渋谷駅の工事中看板。
実際に見ると普通ーに猫の絵ですが、写真に撮影して改めてみると、立体的、猫が画面から飛び出してくるように見えます、トリックアートですね。
しかし、何故普通に見れば平面なのに、写真に撮って見ると立体的に見えるのか??
立体的に見せる秘密は、影の付け方にあるそうです。
影の元となる本体、この場合は猫、そして描かれた猫ね影、この位置により猫の位置(?)が変わって見えるそうな。
多分、直接絵を見る、絵以外の周囲に様々な物、情報があるので見ている人の脳は全部それらを踏まえて情報処理しているので、猫はあくまで平面上の絵に見える。
しかし、写真だと周囲の他情報が排除されるので、描かれた影の位置とかの、言ってみれば「偽の情報」に脳が騙されて立体に、飛び出してくるように見える・・のかねー??
で、関係ないが白水社という外国語ガイド本を出版してる会社がありまして、英語、ドイツ語、フランス語とか中国語、みたいなメジャーな言語だけじゃない、いろんな国や地域の言葉の本や辞書とか出してるんだが、その中の「◯◯語のしくみ」というシリーズが面白いので、図書館でちまちま借りて流し読みしてます。
「ロシア語のしくみ」は自分で買ったんだけど、その他読んだのは「オランダ語のしくみ」「チェコ語・・」「デンマーク語・・」「現代ギリシャ文字のしくみ」
これから「ハンガリー語のしくみ」を読む予定。
今のところ、基本はラテン語派生っぽい言語ばかりなんで、アルファベットに数文字独自の文字が追加されてる感じだし、発音もなんとなくわかるという感じ。
しかし、だいたいどの言語でも名詞に性別があるのだ。
男性名詞、女性名詞、中性名詞の3タイプか、有性名詞と無性名詞の二種類、とか。
他にもあるかもしれんが、今のところはいずれも性別があり、その名詞の性により関連ついてくる文章内の動詞や形容詞が形を変えてくるパターンが多い。
でも、英語は何故か名詞に性別ない。
で、特に動詞も主語により変化しない・・
過去形とか、未来形とか、現在完了とかそーいう変化はあるが。
しかし、ふと気付いた。
三単現のs、もしかしてこれが名詞性別による動詞変化があった名残ではないか??と。
気付いた、つうかチャリ漕いでる時に何の脈絡もなくひらめいた(?)んだけどね。
三単現のs、テストとかでのヤマというかチェックポイントだけど、三単現の現在形のみ何故動詞にsがつくのか?
って理由は全く聞いた覚えがない。
いや、聞いたけど忘れてるのか?
私、英語の授業超嫌いでいつも赤点ギリギリだった人だからなあー。
とにかく、そーいうもんだ、と理由もなくとにかく暗記!だったような。
英語もラテン語の流れを汲む言語だが、多分かなり他よりも英語として確立したのは新しいんじゃないかなあ、歴史的には。
新しくなればなるほど、元祖から離れれば離れるほど、使いやすく改良と言っていいかはわからんが、簡略化というか、明らかにそれがあるから便利とか役立つとかの理由がない場合は、だんだん省略、簡略化され、いつのまにかそちらが本流になっていく、という感じ?
日本語の「ら抜き」みたいな感じで。
で、三単現のs、これは名詞に性別がありその性別により動詞の語尾変化が生じていた英語のご先祖言語の痕跡、言ってみたら人間の尾てい骨みたいなもんじゃないかなー?と。
エスペラント語になると、完全に消失してるもんねー、
名詞の性別やそれによる動詞変化。
日本語はもともと、そういうのは無い言語だからねー。
で、ネットでググッたら、定説!とまでは断言出来ないが、やはり同じような考えの人が少なからずいました。
英語の歴史との兼ね合いであろうと。
とまあ、どーでも良いんだが、やはり外国語は会話よりも文法から入る方が私的には面白いなあ、と思いました。