茨城の水戸に来てます。
やはり、水戸は納豆ですなあー。
で、今日は大串貝塚に行きました。
水戸駅からバスで20〜30分くらい。
貝塚跡地一帯は公園化されており、その一角に埋蔵文化財センターがあります。
入場無料です。
この公園のコンセプトは貝塚、貝というわけで、建物や広場は貝のような円や曲線を意識したデザインになっているそうな。
では、早速入ってみよう!と、思ったら・・
何っ!?ネコが入ろうとするっ!?
まるで尾道の美術館のようではありませんかっ!!
と、扉開ける前からテンション上がってますが、残念ながら周囲にネコの姿は無く・・
しかし、なんかこのネコイラスト、ビミョーだねぇ^_^;
芸術家を装った怪しい人的雰囲気が・・
まあ、入ってみますと、
なんすか、この気の抜ける、カールおじさんみたいな土偶というか土器についてる顔型部分らしいけど・・
土偶というより、埴輪系の雰囲気かな。
土器は、模様を表に刻んだ感じで加曽利E式に近い感じ?
デコ感は皆無。
ちょっと八ヶ岳風もあり。
なんか、この手の穴見るとビー玉入れたくなってしまった^_^;
井戸尻考古館参照
土偶も少しありました。
うーむ、なんか記憶だけで山形土偶真似してみました!的な。
おにぎりの顔面センター?
つうか、そもそも顔なんかこれ??
妊娠中なんで、お臍が広がってる状態?
臨月間近で、妊娠正中線くっきり!
貝塚カーペットみたいな感じ。
縄文の四季をこういった半立体イラストにしてます。
ちょっと劇画マンガ的で、こういう画風で縄文絵は珍しいような。
そして・・
えっ!?イヌも獲物扱い!?
お隣千葉の加曽利貝塚では、丁寧に葬られてたけど、大串貝塚では食べてたんかーっ!?
こちらは弥生土器。たしかに型は違うが、模様だけみると縄文でも通用しちゃいそう。
実際の貝塚断面が見える施設もあるが、保存のため鍵かかってます。
コンクリで固めてあるのかなー、これ??
縄文の復元家屋
上が縄文、下が弥生・・
ビミョービミョー
こちらは古墳時代。
そーいや古墳時代の展示って古墳だけあって古墳からの出土品が多いけど、庶民とか民家とかの展示あんまりみないねー
非常食・・((((;゚Д゚)))))))
公園中央には、高さ15mくらいのダイダラボウ像が。
このあたりでは、ダイダラボウと呼ぶらしい。
静岡ではダイダラボッチだが。
この像、内部に入る事が出来て、左手掌部分が展望台になってます、狭ーい!けどね。
こんな風景が。
こんな風景も・・神社風トイレ
さり気に縄文土器も・・
で、ダイダラボウ。日本全国に、この巨人伝説が残されているそうで、で、各地で呼び名があるんだが・・
京都では愛宕法師だって!愛宕神社と関係あるのかな?
九州地方の百合若大臣も気になるねー!
大阪の茨木童子って、酒呑童子の一味じゃなかったか?
北海道ではコタンカラカムイって、アイヌの伝説にも同じような巨人ネタがあったんだろうねー。
茨城県内だけでもこんなに呼び方あるそうだが、大田魔神って、プロ野球選手のニックネームみたいだね!
さらにダンデエさん・・ダンディを田舎っぽく呼んだような・・
園内に池があり、ダイダラボウの足跡池という名前らしい。
きっと昔からそういう愛称で呼ばれてる池かと思ったが、
よく見たら、足の裏の形に成型されてる作られた池みたい。
なんか海の側の料理屋でハマチの刺身が出て、おー今朝水揚げされた魚?と思ったら実は養殖ハマチだったみたいな、勝手なちょっとガッカリ感。
そして、ダイダラボウの腰掛けている下の建物内にはこんなのが!
魅惑の土偶ルーム!?
土器土器しながら入ってみたら・・
巨大ミミズク土偶と
巨大ハート型土偶と、
巨大遮光器土偶が!
足元に280mlサイズのペットボトル置いてみた。
なぜか全面鏡張りの部屋の三面に、この三体の半立体土偶が張り付いていて、中に入るとストロボライトがチカチカと瞬くのだ。
・・どーいう意図なんだろうか^_^;
これ、三体とも茨城とは関係ないよーな^_^;
オリジナルは全て東京国立博物館にいるし・・
まあ、縄文つながりだから??
壁にも縄文土器模様。
外に止まってた自転車のカゴとか荷台に、なんかどう見ても最近のじゃない瓦みたいなのが積まれてましたが??
その後、一匹だけネコにも遭遇!