7月1日に、富士山が山開きしたそうで。
で、やはり世界遺産効果で、登山者倍増!!らしいです。
まー、ただでさえ、通常7・8月の二ヶ月のみだし、今までも混雑してるんだから、まぁそうだろうなぁ〜
で、早速、2日、地元新聞に、実際に記者が富士山登頂して、という記事が出てました。
富士山の登山道って、メインのものとしては「吉田口」「御殿場口」「須坂口」「富士宮口」の4箇所がありまして、我が静岡県にはそのうちの「吉田口」以外の3箇所を独占(?)しています。
といっても、実際のところ一番登山利用者が多いのは、関東方面からアクセスが良い「吉田口」なんだけどね〜^_^;
「吉田口」の次に、利用者が多いのが「富士宮口」
ここの特色は、登山口の標高が高い事=登る距離が短い、っていうのがウリでございます。
で、今は不明だけど山開きの時、この富士宮口は7号めあたりまでしかいけなかったそうです。
地元の記者なので、当然登るのは静岡側からなんで、富士宮口から登り始めたらしい。
で、行き止まりになっちゃうので、さて、どうするか?
って言いますと・・・
ショートカット(?)して、6号めから宝永山へ向かうコースに行き、そこから「御殿場口」の登山コースに入れるんですよ。
これは、通称「プリンスルート」と呼ばれるコースだそうで、なんでも皇太子が通ったのでそう呼ばれるそうで。
記事から図を拝借いたしました。で、記者はそのルートを通って山頂を目指したらしいんだが、御殿場の登りルートに行かずに、何故か御殿場の下山ルートに迷い込んだらしいです(笑)
あ、富士山って、富士宮ルート以外は、基本「登り」と「下り」で、道が別れてるのですよ。
で、御殿場下山ルート、と言えば、これまた有名な「砂走り」ですよ!!
砂礫の斜面を下る、一歩進むと3mくらい自然に前に進む(らしい)まるで、飛ぶように降りてくる事が出来るそうな。
まぁ、その反動で膝がガクガクだそうですが、平地まで来ると^_^;
あと、砂だらけに・・・
で、この記者は、なんとその「砂走り」を登ったそうなっ!!
要するに、グズグズすぐ足元が崩れてくるような砂地獄、降りるのは爽快だが、それを登るとなると・・・
考えたくありませんな^_^;
で、なんとか登りきって御殿場ルートの山小屋までいって、
「標識がないから判らない」と文句をたれてたそうです。
・・・しかし、私から言わせると・・・
いや、私は富士山登った事全然ないですよ、富士山登山本とかムックを2、3冊読んだ、というレベルですがね・・・
それでも、「プリンスルートは御殿場下山ルートに入りやすいので要注意!!入ったら地獄!!」というのは知っていた(爆)
実際に登る、そのルートを通るならば、当然この情報も知ってるのに、なぜそのトラップ(?)にわざわざ引っかかるのか??
まるで、道路の真ん中、目につくところにバナナの皮が転がっていて、誰の目で見ても判る、見えてるから・・・
踏む人なんかいないよね、と思ってよけて通り過ぎようとしたら、なんと、そのバナナの皮を踏んでドターンとひっくり返る人がいたっ!!
というのを目の前で見てしまった、という感じです(爆)
で、記者は結論として(?)標識がないのが悪い、という事にしたいらしいんだけど・・・
そりゃ、あった方がいいかもしれないけど、元々あまり利用者がいない(らしい)ルートに、わざわざ来る人のために標識をどこまでつける必要性があるのか?という問題が一つ・・・
そもそも、富士山の標識とかって誰が建てるんだろう?建てるべきなんだろうか?
富士山山頂は富士宮浅間神社の陣地(笑)なんだけど、それ以外は・・・
静岡県なのか?御殿場市になるのか、富士宮市になるのか?
それとも、山小屋なんかがやるのか?
