УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

『レッドタートル ある島の物語』

2016-10-01 21:34:28 | 映画

蒲田君です。

実は、明日でお別れです。
明日、静岡市の動物愛護館で開催されます「動物愛護感祭」の子猫譲渡会に参加してきます。
その後は、依頼元の方のお宅に戻る事になりました。
明日は久しぶりに兄弟の鎌倉くんとも再会です。
残りの品川くんとほたるちゃんは、ただいま新しいお宅でお試し中です。
キャットタワーも用意していただいて、そのお宅のお嬢さんとも仲良くやっているようです。
しかし、4兄弟でうちにいた頃はすぐ隠れてしまってた蒲田くんでしたが、一匹になったらとても人懐こくなりました。
あー、私としても貴重な「触れる猫」(爆)がいなくなってしまうのは寂しいものがありますが、どうか蒲田くんも鎌倉くんも良いご縁がありますように・・・

でもって、今朝ショックだった事は、土曜の朝の習慣でもある朝5時からのラジオ番組「メディカルストリングス」
なんと、今まで30分間だったのに15分の短縮版になってしまったよ~、哀しい(´;ω;`)
とてもいい番組なんだけどなぁ~、でもまだ聞けるだけいいか。

でもって、昨日はこれを見てきました。

『レッドタートル ある島の物語』予告


ジブリの名もありますが、ジブリが制作したっていうよりはプロデュースとか日本での配給にジブリが関わってるっていう事だろうね。
カンヌ映画祭でも賞を取りました、ってことは結構「クセ」ある作品だろうなぁ、と予想してしまう私(爆)
予告からすると、無人島に漂着した男、そこに後から女性も漂着して二人だけで暮らす事に・・・
っていうのだと、つい私は山岸凉子の「グール(屍鬼)」的展開を予想してしまうんですが(爆)
まー、それはともかく、なかなか絵的には面白い。
背景は、そのまま止め絵にして額に入れれば美術館に並びそうな描写的な背景画に、キャラクターはセル画的なんだが「目が点目」なんですよ!
今思い返すと、これってキティちゃん目だっ!!とも思う。
キティちゃんのあの目、実はキティちゃんはかなり無表情なんですが、それはデザイン的に最初から計画されたモノであり、その意図は「見る人によって無表情な中に自分の感情を反映してそれぞれの感情を同じ絵から感じることが出来る」っていう意図でそうなったという話を聞いたが、それを思うとこの作品のキャラも同じ意図があるのかも。
点目なんで、表情的にはあまり変化はないはずなんだけど、判るっていうか、「こうなんだろう」と私は思う、でもよく考えるともしかしてそれは私だけであって全然違う感情をそこから読み取る人もいるのかもしれない、という感じ。
話の方もキャラ絵と同じく淡々としている感じで、無人島でのサバイバル、社会への復帰を諦めない!っていうよりは食べ物には不自由しない亜熱帯っぽい島でそれなりに馴染んでいく人っていう感じ。
苦心苦労しつつ人間界に戻るのがハッピーエンドって思いがちなこういう展開なんだけど、単にそれだけじゃなくて、人間ってとりあえず生きていくだけに困らない食べ物と、本当に心通じる愛するごくごく少数の人がいる、それだけで生きていけるんだなぁ、っていうか実はそれこそが一番幸せな理想の生活なのかも?って思ってしまったりする。
「食う寝る遊ぶ」でいいのか判らんけど、それだけで起きてから寝るまでで終わる日々。
退屈かな?どうかな~?世間と社会との完全なる断絶・・・
好んでは皆しないと思うけど、それしか生きる道がなければそれなりに順応しちゃうのかもなぁ~、という感じ。
あ、これフランス映画なんですが、どこかそういった「決着をしっかりつけない」っていうタイプがフランス映画っぽいかな?という気もなんとなくしましたねぇ。
見る人によって、その人の心の底にあるそれまでの意識や知識や培ってきた生活とか主張とか、そういったモノをこの映画を手がかりに心のそこから引っぱりあげてきてそれと向き合ってみたくなるような映画でしたね。
「何度もリピートしたくなる」というよりは、また5年後いや10年後にまた見直してみて、その時と過去の時の自分の感想とかとを比べてみて、どう変わったか?どこは変わらないのか?っていう違い、つまり自分自身の成長なり変化なりを気づかせてくれる映画っていうのかね。
ただ、私はどーしても主人公が好きになれないっていうか生理的嫌悪感を感じてしまうんですが。
年月経てば、私の彼女のように彼を受け入れらるようになるんかねぇ??
あ、そーいえばこの作品時々「日本語字幕付き」上映があるそうなんですが・・・
字幕の前にセリフほとんどないじゃーん(爆)叫んでるシーンくらいのような~
あ、効果音とかを文字にするのかなぁ?波の音とかさ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする