Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

vs韓国

2007-07-29 00:54:53 | スポーツ
サッカーアジアカップ2007、3位決定戦の対韓国戦。
スコアは0-0・PK6-5で負けてしまい、四位という結果に終わった。
後半の早い時間帯から相手が2枚目のイエローカードをもらって退場して
10人になったのに日本は攻めきれなかった。
何度かの本当に決定的なチャンスを決めきれず阻まれたあたり、
運のなさも感じますが、今やっているサッカーの限界なのかもしれません。
今回は今までと違って、日本は縦にパスを入れる機会が多かった。
4-5-1のシステムで、MFの飛び出しを狙ったものだと思うが、
どうも、そういった戦術が相手にとって読みやすいものだったように思えてなりません。
意表をつく攻撃ができないところに、チームとしての決定力のなさを感じます。
パスを出す者、受ける者、双方のアイデアが低い次元でおさまっていたような
印象を受けてしまいます。まぁね、戦術うんぬん、そんな詳しいわけじゃないのに
辛いことをいってもしょうがないんだけどね、えらい残念だから言ってしまいます。
選手で言えば、加地の攻撃面での精度に問題があるかもしれません。
とにかくね、今のチームは良い子すぎるところがあります。
もうちょっと自分を出しつつ、なおかつ組織としてまとまるようなチームを
目指して欲しいなぁと思います。
ジーコジャパンの時よりも弱くなっているとか、同じだなんて書かれているのを
読みましたが、オシムジャパン発足時には間違いなくジーコジャパンより
弱かったです。それをオシムが目指すチーム作りをするために、その土台作りから
見守ってきて、今、その第二段階となる欧州組との融合をとげたばかりですからね、
ジーコジャパンと比較するのもナンセンスなのではないでしょうか。
これからW杯アジア予選を戦って本選出場を決めようとする時にジーコジャパンよりも
強くなっていればいいのです。まだまだ発展途上で、チームは成熟していません。
その点をつつくのはどうかと思う。もうちょっと長い目で見守ってやらなくちゃ
ならないんじゃないのと言いたいです。
次戦、カメルーン戦は中村俊輔と高原は呼ばれないかもしれませんね。
国内組で、今回のアジアカップを戦った教訓をどう生かしていくかがカギですね。
僕の見るところでは、今回の国際大会で、チームの今時点での限界は見えている。
考えて走り、横にパスをだし、攻撃もそんなに難しいことはやっていない。
ま、ゴール前では難しいことになているけど、それまでの過程は難しくない。
そこを、どう積み上げていくかですね。
中央突破に3人が絡んで細かいパスを交わしながら縫うように進んでいき、
フィニッシュまで持ち込んでいくだとか、
もう少し高次のアイデアが必要とされるでしょう。
フィニッシュを難しくしないで、
その前段階でちょっと難しいことをやっておいて楽にする。
それとパスやトラップの精度をもっと上げるという基本的なこと。
基本能力を上げるだけでも、やれることの可能性は広がります。これが一番かもな。
ま、とにかく、残念でした。
チームのピークも、酷暑のベトナムで長い期間戦ってきたせいで、ベトナム戦あたり
で迎えていたかもしれない。
そういう意味でも、今回のアジアカップは厳しいものでした。
これにこりずにガンバレ日本!
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