図録2500円くらいだったかなあー?
縄文トートバッグとセット価格3000円で買いました。
図録、買った方が良いですよー
今日は火星がよく見えた。
で、縄文展続きです。
今回の縄文展の見どころは、縄文国宝が一堂に!とか、全国から土偶が集まる!とかありますね、で、まあそれはだいたい予想はついたんですが←偉そう
あー、この観点からは初めてだわ!って思ったのが第3章の『美の共演』
縄文時代とだいたい同時代の中国や東アジア、西アジア、エジプト、ヨーロッパの遺物と比較した展示。
日本史と世界史、今のカリキュラムはどうなってるかは知らんが、私がほんとの学生だった頃は完全に別物の科目でありました。
世界の動きは他所の事、日本の歴史は日本の事、みたいな印象が昔からあったんだが。
まあ、日本は島国だし中国から沢山影響は受けてはいたけど、中国の政治とか都合に合わせられてドタバタさせられる、とかはあまりなかったように思う。
向こうも、大陸で何処から敵が来るか、何処が敵になるかわからん状況下に自分の国があるのにわざわざ海越えて小さな島国に干渉するほど余裕もひまもなかったんだろうなあ。
と言う感じで、今まで見てきた縄文展示のほとんどは、日本国内限定、国内視点で地域性とかを見ていたように思う。
それを世界史規模に視野を広めてみたら?って事で。
まー、一言で言えば、世界地味!日本デコデコ!!ですな(爆)
もちろん、絵や模様つけたり刻みこんだり、の土器はあるけどあんなにデコデコしてるのは日本だけ!(爆)
しかし、その日本も弥生時代に入ると土器はシンプル実用的になっていく・・
他の世界の各地では、当時はもう農耕が主となり、権力者が出てきたりとか、土器も専門の職人による大量生産体系とかになってたらしいから、日本の弥生や古墳時代的な感じだったんだろうねー。
農耕文化とか、身分とかも土器の変化に影響したと思うけど、私は更にそこに日本人の新し物好きとか舶来好きもあるのでは??と思ったりしました。
外国のモノ、思想は素晴らしい、日本独自のは古臭い、ダサい、だからとっとと舶来文化に乗り換えよう!的な日本人気質が昔からあったんじゃないのかなー?とか。
世界各地の遺物も展示できるのは、さすがトーハク!
自分ちのコレクションでまかなえるんだろうなあー、って思ったら、西アジアとかエジプトとかのは他からの借り物が多かったです。
まあ、大英博物館ほどアコギな事はしていない、って事か^_^;;;