中国にとっても良くないことに、日本政府がアメリカとの軍事協力の拡大と、自衛隊を正真正銘の軍隊へと、変貌させることに焦点を合わせざるを得なくなる。
日本は以前もこれを行なおうとしてきたが、大日本帝国の支配時代を記憶するアジア諸国の反感を買うことを恐れて出来なかった。
フィリピンのロサリオ外相は、イギリスのフィナンシャルタイムス紙からのインタビューに答えたなかで、拡大する中国の軍事脅威に対抗できるものとなる、本物の軍隊を日本が作るという構想を支持した。
フィリピンが日本の軍隊に親近感を表さざるを得なかった背景には、南シナ海における中国との領土紛争の高まりがある。
だがこのほかにも日本の軍国主義化を速める恐れがある、もう一つの要因がある。それは北朝鮮が人工衛星打ち上げのための、ロケット発射を行なったことだ。これは北朝鮮の科学技術力が伸長していることを物語っている。北朝鮮が先日ウラン濃縮プログラムを展開したことを考慮すると、北朝鮮も核兵器の製造能力を手にする可能性があるといえる。
これは日本をアメリカとミサイル防衛分野の、軍事協力拡大へと向かわせるだけではなく、日本が非核保有国としての地位を捨てるか否かを国会で審議するため、格好のテコ入れ材料と成りかねない。
このアプローチによって、すでに核大国となって久しい中国に対抗するチャンスを日本は手にするかもしれない。
そうなればアジアの核武装競争は火蓋を切って落とされ、核紛争の起きる可能性は急上昇しかねず、恐ろしい様相を呈することになる。
※新人男性アナウンサーは、いつまで経っても、たどたどしい喋りだね
12月14日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
日本は以前もこれを行なおうとしてきたが、大日本帝国の支配時代を記憶するアジア諸国の反感を買うことを恐れて出来なかった。
フィリピンのロサリオ外相は、イギリスのフィナンシャルタイムス紙からのインタビューに答えたなかで、拡大する中国の軍事脅威に対抗できるものとなる、本物の軍隊を日本が作るという構想を支持した。
フィリピンが日本の軍隊に親近感を表さざるを得なかった背景には、南シナ海における中国との領土紛争の高まりがある。
だがこのほかにも日本の軍国主義化を速める恐れがある、もう一つの要因がある。それは北朝鮮が人工衛星打ち上げのための、ロケット発射を行なったことだ。これは北朝鮮の科学技術力が伸長していることを物語っている。北朝鮮が先日ウラン濃縮プログラムを展開したことを考慮すると、北朝鮮も核兵器の製造能力を手にする可能性があるといえる。
これは日本をアメリカとミサイル防衛分野の、軍事協力拡大へと向かわせるだけではなく、日本が非核保有国としての地位を捨てるか否かを国会で審議するため、格好のテコ入れ材料と成りかねない。
このアプローチによって、すでに核大国となって久しい中国に対抗するチャンスを日本は手にするかもしれない。
そうなればアジアの核武装競争は火蓋を切って落とされ、核紛争の起きる可能性は急上昇しかねず、恐ろしい様相を呈することになる。
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12月14日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル