる覚悟がいるのです。
『完全な者』となることを求められるのです。
金持ちの青年は、財産を捨てることができませんでした。
青年は、悲しみながら、イエスのもとを立ち去ったのです。
私たちはどうでしょうか?
私たちも、イエスに従う者として、
他の者より、キリストを大切にして、キリストに信頼しなければなりません。
私たちも、キリストより他のものを大切にする、誘惑があります。
完全にキリストに従う難しさを経験します。
それでも、自分の足りなさを認めて、神に助けを願い祈りましょう。
『今日のアレルヤ唱』
アレルヤ、アレルヤ。
『心の貧しい人々は幸いである。天の国はその人たちのものである。』
マタイによる福音書 5章3節 アレルヤ、アレルヤ。
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様も御先祖様たちと『お盆』を楽しめましたか?
御先祖様たちから力を頂き、この世の平和のために尽力いたしてまいりましょう。