個人の有志なのか?(一般の山の標識はわりと地元の愛好家の皆さんが好意で立ててくれているケースが多いです。ありがとうございますm(__)m)
いっそのこと、ここは静岡新聞社で一つ、標識寄贈したらどうかナ?(爆)
と、思ったのでありました。
更に、地図とか上記の図を見れば頭の中で、下山道を越えて登山道に至る、っていうのが判るていうか、判っているべきはずで、下山道の砂走りに入ってしまったら多分、早期のうちに「あ、道間違えた!!」って気づくと思うんですよ、まぁ実際に私が行ったわけじゃないからなんですが・・・
でも、間違えに気づかず、または判っていても強硬突破した、というのは「個人責任」も多分にあるんじゃないかな〜?という気がせずにはいられません。
要するに、判断ミス、ってことでしょ?
それを全部「標識整備されていないから悪い」って結論づけちゃうのって・・・
でもまぁ、これってマスコミの記事であるし、マスコミ記事の特色の一つは、
「小さい事を大袈裟に書く」という事。メディア・デバイスというそうだよ。
新聞だけじゃなくて、TVとかでもそうだけど、常識範囲内の「当たり前」的な事を報道しても、視聴者は食いついてこないので、わりと特殊で例外的な面のみを強調、大きく報道して、視聴者の興味を引く、というのがマスコミの常套手段なのでねぇ。
富士山登山だと、軽装の遊びで山頂まで登ろうとする登山者、こういう人もいるだろうけど、全体の登山者からすればほんの一部だと思うんだけど、そういう人達のみを大きく取り上げて「富士山登山者は、軽い気持ちでいる事が多い」みたいに結論づけるのが、よくある手だと思いますね〜。
まぁ、富士山今年はかなり大混雑しそうで、宝永山に登りたいと思ってたんだけど・・・
どうかなぁ?うーむ・・・と悩む次第でありました。
北アルプスの方にも行きたいし。
アルプス行くなら、多分西穂高でございすが。
こちらは、アルプスの中でもかなり初心者向けらしいからね〜。
とりあえず、今週末お天気がなんとかなれば、丸子アルプス(笑)に行ってきます。
で、やはり世界遺産効果で、登山者倍増!!らしいです。
まー、ただでさえ、通常7・8月の二ヶ月のみだし、今までも混雑してるんだから、まぁそうだろうなぁ〜
で、早速、2日、地元新聞に、実際に記者が富士山登頂して、という記事が出てました。
富士山の登山道って、メインのものとしては「吉田口」「御殿場口」「須坂口」「富士宮口」の4箇所がありまして、我が静岡県にはそのうちの「吉田口」以外の3箇所を独占(?)しています。
といっても、実際のところ一番登山利用者が多いのは、関東方面からアクセスが良い「吉田口」なんだけどね〜^_^;
「吉田口」の次に、利用者が多いのが「富士宮口」
ここの特色は、登山口の標高が高い事=登る距離が短い、っていうのがウリでございます。
で、今は不明だけど山開きの時、この富士宮口は7号めあたりまでしかいけなかったそうです。
地元の記者なので、当然登るのは静岡側からなんで、富士宮口から登り始めたらしい。
で、行き止まりになっちゃうので、さて、どうするか?
って言いますと・・・
ショートカット(?)して、6号めから宝永山へ向かうコースに行き、そこから「御殿場口」の登山コースに入れるんですよ。
これは、通称「プリンスルート」と呼ばれるコースだそうで、なんでも皇太子が通ったのでそう呼ばれるそうで。
記事から図を拝借いたしました。
あ、富士山って、富士宮ルート以外は、基本「登り」と「下り」で、道が別れてるのですよ。
で、御殿場下山ルート、と言えば、これまた有名な「砂走り」ですよ!!
砂礫の斜面を下る、一歩進むと3mくらい自然に前に進む(らしい)まるで、飛ぶように降りてくる事が出来るそうな。
まぁ、その反動で膝がガクガクだそうですが、平地まで来ると^_^;
あと、砂だらけに・・・
で、この記者は、なんとその「砂走り」を登ったそうなっ!!
