22日イランは国産として初となる、小型無人爆撃機を公開した。
これは追加制裁を発動した国際社会に対する報復とも言えるものだ。
爆撃機はペルシャ語で攻撃を意味するカラールと名付けられている。カラールは飛行距離1000キロで強力なターボジェットエンジンを用い、最大で時速900キロの速度で航行する事が出来る。
またステルス巡航ミサイル4基、または重さ100キロの地対空爆弾2基搭載できるという事だ。
無人爆撃機の試験飛行の様子はテレビで公開された。
ロシア戦略技術分析センター所長は、ロシアの声からのインタビューに応えた中で、イランが現在の航空機設計において殆ど経験が無い点に注意を向け、今回の爆撃機の公開もまたイラン政府による、プロパガンダショーの一環である可能性も除外出来ないと指摘している。
「イランがこうした性能を持った、無人爆撃機を開発したと本気で考えるのは馬鹿げている。もちろん大きな無線航空機を造ることは可能かも知れないが、イラン政府が公表しているような性能を備えたようなものを、製造するのは難しいと思う。現在そうした航空機を作れるのはアメリカとイスラエルの2ヶ国だけだ。
それ以外の国が同様の爆撃機を製造するには、かなりの年月が必要だろう」
所長はこのように話している。
イランのアハマディネジャド大統領は、この新たな爆撃機の印象を、より強いものにしようと、自らそのプレゼンテーションを行っただけでなく、この爆撃機は敵に死の到来を告げる以前に、人間の救済と尊厳に関するメッセンジャーだと述べ、敵の軍事基地を麻痺させるものになるだろうと述べている。
この演説を聴くと爆撃機が目標とするのはイスラエル、あるいは地域内のアメリカ軍基地にある航空母艦や、そのほかの艦船であることとは明らかだ。
続いて所長は次のように話している。
「イランは現在、自国の持つ可能性に付いて様々な虚報を流している。
イランに対して何らかの行動が起こされ、その結果、軍事紛争に発展することをを恐れているのだ。
そこでこの様な形でイランという国を、曖昧で謎めいた存在にしようとしている。
最近ミサイルシステムS300が4基あると発表したのと同じことだ。今回の発表も目的は同じだろう」
今年初旬にもイランは無人攻撃機の実験を行い、その後、超音波を利用する無人攻撃機の開発を行っていると発表した。そして現在では偵察とパトロールを行い、目標物に攻撃を行うことが出来る4機の無人攻撃機があるとしている。
この他にもイランは(?)に新たなミサイル(混信でNG)。
また国防省が伝えるところによると23日、新たな高速艇とミサイル魚雷艇の開発の開始が宣言されたとの事だ。
国際社会に対し軍事能力をアピールしようとするこの試みは、イランに対する軍事物資の禁輸措置に対する影響を、弱めようとするものであることは確かだ。
※(?)は混信で聴き取れず
8月23日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
これは追加制裁を発動した国際社会に対する報復とも言えるものだ。
爆撃機はペルシャ語で攻撃を意味するカラールと名付けられている。カラールは飛行距離1000キロで強力なターボジェットエンジンを用い、最大で時速900キロの速度で航行する事が出来る。
またステルス巡航ミサイル4基、または重さ100キロの地対空爆弾2基搭載できるという事だ。
無人爆撃機の試験飛行の様子はテレビで公開された。
ロシア戦略技術分析センター所長は、ロシアの声からのインタビューに応えた中で、イランが現在の航空機設計において殆ど経験が無い点に注意を向け、今回の爆撃機の公開もまたイラン政府による、プロパガンダショーの一環である可能性も除外出来ないと指摘している。
「イランがこうした性能を持った、無人爆撃機を開発したと本気で考えるのは馬鹿げている。もちろん大きな無線航空機を造ることは可能かも知れないが、イラン政府が公表しているような性能を備えたようなものを、製造するのは難しいと思う。現在そうした航空機を作れるのはアメリカとイスラエルの2ヶ国だけだ。
それ以外の国が同様の爆撃機を製造するには、かなりの年月が必要だろう」
所長はこのように話している。
イランのアハマディネジャド大統領は、この新たな爆撃機の印象を、より強いものにしようと、自らそのプレゼンテーションを行っただけでなく、この爆撃機は敵に死の到来を告げる以前に、人間の救済と尊厳に関するメッセンジャーだと述べ、敵の軍事基地を麻痺させるものになるだろうと述べている。
この演説を聴くと爆撃機が目標とするのはイスラエル、あるいは地域内のアメリカ軍基地にある航空母艦や、そのほかの艦船であることとは明らかだ。
続いて所長は次のように話している。
「イランは現在、自国の持つ可能性に付いて様々な虚報を流している。
イランに対して何らかの行動が起こされ、その結果、軍事紛争に発展することをを恐れているのだ。
そこでこの様な形でイランという国を、曖昧で謎めいた存在にしようとしている。
最近ミサイルシステムS300が4基あると発表したのと同じことだ。今回の発表も目的は同じだろう」
今年初旬にもイランは無人攻撃機の実験を行い、その後、超音波を利用する無人攻撃機の開発を行っていると発表した。そして現在では偵察とパトロールを行い、目標物に攻撃を行うことが出来る4機の無人攻撃機があるとしている。
この他にもイランは(?)に新たなミサイル(混信でNG)。
また国防省が伝えるところによると23日、新たな高速艇とミサイル魚雷艇の開発の開始が宣言されたとの事だ。
国際社会に対し軍事能力をアピールしようとするこの試みは、イランに対する軍事物資の禁輸措置に対する影響を、弱めようとするものであることは確かだ。
※(?)は混信で聴き取れず
8月23日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル