УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

オペラ座の怪人、観てきました。

2018-08-19 17:43:08 | 日記



なんか涼しくなった(と言っても30℃くらいだが)と思ったら、蚊に刺されるようになりました。
もしかして、今年は刺されないなー、と思ってたんだが、暑すぎたせい??

で、今日は劇団四季のオペラ座の怪人静岡公演にいきました。
さすがにS席はほとんど残ってないが、それ以外は見やすい日曜昼間の時間帯なのに当日券が出てました。
が、実際入ってみたらほぼ満員!って感じでした。
私は一番安い席、ほぼ天井桟敷席で観ました。
S席の30%くらいの値段なんだよー。
何せ、これで5回目、劇団四季のは3回目なんで、全体像が見やすいへんな席にしてみたよ。
しかし、会場が古いんで座席が狭いんだよねー。
しかも、前の列に座っていたご一家がよく揺れる^_^;;;
頭や身体をよく動かすので、気が散ってー!!
観劇のマナーは、出来る限り身体や頭を動かさない、背もたれにちゃんと寄りかかり、前のめりにならない、とかあるんだけど、まああんまり舞台を観る機会がないからマナーとか知らないのだろう、つうか飽きちゃった?的空気がお父さんと息子からムンムン立ち昇ってたよー。
無理しないで、そーいう時は早よ帰れや!!

で、オペラ座の怪人自体は以前にも数回書いたんで重複は避けるが、何せ17年ぶりなんだが、曲の順番とかメロディとかはCD聴きまくってたんでほぼ覚えてる(ロンドンで初めて見た後、直行でCD屋に駆け込んで書いました)
しかし、演出とかは、そーいやそうだったなあとかと記憶をほじくり返す感じ。
あ、そうそう、オペラ座のボックス席が外に作ってなかった!
幕開けたら、舞台の中にあったけど。
他には地下水道を行く時、オリジナル(?)では、ドライアイスの下から燭台がせり上がってくるんだが、静岡の会場舞台にはせり上がりの設備はないんで、どうだたかなー?って思ったら、横からスライドして来た!おおー、そう来たか!って、多分17年前にも思ったに違いない、自分!(爆)
あとは、幕間というか第二幕始まる前にメドレーみたいに曲流すんだが、なんか巻いてない?って感じでありました。
で、前述の飽きた様子の親子もそうだが、結構よく分からなかった?的感想を終了後話してる人がちらほら。
これ、多分歌詞がよく聞き取れなかったんじゃないかなー?
日本語訳上手く訳してはいるんだが、それをセリフのように聞き取るにはちょっと難しいかなー?
字幕があれば違うかもしれんが。
まあ、スジ的にはシンプルだし、ちょっと調べればわかるはわかるけどねー。


で、なんと!静岡限定グッズ!!
Mt.Fujiファントム!!(爆)

まあ、鰻ファントムとかサクラエビ・ファントムよりはいーか。
し、しかし、もしかして全国あちこちで公演してるオペラ座の怪人であるからして、各地各地方に限定地元ファントムがいたりして??
仙台なら伊達政宗ファントム、東京なら東京スカイツリー・ファントム、札幌なら時計台ファントム、京都なら舞妓はんファントム、大阪なら食い倒れファントムとか??
と思ったが、静岡以外では無いのか見つからなかったー!
目指せ、ご当地キテ◯!のノリですなー。

で、オペラ座の怪人、地元デパートでコラボ企画もしていて、


舞台衣装とか小道具を展示してたり。


レストランやカフェではコラボメニューがあったり。


まあ、ファントム・ティラミスはいいとして・・


ファントム和食セットとか、蕎麦セットとか炒飯セットとか・・
さわやかとか、はなまるうどんとかはやってないようだが。


終いにはこんなんも!

すっかりファントム大喜利状態と化しているしぞーかなのでした。
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『インクレディブル・ファミリー』

2018-08-19 07:00:49 | 映画
いやー、涼しいですねぇ、って言っても29℃ですがね。
30℃だと「それほどでもないか~」って感じてしまう今日この頃。
このまま、秋になってくれればいいんですがねぇ・・・そうもいかんか。

で、金曜に見てきました。

「インクレディブル・ファミリー」本予告(吹替え版)


前作が2004年公開だって?結構前なんだね~。
前作もかなり面白かったんで今回も期待してましたが、期待を裏切らない仕上がりでした。
知らないで見に行ったんですが、監督がアイアン・ジャイアントの人なんだ~っ!!
前作もそうだけど^_^;
なんつうか、レトロフューチャー的なデザイン感覚が良いですね。
最初のディズニーやPIXERのロゴからそういう感じで統一してあって洒落感がありますな。
絵柄的にも文句なし!
前作の時は、PIXERで本格的に「人物」を動かすCGアニメの第一作目だからどうかな~?って思ってたんだが、それが見事な出来栄えでとても関心しましたが、今回はその点ではすでにクリアー!なんですが、絵的以外にもこのシリーズは脚本的にもかなり完成度が高いので余計(?)に問題ナシ!!ですな。
日本語吹き替え版のみ、でしたが、こちらも問題なし!!
三浦友和や黒木瞳、綾瀬はるかなんかは全く問題なし!!
いやぁ、三浦友和上手いわっ!!
昔は二枚目王子様系役者で売ってたとは思えないほど(笑)ギャグも笑いもOK!!ですな、役者やね~、役者だけど。

で、映画本体の話になるとネタバレが入ると思うのでご注意を。
いやぁ、今回も脚本上手いわ、ホント。
現在のアメリカ・日本もそうだけどの現状の問題を笑いを含めてそれを取り入れるのが上手いわ。
男性的役割、女性的役割、それが逆転した時のそれぞれの戸惑い、それに対し母というか女性は対応が早いけど男性は遅くて、不器用、でもプライドは高い的意識。
それぞれがそれにちょっとつっかかるような言動をつい無意識にしてしまうが、本人は気づいていない、無意識だから、でも観客には演出としてわかる、っていうとことかね~。
そして、敵の設定も上手い。
思うに、なんかこういったヒーロー、勧善懲悪的な面がある作品で裏ボス、真のボスが女性であるってあんまり無いような気がする。
大体、女性敵キャラって露出多め、色気多めでボスのそばに狛犬的にいる「絵的サービス」的だったり、あるいは正義側との間で揺れて結果的には寝返るキャラとか、そういうパターンであんまり「自分の信念」を持ち、またそれを貫くために小細工っていうかいろいろ根回ししたりしてっていうキャラはあんまりいなかった気がする。
今までの普通のこーいうアニメとかフィクションものなら、大体黒幕は彼女の兄貴、って事になるし。
女性って本格的な悪役っていうか敵役になる事もあんまり無かった、っていうのは「正義ヒーローは男性である」っていうのの定説と結びついているような気がします。
主人公が男性だから、悪役も男性、っていうのが今までの無意識な定番であり、その悪役が女性だと正義としてちょっと貫きにくいというか「弱いものいじめ」的な意図をどうしても感じてしまう、っていうのが裏のフェミニズムっていうか男女差別につながっているような気がしましたが、今回はかなり本格的に敵役でしかも彼女のその信念の理由や由来が説得力があり、一理あるのでそのあたりが今までのディズニー的なのと違うような気がしましたな。
女性=か弱い=守るべき存在=悪いわけがない、的なお約束を通用させなかったというかね。
この映画なら、大人でも子供でも時間もお金も無駄にしたって思うことはまずなく、表面的には楽しく面白くスキッ、スカッとするし、反面内面的には深くみればフェミニズムや男女の性差役割とか無意識な常識的なこだわりを考え直すきっかけにもなる、良い映画だったと思います。
今年のアカデミー賞アニメ長編部門は決まりかな?ってそれほど他を見ているわけじゃないけど。
私は、ヴァイオレットがお気に入りだったので、彼女がちゃんと前作で成長して、でも成長しても今度は次の問題が来て、でもそれに対してもちゃんと向かい合ってさらに成長していってるのがうれしかったですねぇ~、すでに母視点(笑)
大体こーいうシリーズになると、前作でクリアーしたはずのそういった性格的とか心理的な問題点がまた「振り出しに戻る的扱い」になってる事が多いのでね。

短編の中国の饅頭アニメもなかなかでしたね~。
一般的な心理傾向として母と息子の関係としてわかるわかる!って感じでしたが、あーくるとはね。
いや、ラストはほっとしましたが。
なんか、ゴヤの『我が子を食らうサトゥルヌス』を思い出したが、あれとはまた違うか^_^;
あと、エンドロールに「ジョン・ラセター」の名前を見て・・・ちょっと複雑な気分に。
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