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国民の税金で贅沢三昧 アメリカ将官団に批判が集中(2)

2012-12-23 | ラジオ
国のお金を使って気楽な生活をしている軍の高級官僚は、彼ばかりではない。例えば将軍達には、毎年数十万ドルの給与が支払われるだけではなく、住居は無料、それから雇人の給料も国が持ち、その他優遇措置も多いのだ。
なかには個人用の飛行機を所有できる特権も持つ将軍もいる。また彼らが高級ホテルに滞在したり、夫人の気まぐれに付き合ったりする時支払うお金も国庫からのものだ。
しかし何と言っても、一番の贅沢はNATO欧州連合軍のスタブリデス最高司令官が示した例だろう。
スタブリデス最高司令官は、ブルゴーニュワイン愛好者の午餐会に行くためフランスに軍用機を飛ばした。今のところ、この特別遠征飛行は調査対象になっている段階だが、アメリカの消息筋は海軍大将の今後のキャリアには、もう事実上ピリオドが打たれると見ている。

ここ最近、日本から届く沖縄をはじめとする、日本で続くアメリカ軍人の不良行為のニュースも、こうしたトップの倫理的腐敗が反映したものと言えるだろう。
ロシアの声は、ロシア戦略プランニング研究所のグーセフ所長にもマイクを向け、意見を聞いてみた。
「私生活以外にもアメリカの軍人達は、その仕事を通じても幾度も罪を犯していいる。
グアンタナモ刑務所でのことを思い起こせば十分でしょう。収監されている人たちが愚弄され辱められた。アフガニスタンでは、軍人が地元の人々のあらゆる権利や自由を奪っており、これは許すべからざるものだ。
イラクでも同様だ。多くの場合、そうした事は内緒にされるか、事実を修正して伝えられる。
しかし大統領選挙の後、マスコミはますますセックススキャンダルや汚職に関する記事、ニュースが出るようになってきた。
おそらくこれはオバマ再選に関連しているでしょう。オバマ氏はは今後、高級官僚に対する監視を高めると言っているからだ」
所長は、このように意見を示している。

あらゆる事から判断しホワイトハウスは本気で、軍や諜報機関の汚名を晴らし名誉を復活させる行動に着手したようだ。アメリカではトップレベルでさらなる辞任劇が今後も起こる可能性がある事は疑いもない。

報道されない沖縄 沈黙する「国防の島」
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11月24日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル