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国民の税金で贅沢三昧 アメリカ将官団に批判が集中(1)

2012-12-22 | ラジオ
CIAやアメリカ国防総省で続く一連のスキャンダルにより、近くホワイトハウスは、国防や諜報活動に携わる機関の人事政策を大きく見直す可能性がある。
アメリカでは長い間、国や防諜に関わる機関のメンバーについて、国家の任務に忠実で禁欲的な人々だとのプロパガンダがなされてきた。
道徳的にもまた仕事のプロとしても非の打ちどころのない人々が、国とのためばけだでなく世界のために尊い任務を果たしている、そのように宣伝されて来た訳だ。

しかし、ここ最近暴露された事実は、そうしたイメージを疑わざるを得ないものばかりだ。CIAのペトレアス長官の辞任ばかりでは騒ぎは済まず、ワシントンからは、また新しい情報が届いている。
今回はNATO欧州連合軍最高司令部のアレン次期最高司令官に関するものだ。アレン氏はつい最近まで、アフガニスタン駐留国際治安支援部隊の司令官を務めていた。
しかしアレン氏が欧州軍の司令官に就任する事は恐らくないだろう。ペトレアス前長官とのスキャンダルに巻き込まれた、女性ジル・ケリー(?)と不適切なメールのやりとりをした件が発覚したからだ。
二人が数年間に交換したメールの数は数万通に及び、これにFBIが関心を抱き、国防長官に彼やアレン氏の勤務状態を調査するよう求める事態に至った。一方オバマ大統領に対しては、アレン氏の任命を延期するよう要請がなされている。

ロシアの声の記者は、ロシア政治じょうふせセンターのミヘーエフ所長に、意見を聞いてみた。
「非の打ちどころのないアメリカ軍人など、物の(?)として存在するわけがありません。アメリカの人たちが世界中にばらまいている、宣伝イメージがどうであれ、軍人も、あらゆる人々と同じようにただの人間だ。
そうしたなかでは、あらゆるスキャンダルが定期的に起こるものだ。あるものは握り潰す事も出るでしょうが、今回のように漏れるものもある。スキャンダルが、ベトナム、イラク、アフガニスタンなどといった国外のホットポインテでの軍事作戦と関係している点も特徴的だ」
所長の意見でした。

ペトレアス氏やアレン氏をめぐる状ふくようによって、アメリカ当局は生じた問題をより幅広く見る必要に迫られた。
国防総省や防諜関連機関のトップの、個人的な生活や嗜好をこれまで以上に詳しくチェックしなければならなくなったからだ。
アメリカ軍の主任監督官には、今後ひと月の間に、司令部の面々の倫理面に関する詳しい報告書を提出するよう要請がなされた。
しかし報告書の提出を待つまでもなく、またスキャンダルが明るみに出てしまった。ペトレアス氏は、数十台のオートバイ部隊を伴ってケリー何某という女性の家を訪問したというのだ。おそらく女性によい恰好を見せたかったのだろう。

国とのためばけだでなく
ロシア政治じょうふせセンター
をめぐる状ふくようによって
上記の言葉は意味不明

(?)は舌のもつれるベテラン女性が何を言ってるのか不明

国民の税金で贅沢三昧 アメリカ将官団に批判が集中(2へ続く

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11月24日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル