通称・なんじゃもんじゃの花
本名は、ヒトツバタゴと言うらしいが、やはりなんじゃもんじゃの方が覚えやすいしインパクトあるよな。
で、奈良に行った時に初めてヒッチハイクしてる人にリアルに出会いました!
成功したかどうかはわからんが。
で、私は絶対ヒッチハイクはないなーって人です。
まあ、背に腹は変えられない状態なら間違いなくするけど、基本金が無いなら旅行行かない、ヒッチハイクみたいな他人の好意をあてにしてまで旅はしない、って方。
でも、そーいや図書館でこの本を見かけた覚えがあったんで借りてみました。
ヒッチハイク女子、人情列島を行く
見ての通りの女の子が日本一周ヒッチハイクをした、体験記。
で、廻った各地での県民性分析とかもあり。
ヒッチハイク一番しやすかった県は青森だそうで、しかしなんとベスト5以内に静岡入ってました!
そんなに乗せてくれるの、静岡人?って思ったら、静岡に旅行に来てた団体貸切バスが同乗させてくれたって事で、その団体は熊本の人であった(確か)
なので、別に静岡人が優しいとか言うわけではなさそうだ。
で、私は金はないけど旅したいからヒッチハイク、だと思い込んでましたが、実は彼女の目的は違いました。
彼女はヒッチハイクそのものが目的だったのだ。
家庭的な事情とかあり、人間不信、大人不信だった彼女、そのまま引きこもりがグレグレか?となる前に、本当に人間は信じられるもんなのか?を試すためにヒッチハイクと言う手段で自らフィールドワークしてみた、って感じですな。
旅したいけど金がないからヒッチハイク、と言うよりは、自転車で日本一周とかお遍路さんみたいな、旅の過程の方に力点があるみたいな感じ。
言ってみれば、自分探しのためにヒッチハイクの旅に出た、って感じかな?
こんな若い綺麗なお嬢さんがヒッチハイク!?って思うが、彼女の場合は危険回避能力が良い、カンがいいんだろうねー。
もちろん、全く危ない目に遭わなかったわけではないが、黒柳徹子を持ち出したりして危険回避を図るとこはなかなか凄いねー。
いやらしい方向に話が進もうとすると、黒柳徹子の話、彼女がいかにすごく素晴らしい人かをトクトクと語り、気分を萎えさせるんだそうです^_^;;
なんかに使えそうですねー(爆)
で、彼女の場合は基本的には野宿ではなく、あちこちに泊めてもらったそうですが、案外成功率高いのがびっくり!
ヒッチハイクより大変そうだよね、その方が。
もしかして、彼女のヒッチハイク技術にかとうちあきさんの野宿技術が合体すれば無敵かもしれませんな!
野宿入門
で、結論的には、いい人間って結構意外にも多かった、だそうです。
いい人に会えば、自分もいい人間になって誰かに親切にしてあげたい、その連鎖が案外と続いてるのかもしれませんね。
この本出たのが2010年くらいなんで、今彼女はどうしてるのかなー?と思ったら、本が出た直後くらいはいろいろIT関連やセミナーとかで露出あったが今は目立った活躍はされていない様子。
苗字変わってたから結婚して、今はお母さんとして忙しいのかもしれませんねー。
まあ、やっぱり私には無理ですがね、ヒッチハイクは。