
今日、傘盗まれた_| ̄|○
いや、全然高い傘じゃなくて、骨に錆びがちょいちょい出てるような傘ではありましたが・・
苔色、もといダークグリーンの傘だったんだよぉ。ぐすん。
しばらく長傘はビニール傘だな。
で、上野・トーハクの縄文展の続き。
後半シリーズの最初は、ついに出ました!
前代未聞の、縄文国宝全6点がここに初の終結!ってわけで、展示室はこの6点の国宝のみ!
内装も、他の部屋は白が基調に対し、国宝部屋は赤!です、プレミア感出てます、出てます!
まず一番入り口に新潟からの火焔型土器!
思ったより小さかったなあー。
しかし、その前の部屋に大量の火焔型土器が鎮座してましたが、それと明らかにここが、これ!って感じはないねー。
かえって、何故この一点だけが国宝で、他は国宝じゃないの??って感じ。
でも、これは国宝の選択基準が単に見た目じゃなくて考古学的な意義とか意味合いによって選定されてる、ってとこにあるのかなあ??
そして、国宝土偶、北海道の中空土偶・かっくうさん、青森の合掌土偶・いのるん、山形の縄文の女神、長野の縄文のビーナス、仮面の女神が並びます。
それぞれ一体づつ縦長のガラスケースに入り、周囲360度グルグル周りながら観客は鑑賞するのだ。
私が直に見た事あるのは、合掌土偶だけで他はお初!
本とかで見たあの土偶が本当に目の前に!!
縄文のビーナスのお尻はハート型でありました。
どれもほんとステキ!
写真だけではわからない細かい文様とか、絶妙なバランスとか、さすが国宝!ですな。
いつかまた、それぞれの故郷の場所で彼女たちに謁見させていただきたいものです。
で、会場と少し離れてるんだが、東洋館の地下のシアターで縄文展に合わせて「美のはじまり 土偶」という、土偶をテーマにした映像が公開されているのだ、別料金だが。

よくわからんが、まあ見ておこう、と思いましたらバーチャルリアリティ的な土偶映像でした。
ナビゲーター役にしゃこちゃんこと、亀ヶ岡の遮光器土偶と、さらになんと生の人間がコラボして掛け合いながら国宝土偶の映像を流す、という。
この生の説明役の男性の声がよく通り、まるでミュージカル俳優さんみたい!でした。
単に説明ではなく、感情、お笑いとかも入れての話芸!
で、映像はとてもクリアで生で先程見てきたにもかかわらずに、またつい「はあぁ〜」と、ため息ついちゃうくらいの美しさ!
展示場ではたしかに360度見られるけど、下からとかはこの映像で初めて見ましたよー。
鑑賞ポイントなんかも、要点掴んで説明してくれているし、ドラマチックな生ナレーションで自然に気分も盛り上がるのでありましたー。
TOPの画は国宝土偶の立て看で、各々の推し土偶のタスキをつけて一緒に写真を!という企画でしたが・・
いやー、どれが推しなんて決められないですよー、ほんと。