要するに、グズグズすぐ足元が崩れてくるような砂地獄、降りるのは爽快だが、それを登るとなると・・・
考えたくありませんな^_^;
で、なんとか登りきって御殿場ルートの山小屋までいって、
「標識がないから判らない」と文句をたれてたそうです。
・・・しかし、私から言わせると・・・
いや、私は富士山登った事全然ないですよ、富士山登山本とかムックを2、3冊読んだ、というレベルですがね・・・
それでも、「プリンスルートは御殿場下山ルートに入りやすいので要注意!!入ったら地獄!!」というのは知っていた(爆)
実際に登る、そのルートを通るならば、当然この情報も知ってるのに、なぜそのトラップ(?)にわざわざ引っかかるのか??
まるで、道路の真ん中、目につくところにバナナの皮が転がっていて、誰の目で見ても判る、見えてるから・・・
踏む人なんかいないよね、と思ってよけて通り過ぎようとしたら、なんと、そのバナナの皮を踏んでドターンとひっくり返る人がいたっ!!
というのを目の前で見てしまった、という感じです(爆)
で、記者は結論として(?)標識がないのが悪い、という事にしたいらしいんだけど・・・
そりゃ、あった方がいいかもしれないけど、元々あまり利用者がいない(らしい)ルートに、わざわざ来る人のために標識をどこまでつける必要性があるのか?という問題が一つ・・・
そもそも、富士山の標識とかって誰が建てるんだろう?建てるべきなんだろうか?
富士山山頂は富士宮浅間神社の陣地(笑)なんだけど、それ以外は・・・
静岡県なのか?御殿場市になるのか、富士宮市になるのか?
それとも、山小屋なんかがやるのか?
個人の有志なのか?(一般の山の標識はわりと地元の愛好家の皆さんが好意で立ててくれているケースが多いです。ありがとうございますm(__)m)
いっそのこと、ここは静岡新聞社で一つ、標識寄贈したらどうかナ?(爆)
と、思ったのでありました。
更に、地図とか上記の図を見れば頭の中で、下山道を越えて登山道に至る、っていうのが判るていうか、判っているべきはずで、下山道の砂走りに入ってしまったら多分、早期のうちに「あ、道間違えた!!」って気づくと思うんですよ、まぁ実際に私が行ったわけじゃないからなんですが・・・
でも、間違えに気づかず、または判っていても強硬突破した、というのは「個人責任」も多分にあるんじゃないかな〜?という気がせずにはいられません。
要するに、判断ミス、ってことでしょ?
それを全部「標識整備されていないから悪い」って結論づけちゃうのって・・・
でもまぁ、これってマスコミの記事であるし、マスコミ記事の特色の一つは、
「小さい事を大袈裟に書く」という事。メディア・デバイスというそうだよ。
新聞だけじゃなくて、TVとかでもそうだけど、常識範囲内の「当たり前」的な事を報道しても、視聴者は食いついてこないので、わりと特殊で例外的な面のみを強調、大きく報道して、視聴者の興味を引く、というのがマスコミの常套手段なのでねぇ。
富士山登山だと、軽装の遊びで山頂まで登ろうとする登山者、こういう人もいるだろうけど、全体の登山者からすればほんの一部だと思うんだけど、そういう人達のみを大きく取り上げて「富士山登山者は、軽い気持ちでいる事が多い」みたいに結論づけるのが、よくある手だと思いますね〜。
まぁ、富士山今年はかなり大混雑しそうで、宝永山に登りたいと思ってたんだけど・・・
どうかなぁ?うーむ・・・と悩む次第でありました。
北アルプスの方にも行きたいし。
アルプス行くなら、多分西穂高でございすが。
こちらは、アルプスの中でもかなり初心者向けらしいからね〜。
とりあえず、今週末お天気がなんとかなれば、丸子アルプス(笑)に行ってきます。