УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

『天使の分け前』

2013-07-10 21:40:40 | 映画
出会ってしまった・・・子猫にっ!!
以前から、我が家の庭(っていうか単に駐車場スペース)にやってくる3匹の猫、ゴルビーとエリっちとメドやん。
ゴルビーとエリっちは、もう見るからにエラが張りまくっているオスネコ。
なんですが、メドやんだけは若いせいか、顔だけではオスメス判断つかず・・・
エリっちは最初から馴れ馴れ、ゴルビーは最初フーっ!!でしたが、最近はもう馴れて怒ることもなし。
おなか出して、ゴロリンしてきます。
でも、メドやんは最初から今まで、かなり用心深くて警戒心が強く、全然触れない状態。

そのメドやんが・・・


子猫を連れてきましたっ!!



子猫はどうやら二匹で、三毛(TOPの子猫)と、白地に薄灰のブチ。


あーあー_-;、という感じですなぁ~。
今日は、ゴルビーといっしょに来て、子猫たちもゴルビーに馴れ馴れでしたが、まあ猫のことだから、父親ネコが誰なのかはまったく不明です^_^;
あー、どうしようかねぇ~ー_-;;
メドやんもまだまだ、若いから捕まえて避妊手術させんといかんなぁ~。
子猫たちは、もうすっかり離乳して、ネオメシもバリバリ食べられるようですが・・・
ううう、今月忙しくて、捕獲してもその後の病院手配とかの時間が取れないんだよなぁ~、悩む・・・
まぁ、その前に捕獲できるかも問題なんですがね~。
三毛の子は結構積極的、というか抜けてそう(爆)だから、メシでつればつかまるかも。
ブチの子は母親似で、用心深そうだなぁ~。。。

で、昨日ですが、映画を見ました。
ケン・ローチ監督の「天使の分け前}

『天使の分け前』予告篇


ケン・ローチ監督作品、といえば、貧しい労働者とか移民とか、社会の底辺で生きている人々をリアルに取る傾向の映画のスタイル、という感じでしょうか?
といっても、私は「麦の穂を揺らす風」と「エリックを探して」しか見ていないんですがね~。
「エリックを探して」は、それでも郵便局員でダメ傾向の男が主人公だけど、まぁそれほど悲惨っていう感じでなく、コメディ色が強い方でありましたが、「麦の穂・・・」は、いや~、さすがカンヌ映画祭でグランプリ獲るだけの作品だねぇ~(爆)という印象の映画でございましたな。要するに、重い暗い救いがない、っていうヤツ^_^;

で、今回の「天使の分け前」は、わりとコメディタッチでかつ、どん底から這い上がるチャンスをモノに出来た男の話なんで、わりと話としては「いい話」的ですな。
生まれた時から、底辺階層で両親はドラッグ、暴力、アル中、ていう感じの最悪の環境。
若い時期から暴力にあけくれ、少年院送りも度々、という札つきワルの主人公。
でも、ガールフレンドが出来てなんと父親になる、本人はぜひ足を洗ってまじめに家族仲良く平和に暮らしたい、とは思っているが、職はなく周囲の目も厳しく、宿敵も仕返しのチャンスを虎視眈々と狙っている状況・・・
だが、ふとしたところから、彼にはウィスキーのテイスティングの才能がある事が判り・・・

という感じです。
でも、そのウィスキーの天才能力の描きとか、それを勉強して伸ばしていくところとかの描写とかがイマイチ薄くて、説得力にはちと欠けて、「ご都合主義」的な感じもしました、確かに。
でも、たぶん、それは監督自身が一番わかっている、というかあえて、こういう才能などなくそのまま底辺でチンピラとして生き、一般の人々からは白い目で見られ、っていう生き方が主人公と同じ立場にある人々ほとんどのリアルな生き方で、そこに救いはないのだ、でも、これは映画だから、あえてそこに救いを描き、希望を与えたい、人々を笑顔にしたいという気持ちがあるんだろうなぁ、でも、心底では「ありえない、おとぎ話映画である」という自覚もある。
だからこそ、あえて「リアル」ではなく、「ご都合主義」的に描く事こそ、監督の「良心」ではないのだろうか?と思った次第です。
そして、元チンピラの主人公が人生の大逆転を賭けるそれがまた、要するに泥棒、という手段になるわけでして。
これが、普通だったらいくら主人公がやり直したい、という気持ちがあっても、他人の財産を盗んで、という事になるんですが、そこは巧く、観客に嫌悪感よりも主人公に対する応援の気持ちが強くなれるように、よく工夫されてるなぁ~と思いました。
そういう方は抜かりなく(?)工夫されております。
主人公たちが盗むのは、幻レベルのスコッチウィスキーで、オークションでは天文学的値段がつけられてるんですね~。
で、オークションとかほか場面でも、「◎◎ポンド」っていうので・・・
あー、イギリスってユーロじゃなくてポンドなんだね、未だに!と、思った次第です(爆)
そーいや、イギリスポンド札、まだ持ってたな~と、机の引き出しを掘ってみたら、ありました!!

  
エリザベス女王時代が終わったら、お札のデザインも一新されるのでしょうか?
裏面は、イギリスのえらい人・・・(爆)
というか、たぶん発明関係の偉人だと思う・・・

「キルトの下には何も履かない」というのを知ったのは、確か萩尾望都の「続・11人いる!」の、あとがきで読んだのが最初だったような気がするなぁ~^_^;
コメント
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