絵本をひらくと・・・

ここ半年かもっとそれ以上か、地元新聞の有料伝言板に少々気になる投稿があったのだ。
それは「南無妙法蓮華経」と書かれた板を探しています、っていう投稿。
これが、一ヶ月に一回くらいずーっと定期的に掲載されていて・・・
どの程度の大きさなのかとかは書いてなくて、詳細不明なんだけど・・・
うーむ、どういう過程でどういう理由で探してるのか？何故無くなったのか？とか、これまた全然分からず。
で、内心「いくらなんでも見つからないでしょ～・・・残念だろうけど」と、それをみかけるたびに思いつつ約半年・・・
今日、その伝言板みたら、なんと！
「板が見つかりました！ありがとうございました。」と、お礼のメッセージが掲載されていました!!
おぉぉぉ～！なんかよく判らんが、どうやら解決したらしい、よかったよかった・・・
私は、ほぼ毎日この伝言板の「迷い犬」とか「迷い猫」とかの掲載をチェックしてるんだけど、結構老犬が行方不明で、それが定期的長期間に渡り、ずーっと掲載されてる事があったりして、これまた涙、涙だったりするんだよねぇ・・・
以前、私自身もこれで結構お世話になった過去があるしね。
まあ、今回は詳細不明だけどよかったよかった。

で、今日は市立美術館に「絵本をひらくと」という展示会を見に行ってきたよ。
ちひろ美術館のコレクションの公開だそうです。


以前にも、この美術館で絵本の原画展っていうテーマで展示開催された事があって、その時はグリグラがメインだったかな？
今回は、ちひろ美術館のコレクションって事は、＝岩崎ちひろの絵が多いって事なんかな？と思ったけど、確かにありましたが、それ以外の方が多かったかな？
前回は日本の絵本作家作品がほとんどだったのに比べ、今回は海外の作家も多かったです。
少しだけどピーター・ラビットとかかいじゅうたちのいるところとか、腹ペコ青虫とか、霧の中のハリネズミとか、大人も親しむっていうか大人の方が知ってる感じの絵本の絵も多かったねぇ。
で、実は、私は岩崎ちひろの絵とか作品って、嫌いっていうわけでもないけど、それほど好きでもなく興味もなかった（笑）すいません・・・
っていうのは、こーいう絵とか絵本タイプの作品の絵の場合、彼女が主に描いている「子供」の絵よりも「動物」の絵の方が好きだから、っていう理由だけですがね～（爆）
ようするに、人物画よりも動物の方が好きという、単にそれだけでございますが。
で、今日は日曜のせいもあるか、結構賑わっていまして、半数以上は小さな子どもをつれたご両親という観客が多かったです。
館内には、実際の絵本も沢山展示されていて、それを実際に手にとって読むこともできるわけです。
原画は触れちゃだめですがね～。
なので、その場で絵本の読み聞かせをしている親子も多数いましたが、だからと言ってなんか騒がしくないんです。
子供比率が多いわりには、あの子供独特の超音波で叫ぶ子とか、場内走り回って遊ぶ子もおらず、なんかみんな無言じゃないけど静かでおとなしいんだよねぇ～、うーむ親の教育がいいのか、それとも絵本に魅力があるのか??
会場一角には、靴をぬいで本格的に座り込んで遊びながら絵本を読むみたいな、保育所みたいなコーナーもあり、こちらも大盛況でしたが、騒がしくはなかったですねぇ、不思議です・・・
作品の方は、絵本だけに(?)規定の手法に囚われないっていうか、いろいろ冒険あり実験あり、という感じで面白い。
走り書き、落書きみたいに見えても、そこには画家、作者の読み手の子供を意識した意図が見えてくるところが面白かったですねぇ。
しかし、元々が絵本の原画だから大作っぽい大きな絵は少なくて、どちらかといえば小さめが沢山という感じなので、混雑してるとすぐ渋滞ちちゃうところがな～、仕方ありませんが。
なので、あまり細かくは見てこなくてざーっと、という感じになってしまいましたナ。

スズキコージさんの原画(?)作品の大胆な展示～
これは撮影禁止になってなかったから、撮っていいんだと思ったのだが・・・


おまけ。駐輪場で隣に止めてあった自転車にこんなステッカーが・・・ないすっ!!