中部で森林火災の続くロシアに、各国は支援の手を差し伸べている。
これまでに支援を決定したのはウクライナ、カザフスタン、イタリア、ブルガリア、ドイツ、ポーランド、アルメニア、フランス、アゼルバイジャン、ベネズエラ等だ。
消火隊員や消火用の航空機などを派遣しており、非常事態相は対火災の国際的な連合が出来ていると語っている。
発表によると現在もロシアでは、800ヶ所以上で火の手が上がっているが、大臣は状況はやや改善しているとも語っている。
「モスクワ郊外の泥炭層の火災では、この調子で行けば5~7日で対処できる外国の専門家から出ているアイデアを、実際に使おうと務めている」
一方、火災で発生した煙は東西3000キロ、高さ※12キロに及びモスクワにも到達している。
ロシアが燃えるなか、中国やパキスタンでは洪水の被害が深刻化し、南米では厳しい寒さに覆われている。全世界が災害に苦しんでいる。
こうしたなかで各国政府は世界的な、気候変動の対策に付いて議論をしてきた。
ロシア下院国家会議・環境問題委員のグラチョフ委員は次のように語っている。
{気候の安全保障は疑いなく、ここ数年における最も重要な問題だ。
これは我国に留まらない。ただ天気予報のようなサイドと言うのは、全世界の無力(???)に繋がってしまう。防火帯を設置していれば、焼けた森の半分は助かっていた。現在起きていることから結論、教訓を引き出す必要がある。気候の安全は国家安全保障の一要素なのだ}
グラチョフ委員は、この様に発言している。
しかしながら気候変動の問題は、集団で取組んではじめて成果を残すものだ。
コペンハーゲンで昨年末に行われた、国連気候変動枠組み条約の締結国会議では、集団での取り組みの難しい現実が明らかになった。
新たな条約、協定、共同声明を出すことも出来ていない。
ロシアの火災の援助に集まった各国スペシャリスト達の連携ぶりは、非常事態において集団の取り組みが可能であることをアピールするものとなった。
メキシコのカンクーンで年末に開かれる、新たな気候変動サミットで、合意を結ぶことが出来るのか注目が集まる。
※(???)は男性アナウンサーの不明瞭な言葉で聴き取れない
※8月7日放送のラジオジャーナル「気候変動による自然災害は人類の脅威の一つとなる」で、女性アナウンサーは煙の高さを12メートルと言ってる。こういった点からも信憑性が疑われてしまう
8月9日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
これまでに支援を決定したのはウクライナ、カザフスタン、イタリア、ブルガリア、ドイツ、ポーランド、アルメニア、フランス、アゼルバイジャン、ベネズエラ等だ。
消火隊員や消火用の航空機などを派遣しており、非常事態相は対火災の国際的な連合が出来ていると語っている。
発表によると現在もロシアでは、800ヶ所以上で火の手が上がっているが、大臣は状況はやや改善しているとも語っている。
「モスクワ郊外の泥炭層の火災では、この調子で行けば5~7日で対処できる外国の専門家から出ているアイデアを、実際に使おうと務めている」
一方、火災で発生した煙は東西3000キロ、高さ※12キロに及びモスクワにも到達している。
ロシアが燃えるなか、中国やパキスタンでは洪水の被害が深刻化し、南米では厳しい寒さに覆われている。全世界が災害に苦しんでいる。
こうしたなかで各国政府は世界的な、気候変動の対策に付いて議論をしてきた。
ロシア下院国家会議・環境問題委員のグラチョフ委員は次のように語っている。
{気候の安全保障は疑いなく、ここ数年における最も重要な問題だ。
これは我国に留まらない。ただ天気予報のようなサイドと言うのは、全世界の無力(???)に繋がってしまう。防火帯を設置していれば、焼けた森の半分は助かっていた。現在起きていることから結論、教訓を引き出す必要がある。気候の安全は国家安全保障の一要素なのだ}
グラチョフ委員は、この様に発言している。
しかしながら気候変動の問題は、集団で取組んではじめて成果を残すものだ。
コペンハーゲンで昨年末に行われた、国連気候変動枠組み条約の締結国会議では、集団での取り組みの難しい現実が明らかになった。
新たな条約、協定、共同声明を出すことも出来ていない。
ロシアの火災の援助に集まった各国スペシャリスト達の連携ぶりは、非常事態において集団の取り組みが可能であることをアピールするものとなった。
メキシコのカンクーンで年末に開かれる、新たな気候変動サミットで、合意を結ぶことが出来るのか注目が集まる。
※(???)は男性アナウンサーの不明瞭な言葉で聴き取れない
※8月7日放送のラジオジャーナル「気候変動による自然災害は人類の脅威の一つとなる」で、女性アナウンサーは煙の高さを12メートルと言ってる。こういった点からも信憑性が疑われてしまう
8月9日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル