観てきたよ〜
なんかネタバレ厳禁、まともに感想書くのもなんかなー?って雰囲気なんで、まだの方は読まないでね。
そんなにネタバレ書くつもりはないけど。
私は最近の(と言ってももはや10年以上前?)の宮崎監督作品には否定的で。
千と千尋の神隠し、までだなー。
後は描きたい物語と描きたい,と言うか動かしたい画とのバランスが悪すぎて嫌悪感を抱くほどでした。
ハウル・・は、先に原作読んだのが不味かったのかもしれんが、原作の意図を無視で単に城を動かしたいだけだろ!って感じだし、ポニョも台風が近づき波が高い海沿の道路を何故わざわざ子供を乗せた車で疾走するのか→単にそのシーンを描きたいだけで理由がない、カリオストロの城の冒頭カーチェイスならわかるが。
風立ちぬはもはや意味不明だったしなー、って感じでした。
で、今回は千と千尋・・に近いた感じで、悪くはなかった。
わけわからないって感じがあるにはあるが、なんとなく解釈次第かなー、と許容範囲内。
君たちはどう生きるのか、って原作本っぽいのはあるが、多分全然違うだろう、と帰りに本屋でパラパラしたがやはり全然違うようだ(笑)
題名からして、もっと説教臭いかと思いきやそうでもなく。
違う世界のお約束や禁忌、が出てきてそのあたりも千と千尋的だなあ、と。
で、宮崎監督ってサギのデザインに比べてインコの力の抜き方が^_^;;;
インコ嫌いなんか?ペリカンはまあマシだが、サギに比べるとかなり量産型、ガンダムとジムくらいの差があるような(笑)
エンドロールに作画とか美術だけでなくジブリの事務方のスタッフらしき名前も出てて、ほんとに会社一丸となって作ったんだろうなー、と。
物語、というかイメージの連続って感じなんで、あんまり深い意味とか考えずに長す方が良いかと思います。
まあ、少なくとも、ハウルやポニョや風立ちぬみたいに金無駄にした!とムカつく気分にはならなかったんで良かったです、私的には。