1010 Radio

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緊迫するタイ情勢、全ての期待は国王の肩に

2010-05-22 | ラジオ
タイのバンコクから届く情報から判断すると、バンコクの状況は今も極めて緊迫したままだ。
ただ届く情報はひどく矛盾した内容を持っている。
タイ政府軍は銃および装甲車両など用いて、バンコク中心部から野党勢力を排除する作戦を続けており、死傷者が出ているようだ。

野党勢力のリーダー達は支持者に対して抵抗を止め、軍に投降するよう訴えているとのことだが、デモ隊がバンコク中心部のデモ隊(???)エリア内に、新たなバリケードを強く築き、タイ軍への抵抗の用意をしているとの別の情報も入ってきている。

しかしどちらの双方(何かヘン)も信頼できる筋からの確認がまだ取れていない。
一方タイ政府はバンコクの全ての地区そして(???)から野党支持者たちが排除されない内は、野党勢力の指導者とは如何なる交渉をするつもりは無いと、話し合いを拒否している。

こうした状況に付いてロシア政府は、バンコクで暴力行為がさらにエスカレートすることに深刻な懸念を表明している。
ロシア外務省は声明を発表し対立する双方に対し、直ぐにでも流血の争いを止め、現行の法律の枠内で交渉を通じて、状況を調整するプロセスを始めるために、出来る限り努力を傾けるよう強く訴えた。

ロシア科学アカデミー東洋学研究所・東南アジア問題の専門家は次の様な見解を示している。
「タイ社会は分極化してしまった。
何千人もの野党支持者が、すでに2ヶ月以上にわたって首都バンコクの通りに出ている。
これによって資金面でも、かなり厳しい制限が出ていることは明らかだが、最終的に資金が入ってこなくなれば、デモ隊は自分達で解散し問題は解決するだろうと、(???)のある時期、政府は考えていた訳だが、あらゆることから判断してそれは起こらなかった。
むしろ直接、街頭での行動に出るべきだと訴える、独自の政治的な野心を抱いた新しいリーダー達が現れてきた。
彼らが野党勢力の公式的なリーダーである、タクシン元首相にも従わず、ある程度自主的に自分たちのゲームを始めることも、今後有り得ると考えている」
専門家は、このような見解を示している。

すでに明らかになったように、野党勢力のリーダーの何人かは、タイ国内での暴力行為を止めさせることが出来るのはプミポン国王だけだとして、国王に対して紛争仲介の労をとって欲しいと要請している。
今年82歳になるプミポン国王は、武器を用いた対立において、公の形で調停役を務めることは拒んでいる訳だが、タイ国民の大部分はそれでもやはり、プミポン国王が流血の事態に終止符を打ってくれるのではないかと期待している。

(???)は正しい言葉になっていない。この放送局のアナウンサーの特徴の一つとして、言い間違えたり、はっきりとしない言葉を使っても基本的に言い直すことをしないケースが多々ある。もっとアナウンサーとしてのレベルアップを望む
またこの日の22STからの放送では、放送技術面でも不手際があった

5月19日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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