昨日ですが、山梨県の河口湖~西湖あたりに広がる富士山麓の青木ヶ原樹海に行ってきました。
青木ヶ原樹海は、富士山の噴火によりそのあたりの琵琶湖くらいの広さはあったという湖、ここに溶岩が流れ込み、あらたな地面となり、森になった、という場所です。
わずかに残された湖の痕跡が、現在の富士五湖、というわけでして。
そして、あちこちに大小さまざまな洞窟があり、一部は観光施設として公開されています。
わりと、洞窟好きなので(爆)まずは、風穴に行きました。
マイカーや団体バスもたくさん止まっていて、観光地しておりました。
この階段を降りて、洞窟に入っていきますが・・・
一歩降りる毎に、温度が下がっていくのが分かる・・・
この日は、風穴内温度は0度!!でございました。
暗いので分かりにくいけど、こちらは氷の壁。
昔から、氷とかをここで貯蔵して、夏に使ったりとかして天然冷蔵庫として活用されてきました。
氷柱は、ライトUPされてます。南極~っていう感じかな?
天然冷蔵庫、ってわけで、昔は繭を貯蔵していたそうです。
お蚕さんを半冷凍睡眠させていたわけだ。
木の実も冷蔵保存して、適時持ち出して発芽させ、販売していたそうです。
ブリキ缶に年代を感じるねぇ~
こちらは、ヒカリゴケ。
写真だと分かりにくいけど、本当に蛍光色で光ってます。
実際は、光を自分からホタルみたいに出しているわけじゃなくて、透明な鏡みたいな葉に光が反射して光るそうな。
風穴を出て、いよいよ(?)樹海の中を歩きます。
樹海内には、自然歩道が整備されているので、まーまず道に迷う必要もないくらいです。
樹海の森の、個人的に面白い、と感じるところは・・・
「不安定さを感じる」ってところかな?
大体、普通「森」とか「林」とか「木」っていえば、大きくどっしり、安定していて落ち着く、っていう感じだと思うのだ。
風林火山の、「静かなること林のごとく」「動かぬこと山のごとく」っていうみたいな。
でも、樹海の木々はそれとは違って、不安定で動きを感じるのだな。
っていうのは、たぶん根が大きく露出しているから。
樹海の地面は溶岩で硬いので、根が通常の土のように下方まで張ることができないので、どうしても表面上でグルグルヒョロヒョロしちゃんだよね。
緑色の巨大なヘビ、とたとえてた人もいたなぁ。
なので、木独特のどっしり感に欠けているんだと思う~。
また、木は大きいけど、屋久杉みたいな「巨木」ていうのはあまりないんだな。
そもそも、歴史が以外と浅いから、森としての年齢も若いんだそうですよ。
そして、樹海はコケが多いのだっ!!
幹や根は、ほとんどコケがびっしり生えている!!
こちらはヒノキゴケ。
緑の中を気持ちよく歩けます~♪
15分ほど歩いて、「氷穴」に到着。
ここも、青木ヶ原樹海内の一大観光地なので、人が多しっ!!
こんな感じで、入り口からずーっとぎっしり!!
某テーマパークのアトラクション並みの人列でした。
氷穴は、風穴よりもさらに狭い場所が多くて、中腰で進むシーンもあり、腰に不安のある人はお気をつけ下さい。
場所によっては、中腰状態のときに行列が停止しちゃう場合がありますので・・・
30分くらい行列に並んで、ようやく洞窟の中へ。
こちらも、階段を下がるにしたがって温度がメキメキ下がっていきます。
で、これ、判りますか?
白い丸で囲んだ部分、ここになんと、コケが生えてるんです!!
天井ですよ!!
わりと水分はある(低温だけど)そして、光は案内用のライト、溶岩なのでわりととっかっかりはあり生える事はできる、
ってことでコケが繁殖してるんですよ!!すごい生命力!!
江ノ島まで通じている、といううわさのある地獄穴・・・
なんか「民明書房」で、そーいう話があったような・・・不確かだけど。
こちらも、氷の壁が続きます。
江戸時代は、夏季にここから氷を切り出して将軍に献上していたとか。
ライトUPされた、氷のカーテン。ここ、非常~によく滑ります・・・
だんだん、体が冷えて、指先が痺れてきます・・・
外の売店でコーヒー牛乳を飲んだ。まぁ、普通(笑)
飼い主待ちしているコーギーちゃん。
犬連れの観光客も結構いました。
で、ここから今度は国道沿いに歩いて道の駅の鳴沢まで。
で、売店でおやきを売ってた!!私は、おやき大好きなのだっ!!
ここのおやきは、平たかったです。
長野とかのおやきは、厚みがあって今川焼き(ってわかるかなぁ?)の中身をいろいろにした、という感じだけど、ここのおやきは、お好み焼きの皮と皮の隙間に具が挟まってる、という感じでした。
中身は、切り干し大根。ピリ辛で美味しかったっ!!
すぐ横にある富士山博物館にも寄っていた、無料だし(笑)
中は、富士山の歴史とかもあるけど、わりと鉱物博物館風。
なぜかティラノザウルスの頭もあって、しかも人が通ると動く。
富士山との関連は謎だ(笑)
博物館前においてある石、なんだが、博物館前で金運UP!とかって非科学的な事書かれてもねぇ~と思ったが、
博物館自体がどちらかというと観光客向けの貴石・宝石系の売店の一部、っていう感じだからしゃーないか。
で、その後はここから歩いてすぐの溶岩樹形を見てきました。
樹海ができた時=溶岩で今までの森湖が死滅した時、ってことで、当時の木が溶岩に飲み込まれて、でもそのまま形のみが残って溶岩が冷えて片抜き状態で穴ができていた、っていう事なんですが・・・
・・・しかし、フツーに穴にしか見えんっ!!
これが、天然記念物にいたるほどのそういった学術的にも貴重であるって最初に発見した人ってスゴイですねっ!!
ところで、青木ヶ原樹海、っていうと自殺の名所、迷い込んだら二度と出られない、とかとかって心霊スポットみたいに言われている事もありますが、前述のとおりちゃんと遊歩道が通っている場所もあるので、そういうところを歩けば全然大丈夫です。
ま、遊歩道にこんな看板もあったけどな。
で、今回は樹海内歩いたのは30分もないくらいなんですが、途中、小学生のグループと会いました。
どうやらオリエンテーリングしているらしくて、引率はいなくて小学生のみ5名くらい。
で、道を聞きたい風で、私に声をかけるかどうか?迷ってるらしかったのですが、そのうちの一人が・・・
「あの人(←私の事)の後から、もう一人影が見えたからこっちの道で・・・」とかって言ってたんですね。
・・・ちなみに、私は一人で歩いてきて、後方少なくとも5分以内には誰も来るような人はいないのであった^_^;
いたいけな小学生(爆)が言うだけに、オイオイオイっ、いやねぇ~っ!!という感じであった(爆)
で、道を教えてあげたわけだけど・・・
オリエンテーリングの地図ってわかりにくいねっ!!(爆)
まあ、ゲームだからわかりやすすぎても困るんだろうけどさ。
目標物とかが全然わからん地図でありました。
樹海で、この地図で大丈夫かぃ?オイ?という感じでしたが・・・
彼らの無事も祈りましょう(爆)
で、私のほうは、その後、少なくとも5社は神社に寄ったので、どっかで落ちたと思われます(爆)
あ、でも、どこの神社も現代岡崎型狛犬しかなかったので、まじめ(?)にお参りしてないや、賽銭もあげなかったし(爆)
で、そのうちの一箇所の神社、その名も・・・
『魔王天神社』!!!という、イカす名前に神社でございました。
この後、三島までバスで戻り、新幹線で静岡に帰りました。
が、参院選に行ってなくて(朝、投票してるとギリギリたぶんバスに間に合わないうえに朝イチはお年寄りが大挙してくるので、進みが悪い)なんとか、終了までに投票場に行けるか?とチャリを飛ばしていたら・・・
帰り道で、なじみのブチ男君(←ネコ)に遭遇。
差し入れよこせ~っ!!攻撃を受けて、結局間に合わず棄権になってしまった^_^;
次回からは、もっと余裕をもって期日前投票しておこう・・・と、思ったしだいです。
青木ヶ原樹海は、富士山の噴火によりそのあたりの琵琶湖くらいの広さはあったという湖、ここに溶岩が流れ込み、あらたな地面となり、森になった、という場所です。
わずかに残された湖の痕跡が、現在の富士五湖、というわけでして。
そして、あちこちに大小さまざまな洞窟があり、一部は観光施設として公開されています。
わりと、洞窟好きなので(爆)まずは、風穴に行きました。
マイカーや団体バスもたくさん止まっていて、観光地しておりました。
この階段を降りて、洞窟に入っていきますが・・・
一歩降りる毎に、温度が下がっていくのが分かる・・・
この日は、風穴内温度は0度!!でございました。
暗いので分かりにくいけど、こちらは氷の壁。
昔から、氷とかをここで貯蔵して、夏に使ったりとかして天然冷蔵庫として活用されてきました。
氷柱は、ライトUPされてます。南極~っていう感じかな?
天然冷蔵庫、ってわけで、昔は繭を貯蔵していたそうです。
お蚕さんを半冷凍睡眠させていたわけだ。
木の実も冷蔵保存して、適時持ち出して発芽させ、販売していたそうです。
ブリキ缶に年代を感じるねぇ~
こちらは、ヒカリゴケ。
写真だと分かりにくいけど、本当に蛍光色で光ってます。
実際は、光を自分からホタルみたいに出しているわけじゃなくて、透明な鏡みたいな葉に光が反射して光るそうな。
風穴を出て、いよいよ(?)樹海の中を歩きます。
樹海内には、自然歩道が整備されているので、まーまず道に迷う必要もないくらいです。
樹海の森の、個人的に面白い、と感じるところは・・・
「不安定さを感じる」ってところかな?
大体、普通「森」とか「林」とか「木」っていえば、大きくどっしり、安定していて落ち着く、っていう感じだと思うのだ。
風林火山の、「静かなること林のごとく」「動かぬこと山のごとく」っていうみたいな。
でも、樹海の木々はそれとは違って、不安定で動きを感じるのだな。
っていうのは、たぶん根が大きく露出しているから。
樹海の地面は溶岩で硬いので、根が通常の土のように下方まで張ることができないので、どうしても表面上でグルグルヒョロヒョロしちゃんだよね。
緑色の巨大なヘビ、とたとえてた人もいたなぁ。
なので、木独特のどっしり感に欠けているんだと思う~。
また、木は大きいけど、屋久杉みたいな「巨木」ていうのはあまりないんだな。
そもそも、歴史が以外と浅いから、森としての年齢も若いんだそうですよ。
そして、樹海はコケが多いのだっ!!
幹や根は、ほとんどコケがびっしり生えている!!
こちらはヒノキゴケ。
緑の中を気持ちよく歩けます~♪
15分ほど歩いて、「氷穴」に到着。
ここも、青木ヶ原樹海内の一大観光地なので、人が多しっ!!
こんな感じで、入り口からずーっとぎっしり!!
某テーマパークのアトラクション並みの人列でした。
氷穴は、風穴よりもさらに狭い場所が多くて、中腰で進むシーンもあり、腰に不安のある人はお気をつけ下さい。
場所によっては、中腰状態のときに行列が停止しちゃう場合がありますので・・・
30分くらい行列に並んで、ようやく洞窟の中へ。
こちらも、階段を下がるにしたがって温度がメキメキ下がっていきます。
で、これ、判りますか?
白い丸で囲んだ部分、ここになんと、コケが生えてるんです!!
天井ですよ!!
わりと水分はある(低温だけど)そして、光は案内用のライト、溶岩なのでわりととっかっかりはあり生える事はできる、
ってことでコケが繁殖してるんですよ!!すごい生命力!!
江ノ島まで通じている、といううわさのある地獄穴・・・
なんか「民明書房」で、そーいう話があったような・・・不確かだけど。
こちらも、氷の壁が続きます。
江戸時代は、夏季にここから氷を切り出して将軍に献上していたとか。
ライトUPされた、氷のカーテン。ここ、非常~によく滑ります・・・
だんだん、体が冷えて、指先が痺れてきます・・・
外の売店でコーヒー牛乳を飲んだ。まぁ、普通(笑)
飼い主待ちしているコーギーちゃん。
犬連れの観光客も結構いました。
で、ここから今度は国道沿いに歩いて道の駅の鳴沢まで。
で、売店でおやきを売ってた!!私は、おやき大好きなのだっ!!
ここのおやきは、平たかったです。
長野とかのおやきは、厚みがあって今川焼き(ってわかるかなぁ?)の中身をいろいろにした、という感じだけど、ここのおやきは、お好み焼きの皮と皮の隙間に具が挟まってる、という感じでした。
中身は、切り干し大根。ピリ辛で美味しかったっ!!
すぐ横にある富士山博物館にも寄っていた、無料だし(笑)
中は、富士山の歴史とかもあるけど、わりと鉱物博物館風。
なぜかティラノザウルスの頭もあって、しかも人が通ると動く。
富士山との関連は謎だ(笑)
博物館前においてある石、なんだが、博物館前で金運UP!とかって非科学的な事書かれてもねぇ~と思ったが、
博物館自体がどちらかというと観光客向けの貴石・宝石系の売店の一部、っていう感じだからしゃーないか。
で、その後はここから歩いてすぐの溶岩樹形を見てきました。
樹海ができた時=溶岩で今までの森湖が死滅した時、ってことで、当時の木が溶岩に飲み込まれて、でもそのまま形のみが残って溶岩が冷えて片抜き状態で穴ができていた、っていう事なんですが・・・
・・・しかし、フツーに穴にしか見えんっ!!
これが、天然記念物にいたるほどのそういった学術的にも貴重であるって最初に発見した人ってスゴイですねっ!!
ところで、青木ヶ原樹海、っていうと自殺の名所、迷い込んだら二度と出られない、とかとかって心霊スポットみたいに言われている事もありますが、前述のとおりちゃんと遊歩道が通っている場所もあるので、そういうところを歩けば全然大丈夫です。
ま、遊歩道にこんな看板もあったけどな。
で、今回は樹海内歩いたのは30分もないくらいなんですが、途中、小学生のグループと会いました。
どうやらオリエンテーリングしているらしくて、引率はいなくて小学生のみ5名くらい。
で、道を聞きたい風で、私に声をかけるかどうか?迷ってるらしかったのですが、そのうちの一人が・・・
「あの人(←私の事)の後から、もう一人影が見えたからこっちの道で・・・」とかって言ってたんですね。
・・・ちなみに、私は一人で歩いてきて、後方少なくとも5分以内には誰も来るような人はいないのであった^_^;
いたいけな小学生(爆)が言うだけに、オイオイオイっ、いやねぇ~っ!!という感じであった(爆)
で、道を教えてあげたわけだけど・・・
オリエンテーリングの地図ってわかりにくいねっ!!(爆)
まあ、ゲームだからわかりやすすぎても困るんだろうけどさ。
目標物とかが全然わからん地図でありました。
樹海で、この地図で大丈夫かぃ?オイ?という感じでしたが・・・
彼らの無事も祈りましょう(爆)
で、私のほうは、その後、少なくとも5社は神社に寄ったので、どっかで落ちたと思われます(爆)
あ、でも、どこの神社も現代岡崎型狛犬しかなかったので、まじめ(?)にお参りしてないや、賽銭もあげなかったし(爆)
で、そのうちの一箇所の神社、その名も・・・
『魔王天神社』!!!という、イカす名前に神社でございました。
この後は、バスで河口湖方面に移動。
カチカチ山ロープウェイで山頂まで行ってきました。
東山魁夷画伯の富士山っ~っ!!!
ロープウェイからの眺め。
しかし、海外観光客率が高くて、日本人はたぶん1/4くらいしかいなかったような。
説明に英語もあったけど、中国語とスラブ系言語の人(のように思えた)で、英語母国語の人はいなかった・・・
山頂より。富士山は見えず・・・
遊園地がよく見える・・・
カチカチ山、っていうだけにウサギとタヌキだらけでした。
実際の名前は「天上山」なんだそうだけど、太宰治の小説「カチカチ山」のモデルになった山なので、愛称でそう呼ばれている・・・らしい。
太宰治の「カチカチ山」読んだことないけど、あらすじ読むと結構面白そうですな~。
で、さらに徒歩で本当(?)の山頂にいけるそうなので、行ってみました。
残念ながら(?)野生のサルはおらず・・・
15分くらいですぐ山頂まで行きまして、小さな神社というより祠があった~。
再び、ロープウェイ駅で河口湖側の眺め。
ソフトクリームを食べる、結構牛乳・牛乳していた。
カチカチ山ロープウェイで山頂まで行ってきました。
東山魁夷画伯の富士山っ~っ!!!
ロープウェイからの眺め。
しかし、海外観光客率が高くて、日本人はたぶん1/4くらいしかいなかったような。
説明に英語もあったけど、中国語とスラブ系言語の人(のように思えた)で、英語母国語の人はいなかった・・・
山頂より。富士山は見えず・・・
遊園地がよく見える・・・
カチカチ山、っていうだけにウサギとタヌキだらけでした。
実際の名前は「天上山」なんだそうだけど、太宰治の小説「カチカチ山」のモデルになった山なので、愛称でそう呼ばれている・・・らしい。
太宰治の「カチカチ山」読んだことないけど、あらすじ読むと結構面白そうですな~。
で、さらに徒歩で本当(?)の山頂にいけるそうなので、行ってみました。
残念ながら(?)野生のサルはおらず・・・
15分くらいですぐ山頂まで行きまして、小さな神社というより祠があった~。
再び、ロープウェイ駅で河口湖側の眺め。
ソフトクリームを食べる、結構牛乳・牛乳していた。
この後、三島までバスで戻り、新幹線で静岡に帰りました。
が、参院選に行ってなくて(朝、投票してるとギリギリたぶんバスに間に合わないうえに朝イチはお年寄りが大挙してくるので、進みが悪い)なんとか、終了までに投票場に行けるか?とチャリを飛ばしていたら・・・
帰り道で、なじみのブチ男君(←ネコ)に遭遇。
差し入れよこせ~っ!!攻撃を受けて、結局間に合わず棄権になってしまった^_^;
次回からは、もっと余裕をもって期日前投票しておこう・・・と、思ったしだいです。