今日の地元朝刊の1面です!
この新聞社は、エスパルスよりもジュビロよりなんだよね、実は(笑)
横に家康くんがチラッと載ってますが、社評にはしっかり「温度差を感じる市民がいる」と、書かれておったな~
この新聞社は、エスパルスよりもジュビロよりなんだよね、実は(笑)
横に家康くんがチラッと載ってますが、社評にはしっかり「温度差を感じる市民がいる」と、書かれておったな~
さて、最近買ってみたマンガの紹介です。
いずれも、本屋で見かけて、なんとなく買ったという感じでございますが・・・
水族館で働くことになりました
題名のとおり、水族館に飼育係として就職した、新米飼育員女性の奮闘記!という感じのマンガです。
よく、中高校生向きに「●●になるには?」みたいな職業案内的本が出ていますが(これ、結構大人が読んでも面白いと思う~)そのマンガ版という感じです。
東京スカイツリーにあります、すみだ水族館が舞台で、主人公とかはフィクションだけどネタ的にはノンフィクション的なマンガかな?という感じ。
水族館で働くことに憧れている若い皆さんにはいろいろ面白いと思う。
確かに、面白いっていうか、「命が一番の職業!好きなことを仕事に出来る喜び、反面、何かを犠牲にすることがあるのだ。」っていうのには共感だねぇ・・・
学校の先生の子供にグレる子が多い(あくまで一般論ですが^_^;)っていうのを思い出しましたねぇ~。
すみだ水族館、まだ私は行ったことがないのです。
スカイツリーの中のビルの中、都会的水族館っていうとサンシャシン水族館とか、海遊館とかをイメージするんだけど、そーいう感じかなぁ?
一度、実際に行ってみたいと思います、なんとダイオウグソクムシもいるらしいぞっ!!
で、主人公は海獣チーム、魚以外のオットセイ、ペンギンの担当なので、そちらのエピソードが多くて魚とか無脊椎動物系のネタがあまりない・・・
最近、鳥羽水族館のブログの特にもりたきさんの書き込みで、無脊椎動物好き~♪状態の私には、ちとその点が物足りんなぁ。
チンアナゴネタはあったけどねぇ。
まぁ、ドラマというかマンガ的にネタにしやすいのは、やはり個性とか表情がある(?)動物の方がいいか・・・
と、まあ、わりと好感度の高いマンガなんですが、唯一というかかなりというか、絶対的に気になったところが一箇所ありました・・・
って言うのは、主人公の女の子が水族館に就職するために面接に来た時・・・
水族館好きを、ナマというか素でアピールしちゃうのはよいんですが、面接官に「あなたは自宅でカメを飼ってるそうですね?」って聞かれたんですね。
なんでも、雨の日に家の前の道を歩いているカメを見つけて、車にひかれちゃうんじゃ?と思って連れ帰って飼ってるということで。
で、驚くべきことに、彼女はその自分が拾って飼ってるカメの種類を知らないんですよっ!!!あ、ありえなーいっ!!!
これが、「クサガメっぽいのですが、なんだかウンキュウにも思える特徴があって・・・」とかで判らない、難しいと言うのなら判る。
全く、調べもせずに名前もわからずただ、カメだからって飼い続けている人が、水族館の飼育係になりたいっって?
うーん、私が面接官ならダメです、速攻ダメ出しします。
だって、自分が縁あってまぁ好きじゃなくても飼うことになった、特にカメ好きじゃなくても生き物好きでそういう仕事をしたいっていうのなら・・・少なくとも、調べようとしませんか?
だって、その方がよりそのカメにとってより良い飼育法とかが判ることになるんだからさ~。
同じカメでも、もちろんリクガメとヌマガメじゃ飼育方法や環境は全然違うし、同じヌマガメ系統でも、水量の違いとか種類によって好みがあるんだからさ、「種類はわかりません」とだけしか答えられないようじゃ、ダメでしょ!
うーむ、完全にこれは作者のミスだな!と思う。
真に動物好き、興味があるならこういうことはないであろう、っていうかこの女子はひょっとしてこのカメに対してはあまり愛情が無いのかもしれませんね。と、思えてしまいますねぇ・・・
でもまぁ、飼育係をやってるひとり暮らしの人が飼うペットとしては、カメが向いてるかもねぇ・・・
時間不規則で、ある程度放置も可能っていうのは犬猫鳥では難しいだろうからさ~。
で、これ一巻で終わりみたいなんですね~、もっと続けば、他の魚類とか無脊椎動物ネタが出てきたかもしれませんが・・・
まぁ、TVドラマ的な水族館飼育係マンガっていう感じかな?いや、悪くはないんだけどね。
日本のことは、マンガとゲームで学びました。
「北欧女子オーサ・・・」のブログにもちらっと紹介されていて、また彼女のマンガ「さよならセプテンバー」の日本語訳監修をした、というアメリカ人男子、ベンジャミン・ボアズさんの本です。
彼が原案で、それを日本人の漫画家さんがマンガにしている、という感じ。
印象としては、「ダーリンは外国人」シリーズに似ているかな?という気もするが、こちらの方はかなり日本に特化されています、特に日本のサブカルに(笑)
ダーリン・・・のトニーさんも、確かに日本好きなんだろうけど、いろんな国、言語がある中でも日本がわりと好き!に対して、このベンジャミンさんはとにかく「日本!日本!日本!!」という感じです。
北欧女子のオーサさんもそうだけど、どうしてこれだけ外国人である彼らが日本の、特に私たちにも身近であるマンガにそれだけの情熱を持つのか?っていうのがよく判るというか。
また、日本人では当たり前の「マンガを読む上での約束的」なことが、日本人じゃないと全然当たり前じゃなくて判らない!とかっていうのになかなか逆カルチャーショックでしたよね。
日本語は元々、擬音語・オノマトペだったか?が多い言語らしいんだけど、マンガはそれが著明らしいです。
「シーン・・・」って書いてあったら、それは「無言」とか「沈黙」的な意味だって何も疑問に思わなかったけど、ベンジャミンさんからすると、「無音」なのにそれを音で表現している!というのが驚きらしい。
ボールの転がる音を表現する、コロコロ・・・確かに、実際にそんな音はしないけど、確かにコロコロとあればボールが転がってるのだと判る。
視線の表現「ちらっ」でも、その文字のデザインとか大きさだけで全く意味が異なるとか。
そ〜言われればそうだよね!って思うところが実に多かったですね。
日本人(主にオタクの)恋愛観と、アメリカのおタク傾向な人であっても恋愛観がなんか違うとかも面白かったですね~。
デートを申し込んだら「あ、ごめん、私レズビアンだから」と振られるアメリカ社会^_^;;
妊娠と結婚は別問題じゃ?と思うアメリカ人、このあたりは日本の婚外子の差別と密接に関係してるんだな~とかと思う。
麻雀で、日本語の会話能力を身につけた!という話も、うーむそう言われれば判るね!
っていうのは、自分を時間的にも能力的にも追い詰めた状態で言葉を使うことに慣れることで、結果普通の会話なんてチョイチョイになる!っていうこと。
これは、よく判る・・・私が史上最高に英会話能力を発揮したのは、ロシアで財布落とした時だったからな(爆)
でも、その財布帰ってきたんだよ、なんと。現金は綺麗さっぱり抜かれてましたが、帰りの新幹線の切符とカードが帰ってきただけでもう御の字!!でございました。
あと、外国語を学ぶには「それが好きであることが必要!」っていうのも説得力がある!
もちろん、彼も日本語を学び、日本に来て、いろいろ大変だったこと、辛かったことも数多くあったであろう・・・
そのほんの一部しか、この本では紹介はされていないんだろうけど、それでも「好き」のエネルギーはすごいなぁ!と思った。
それだけ、日本のことを好きになってくれて、本当にありがとう!と、日本人の端くれとしてお礼を言いたくなる本でございました。
あと、この本、ベンジャミンさんが実際に強く影響を受けた数々のマンガやアニメ、ゲームなんかがちゃんと実例で紹介されているところもすごいなぁ、と思った。出版社、頑張ったねぇ~とも(笑)
これが、もし日本人が自分のことを書いたまんがだったら、多分伏字とか目を隠したりとか、実名が判るけど出さない的な表現にすると思うけど、ベンジャミンさんは多分そうしたくなかったんじゃないかな~?と思う。
うーむ、なんか麻雀やってみたくなりました(爆)