УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

沼津港深海水族館でダイオウグソクムシたん

2014-02-04 19:53:33 | グソクムシ&水族館

昨日、あちこちニュースで出てたのですが、私は実は一番最初に「くるねこ大和」さんのブログで知りました、名古屋の大須演芸場閉鎖の知らせ!!
閉鎖って言っても自分から辞めたんじゃなくて、裁判所からの強制執行差し押さえだという^_^;
いやぁ、らしいっていうか、今時珍しいんだろうけど、ここならありかなぁ~、とも思ったりしてね。
私は、丁度一年くらい前に行ったのですが、その時も「いつまでやってるかわからんから、行っとくなら今のうち!!」というノリ(?)で行ったからなぁ・・・
でも、もう一回くらい行っておきたかったよ、っていうか、実は今月末に名古屋へ行く予定があるので(キノコ検定試験を受けに行くのだ)その時に、また寄ってみる予定でいたんだよぉ~!
まぁ、今までに数回、同様の危機に襲われた事もあるこの演芸場ですが、その度になんとか折り合いをつけたり、あるいはお大臣様的にババーンと多額寄付してくれる人が現れたり、とかで、閉鎖を逃れてきましたが、今回は「二度あることは三度ある」というよりは「三度目の正直」的な感じでしょうな~。
ここの席亭さんの書いた本を読んだ事があるのだが(今は絶版かなぁ?amazonでは結構いいお値段がついてますね~)席亭さんは、なんつうかちょっと昔のタイプの剛毅な人っていうタイプなんじゃないかなぁ?と思いました。
この演芸場、普段平日だとお客が一桁、っていうのも珍しくない、運が悪いと客一人なんつう日もあるそうで(運が悪いのはどちらかというとお客の方かも^_^;)これじゃ、普通は採算取れなくて閉鎖されるところを、名古屋での芸の灯を消したくない、という思いでがんばっていた席亭さん始め、関係者や出演者の皆さん。
でも、それなりの名前の知れた演者がやる時は、満員になる時もあるそうなので、そういう時には黒字になったそうなんですが、多分そういう時のお金は、本来なら払うべき「家賃」に回すんじゃなくて、出演者への出演料の方へと優先してまわしてたんだろうなぁ、と思う。
それも、「名古屋での芸の灯を消さないため」でもあったわけかもしれませんが・・・
しかし、いくらそうは言っても、理解ある大家さんであったとしても、ついに年貢の納め時というか、仕方ないだろうなぁ、という気もします。
さびしいけどね、バブルの時代ならどうにかなるかもしれんが、そういう経営方針でも、今はそういう時代じゃないから無理だったのであろう・・・
と、思いましたが、なんでも大家さん自身もやはり「名古屋での芸の灯を消したくない」という理念を持った方のようなので、それなりにちゃんと運営してくれる人が現れれば、再び演芸場を再開してもいい、という考えのようなんだそうな。
で、なんと早速それに名乗り出た人がいるそうで・・・
うーむ、しかしよく知らないけど、この人でどうなんでしょう!?と思う気もする人ですが^_^;;;
落語とか芸とかっていうよりも、お金もそこそこあるし話題性もあるし、っていうノリで手を挙げたような気もするしなぁ、この人・・・
まぁ、支援できるだけの資金もない平民には、成り行きを見守るだけですが・・・
でも、ジギジギさんの芸みてないしなぁ~、また行って見たいものです。

で、本題(?)です。
日曜日に、静岡県沼津市にあります「沼津港深海水族館」にて、ダイオウグソクムシたんに会ってきました。
というわけで、お約束のムシ画像がありますので、ご注意。
しっかし、すごい混雑してました、ここ。
まぁ、日曜だからなぁ、というのもアリですが。
ここの水族館は、沼津港のすぐ横(?)にあって、魚料理関係のアーケード街みたいなのもあるし、わりとこの水族館目当てというよりも「観光の一環」として訪れるお客が多いようです。
団体バスで寄るコースの一部、っていうような感じかな?
この沼津のすぐ横、伊豆半島と静岡本体(?)にはさまれた感じの海「駿河湾」は、日本でもっとも深い湾であり急激に深くなるのが特徴。
そのため、わりと短時間に深海生物が採取可能なエリアまで船で行ける、というわけで、わりと深海生物充実してるんですね~、静岡県の水族館って。

































































