
試験終わりました。
昨日が3科目、今日は1科目で昼前には終わったので柿田川に行きました。

三島市のとなりの駿東郡清水町です。
柿田川は最も短い一級河川、さらには四万十川とかに並ぶ日本三大清流、の一つだそうで。

写真だとわかりにくいけど、ここから湧き水が湧き出していて、砂がボコボコしてます。
恐ろしい程透明で、まさしくAQUA!!って感じだな。
海の水より透明度が高そうなのはやはり淡水だからかね?

何箇所かボコボコ湧き出してますが、ここが一番の源。
富士山の雪解け水が地下に潜って、染み出してくる場所がここなんだそうで。
なんでも富士山からここまで40年間かけて水が来るとか。
水温は常時15℃。
この水が狩野川に合流し駿河湾に注ぐ、駿河湾でしかサクラエビが獲れないのは、このあたりに原因が?という話でありました。
現場に、説明係してくれている方がいましたが、公共の役所とかからの関係ではなく、この柿田川の保護運動に携わっていた叩き上げ(?)の方で、なんか熱意が違うわ、臨場感大爆発!的な説明で聞き入ってしまうのでありました。
昭和時代には、この豊富な綺麗な水のためにこの地に紡績工場が作られ、汚水を川に垂れ流していたため、ものすごい状態に。
憂いた地元の人たちが訴えても、行政は雇用と法人税とかの大人の事情で及腰。
上が動かないなら、自分ちでやらまいか!(いや、東部ではやらまいか、じゃないか)で、ナショナルトラスト運動を展開、工場は移転させ、清掃保全を行い現在に至る・・なんですが、いやーそれでここまで美しくなるとは!



まるで宇宙みたい!

紡績工場か作った井戸跡


伊豆ジオパークの構成要素でもあります。

ガイド施設近くのお稲荷さんに置かれていた謎石。
前回行った時はカワセミいたなあー。
国1のすぐ脇に、こんな別世界があるなんてねー。