УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

『バーフバリ 王の凱旋<完全版>』

2018-07-20 17:54:54 | 映画



先週、見てきました。
絶叫上映会、静岡でも開催されていましたが、いかんせん初心者(笑)なんで、普通バージョンにて。

「バーフバリ 王の凱旋<完全版>」予告編

私が見てきたのは、「王の凱旋」の完全版バージョン。
バーフバリは前後編シリーズらしいんですが、何故か静岡では後編のみしか上映が無かったんですね~。
なんでも、前編上映してた映画館ってほんの少しらしい。
なのに、なぜかいきなり後半だけ上映してきたわけでして???
でも、まぁ本編前に「あらすじ」みたいなのをやってくれるし、別に前編見てなくてもそんなに気にならない(爆)って感じだな。
親子三代にわたる物語、って事ですが、この後半は祖父・父・息子の三代の流れとしては父・息子世代。
普通に考えたら、前後編の後編だから息子がメインになるかと思いきや、チッチッ、メインは父親のマヘンドラ・バーフバルなんですね~。
7対3くらいで父がメイン。
といっても、基本、父を知ってる人がその父の話を息子に語っているだろうのをリアル映像化している雰囲気なんで、もう父親の持ち上げ感半端ないっすね~。
インド映画っていうと「踊るマハラジャ」的な映画っていうイメージがあると思います、日本人。
で、それをインドの人にポスクロで書いたら、思いっきり「違う~、あれはインドでも一部地域のみですよ」って否定されましたが^_^;
このバーフバリはまさしくマハラジャの系統だと思う。
しかも、それをインド人の三人に一人は見た!っていうんだから、やっぱりインド映画といえばあーいうの、ってまた思いを新たにしちゃうわけですが(爆)
でもまぁ、それを言うなら海外の人から「日本の映画は全部アニメでしょ?」とか「全部黒澤でしょ?」って言われてるのと同じようなもんなのかな~?
と、まぁいろいろありますが、このバーフバリはとにかく「濃い」んですな。
キャラも濃いし、アクションも濃いし、衣装も濃いし、物語展開も濃い!!
完全にソース味系です。
しかし、その濃さが癖になるって言いますか(爆)
もう何でもありの突っ込み放題なんですが、それがなんか愛おしくなるっていうかね~。
脳内麻薬出まくり!!って感じのテンションの高さでございます。
で、この最後の戦い、卑劣な手段で王座を手に入れた悪役と、正当の王の血筋と素質を持つバーフバリ息子の戦い、その最後の戦いのクライマックスの時に地震が起きまして^_^;
いやぁ、てっきり重低音上映だから揺れてるのかと思ったら、地震でございました。
が、皆動じない~、静岡だからねぇ^_^;
で、結局最後まで上映中断もなくそのまんま見終わりました。
絶叫上映じゃないので静かは静かでありましたが、たぶんリピーターさんも多かったみたいで、時々「ププッ」と心中突っ込みいれてるんだろうなぁ~って感じでございました。
とにかく、爽快な映画なので大画面でガンガンに見たほうが良いですよ~。
人間、細かいコトなんか気にするな、ビッグに行こうぜ!!って感じで元気が出るよ!!
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世界遺産登録へ前進!!

2018-07-19 17:41:25 | 土偶・縄文・考古学


子猫がきばってます・・・見つめていたら逃げられた。


逃げた先にはお母さんがいました。
子猫が独り立ちの時期なんかね~。
交通事故には気を付けてくだされ!!


渋谷の風景印来たよ!!

さて、今日の一大(←私的)ニュースっ!!!


文化庁は19日、2020年の世界文化遺産の登録を目指す候補として、「北海道・北東北の縄文遺跡群」を推薦の候補にすることを決定した。
「北海道・北東北の縄文遺跡群」は、青森県の三内丸山遺跡や岩手県の御所野遺跡など、北海道、青森、岩手、秋田の4道県にまたがる17の資産で構成された遺跡群。
人々が狩猟、採集、漁労を基盤に定住をはじめ、祭祀(さいし)や儀礼が発展するなど、1万年以上続いた縄文時代の文化を伝えるもの。
ただユネスコは、2019年から、1つの国からの推薦枠を文化遺産と自然遺産あわせて1件と制限している。
そのため政府は、19日に決定した文化遺産候補と、自然遺産候補である鹿児島と沖縄の「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」のどちらを推薦するか、今後判断を迫られる。


佐渡金山との争いには勝った!と思ったら、まだ今度は奄美大島とか西表島とかとの闘いが!
うーむ、金山だと負ける気はしなかったが(←オイ)南西諸島だとこれは結構厳しいか?
ただ、奄美大島とかは「自然遺産」での登録を目指していて、縄文は「文化遺産」としての登録。
裏話で聞いた話だと、「自然遺産」よりも「文化遺産」の方が最終的な世界レベルでの戦いとなると有利らしい(爆)
自然遺産の方が、世界各地の同じような自然環境の地域があったりすると「独自性」って面から厳しくなるらしいよ~。
だもんで、富士山は最初「自然遺産」登録目指してたんだけど、ダメそうだったので「文化遺産」に鞍替えして、結果OK!!となったらしいよ~。
日本人にとっては富士山って唯一無二だけど、世界的にみれば同じような形の山そこそこあったりするからそれほど「素晴らしい・珍しい・貴重」って絶賛するほどではなかったそうでしてね。
で、今見たら「屋久島」がすでに世界遺産で自然遺産に認定されているから、ちょっとカブり傾向のある奄美大島よりも独自性的な面からは縄文の方が上だと思うんだけどね、ひいき目かなぁ、私の。

で、過去の今までの世界遺産として認定された日本国内にあるものとしては・・・

=自然遺産=

•知床 – (北海道)
•白神山地 – (青森、秋田)
•小笠原諸島 – (東京)
•屋久島 – (鹿児島)

=文化遺産=

•平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群 – (岩手)
•日光の社寺 – (栃木)
•富岡製糸場と絹産業遺産群 – (群馬)
•国立西洋美術館本館 – (ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-の一部として) – (東京)
•富士山-信仰の対象と芸術の源泉 – (静岡、山梨)
•白川郷・五箇山の合掌造り集落 – (岐阜、富山)
•古都京都の文化財 – (京都)
•古都奈良の文化財 – (奈良)
•法隆寺地域の仏教建造物 – (奈良)
•紀伊山地の霊場と参詣道(通称:熊野古道) – (和歌山、奈良、三重)
•姫路城 – (兵庫)
•石見銀山遺跡とその文化的景観 – (島根)
•原爆ドーム – (広島)
•厳島神社(宮島) – (広島)
•宗像・沖ノ島と関連遺産群 – (福岡)
•長崎の教会群とキリスト教関連遺産– (長崎)
•明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業 – (山口、福岡、佐賀、長崎、熊本、鹿児島、岩手、静岡)
•琉球王国のグスク及び関連遺産群 – (沖縄)

なんだそうで。
縄文文化は明らかにカブってない!!←そりゃそうだ~

し、しかし、世間の日本人の反応はイマイチ・・・
「世界遺産たくさんありすぎてもうわからん」「もう興味ない」「めんどくさいからもういいんじゃない?」的意見が少なからず・・・
い、いや、そういう事言ってる人って、ズバリ縄弱でしょっ!!!!
縄弱とは、縄文に弱い人々、弱いっていうのはまだあんまり知識がない、知らないっていう意味ね~
何を隠そう、去年まで・2017年までの私も実は縄弱(爆)
土偶と埴輪の区別もイマイチでありました・・・
しかし、実際に知った今となっては、縄文文化って世界四大文明に匹敵するくらい、スゴクないっ!?って、自画自賛(爆)的位置づけなのだ。
いや、ホントだよ、縄文時代のそうだな~、縄文の女神とか見たら、これが約5000年前の日本人(縄文人だが)が創り出したものって信じられる??

これ造ったのが私たちの遠いご先祖さんなんだよ!!って知ったら、すごく誇らしく思うと思うんだが・・・どうでしょ?
私的には、ミロのヴィーナスとかサモトラケのニケとかに匹敵する芸術品だと思うんだけどね~、超アバンギャルド!!
これ以外にも、スゴイのもあり、笑えるくらいユルいのもあり・・・
っていうのが私たちのルーツだってスゴイ!!と思うんだよね~。
それを世界に広める良いチャンスだと思うんだよね。
多分、こんな世界というか文明、他には無いと思うからさ。

とかと書きつつも、これでホントに縄文の波が来たら、国立博物館の縄文展混みそうでイヤだなぁ、とかとセコイ考えをちょこっと抱いてしまった心の狭い私でありました(爆)
土偶といえば、先日NHKで土偶特集放送があったんだよ~。
オンデマンドで8月末までなら無料で視聴出来るそうです。
なかなか、良い造りだと思うよ~。
縄弱の皆様は、だまされたと思って一度これ見てみて!!(爆)
なお、見終わった後でまだ「騙された~っ!!」と思っても当方は責任は負いかねます(爆)
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『縄文にハマる人々』

2018-07-17 22:52:44 | 土偶・縄文・考古学


三連休の最終日、渋谷でこれ見てきました!

映画「縄文にハマる人々」予告篇


ミニシアター系で、今のところ静岡上映予定ないし、もし上映するとしても当分先だろうし、今、縄文がキテるのに待ってられんわーっ!!ってわけで、現段階で唯一上映している渋谷のアート系ミニシアター・イメージフォーラムさんへ。
渋谷ってミニシアター劇場が多いらしいですね。
そういえば、以前『アズールとアスマール』見た、今は亡きシネマアンジェリカさんも渋谷でありました。

で、前日夜にネットで席指定で予約したら半分くらいの入りでした。
が、当日はほぼ満員!補助席まで出てました!
予約しといてよかった〜っ!!

でもって、本篇。プロローグから始まり、最終章まで15の章にわかれた作りです。
それぞれに縄文にハマった、ハマってる人々が出てきますが、皆、濃くて熱い!
いわゆる専門家も出てきますが、そうでない独自の視点、独自の立場から縄文を語る人々の熱意!
しかし、熱心に自己の考えや推測を語っても、結論的には、
『まあ、わからないけどね』に行き着くところがなんかすごいなあ。
私はこう思うけれど、それは私には正解でもあなたには違うかも。
でも、あなたも私も正解であり、誤答かもしれない、それは結論はつけられない、だってそれが縄文だもん!
みたいな禅問答みたいであり、アバウト、ゆるゆるで誰にでも参加権がある!みたいなとこがいいよね、縄文!
まだまだこれからも新たな発見があり、今までの定説だと思われてた事がひっくり返るかも?というドキドキときめき感を抱く余地があるとこもいいし。
そして、昔昔の知らない人なんだけど、その人達と自分が確実につながっている感も良いですよね。
後半は結構哲学的になりましたが、今とは全く違う価値観、世界観、死生観を持っていたかもしれない縄文人。
何かと行き詰まり感の漂う昨今、彼らに叶わない私たちの理想や夢を妄想する、遠い過去の一見もういない失われた私たちに夢を託す、って妙ですがなんかわかるよーな。
土偶や土器、先日見てきた青森や山梨、國學院とか国立博物館、あるいは民博とか行った場所とか見た土偶もいたし、本とかの写真で見た土偶、まだ見た事ない土偶や土器もかなりアップで見応えありました。
私的には、静岡の川根出身の彼女がワンカットとEDにも出てた事がすごく嬉しかったです。



退化の弥生時代(笑)遺跡の登呂遺跡が有名な静岡ですが、もちろん弥生になってから急にそこに人々が村作ったわけじゃなくて、縄文や旧石器時代からその地で暮らしていた人々はいたはずだがね。



自分土産に、パンフと手ぬぐい、縄文特集の美術系雑誌を買いました。
パンフは、縄文遺跡や博物館案内もあって、とても参考になりました。
まだまだこれから訪ねていきたい場所が色々出てきました。

縄文って、現代人にとっては海みたいな存在かなあ?とも思いました。
母なる海、というよりは、サンダル履きで磯遊びするのも、ボンベ担いでダイビングするのも、潜水艦乗って行くのも結論的には海である。
また、サンゴ礁の海でも砂礫の海でも海藻の海でも海は海。
皆、それぞれに自分が好きな海の場所で自分が好きなように楽しめば良い、みたいな包容力というか懐の深さが縄文にはあるような気がします。
この映画も、縄文・・日本史で昔昔にやったような?からすでにハマって熱くなってる人々まで、幅広く楽しめて新しい発見あり、深いとこの気づきあり、と魅力あふれてる映画でしたねー。
さあ、次は上野の縄文展だ!
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縄文にハマる人々

2018-07-17 19:10:08 | 映画
あーしまった!
縄文にハマる人々の感想消してしまいました!
また、書き直します。
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『ワンダーランド北朝鮮』

2018-07-17 18:35:07 | 映画


またまたハチ公


10時頃でかつ連休中、人手はあんまり無かったなあ、スクランブル。

7月って、アメリカのインディペンデンスデイがあるんだったか?
ポスクロで、アメリカの女性にカードを出すことになったら、彼女は月別にあなたに書いて欲しいテーマがある、と言う。
7月のテーマは、パトリオット!
戦闘機じゃなくて、愛国心について何か語って下さい、と言う事でした。
あ、愛国心ねぇ・・^_^;;;;;
こ、困った。
アメリカ独立記念日を知らないアメリカ人はいないだろうけど、2月11日が日本の建国記念日だとすぐピン!とくる日本人って、アメリカの比じゃないだろうなあー。
単に祝日、休みで嬉しいなー、で、何の日だったか?って言う人が多いのでは?私もその一員だがね。
で、日本人は愛国心を表立って語る事はほとんどない。
もちろん、自分の国は好きだけど、そこまで燃える事はまずない。日本人はシャイだから、もあるだろうけど。
と、書きました。
だいたい、わかってもらえた模様・・

で、その日本人とは正反対な人々の暮らす国・・
それが、北朝鮮!
ってわけで、これを見てきました。

映画『ワンダーランド北朝鮮』予告編 北朝鮮の”普通”の暮らしとその人々。これはプロパガンダか?それとも現実か?

正確には、愛国心よりも金正日とかあの一族に対する愛、というか忠誠、かねー。
とにかく、なんか異様な映画でした。
想像以上に、あの一族に対する信仰宗教の教祖様的な崇拝があの国の普通であり、正義。
太陽が東から昇るような、当たり前の事なんだなー、って感じでした。
この映画の監督は韓国人なんだけど、韓国人だと北朝鮮に入るの難しいので、韓国籍を捨てドイツ国籍をとり、ドイツのパスポートで北朝鮮に入り、現地のコーディネーターの指示に従い、彼らが指定する場所で指定した人々にインタビューし、隠しカメラ等は一切使わず、って事で作ったらしい。
ってわけで、飢餓に苦しんでるとか、遅れてるようなとこはあまり映さない。
平壌なんかは日本のちょっと昔の地方都市みたいな感じだし。
しかし、なんともなんか怖いというかねー。
なーんか、自分の小学生の頃の小学生ならではの価値観、常識がそのまま全てに拡大された感じ。
お友達とは仲良く、親切に、良い行いをしましょう、たくさん友達作れば作るだけ良い、みたいな、なんか理想的なようでどこか胡散臭い世界。
管理してるし、映画に出てきた人達は表向きは自由に自分の意思で語っているみたいし、善良な人々に思える、でもホント?
と、???が浮かぶような世界。
まあ、これが北朝鮮の今のリアルなんかもしれないなあ、たしかに。
北朝鮮の人々は南北統一を心から望んでるみたいだけど、韓国側はどうなのかなー?
なんか『グッバイ!レーニン』を思い出したよ。
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