・・・ま、ムシ画像って言っても、暗いんで写真としてはこんなモンですが。
で、この水族館での特色は・・・


夢の共演!!これですな(爆)

世界最大の海のダンゴムシ、ダウオウグソクムシと日本最大の海のダンゴムシ、オオグソクムシの競演!!
というか、同じ水槽で飼育している、っていう事なんですがね~。
オオグソクムシもダンゴムシ、というイメージからだとかなり大きいは大きいですが、いっしょにいるとダイオウグソクムシの巨大さがよく分かる、っていうか、知らなければ「親子」って思うに違いない!!という感じです。
しかし、いっしょに飼育しているために、実際はそれほど暗くしなくても飼育可能であるオオグソクムシまで
ダイオウグソクムシの暗さモードにつきあってる(?)ため、見にくいんですよね~。
淡島マリンパークのように実際に触って・・・にはほど遠いし、鳥羽水族館みたいに目の前で角度を変えてみられる、というのでもなし。
話題のダイオウグソクムシをとりあえず「見た!!スゴイ!!」で終わるなら十分かもしれませんが、他ですでに見ている身にはちょいとあまり工夫がなくて物足りないかなぁ?
しかし、実のところすごい混雑で、しかもダイオウグソクムシ大人気でなかなか水槽の前から人が動かず、結果としてよく見られなかった、っていうとこが「物足りなさ」の一番の原因かもしれません。
まーナマのは見にくかったのですが、これは目の前でじっくり見られました。


ホルマリン標本。
やはり、梅酒の瓶?


こちらはオオグソクムシのホルマリン標本です。
この写真ではわかりにくいのですが、全体が青く染まってなんとも幻想的な標本です。
標本と言うよりも、アート作品っていう感じですが・・・
もちろん、これはアート的な意図っていうわけじゃなくて、意図的に骨格部分をわかりやすく染色した事により青くなってるんですね~。
他のもありますが、こういう


普通(?)の魚系は、硬い骨が多いため、そういう骨は赤くそまります。
が、やわらかい骨系は青く染まるので、オオグソクムシは青系になってるそうな。


お土産売り場にも、なんか深海系のヘンなぬいぐるみが多かった・・・

で、この水族館の目玉は、ダイオウグソクムシじゃなくて、シーラカンスだったりします。
シーラカンスの冷凍標本があるんですね~


・・・なんか、新巻シャケっぽいね~^_^;


シーラカンスのウロコに実際に触れます。
なんか、リノウム製の床みたいな感じ。


シーラカンスの魚拓。
指と比較して、大きさが分かりますかなぁ?


初めてシーラカンスが学術的な意味で発見された時のスケッチ。
なんか、かわいいねぇ~


で、なんと、生きたメンダコもいましたっ!!
実物は撮影禁止なので、写真ですが、実際ホントにこんな感じ!!
なんかヨーダかエレファントマンみたいであった!!
飼育が非常に難しいので、展示は「たまたま捕獲されてその個体が死亡するまでの間」というかなりの期間限定なのですが。
このスカートみたいなのをヒラヒラ広げて漂って移動するんですよ、ホントに。
うーむ、まさしく「神様が適当に描いたイタヅラ描きが、ホントにそのまま生き物になっちゃった!!」(by「聖☆お兄さん」)というのがよく判るというかなんつうか。
しかし、まぁ、とにかく混雑していて満足いくまで見学出来なかったので、またそのうち出直してみようと思ってます。


















コメント
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