Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

女子バレー・vsブラジル

2009-08-14 23:12:35 | スポーツ
女子バレーのワールドグランプリ、
今夜は世界ランキング1位のブラジルが相手でした。
ブラジル監督は、ちょっとジョージ・クルーニー似でした。
試合は、3-1でブラジルの勝利。
でも、日本は1セットを取っただけでも大きいですね。

序盤、こんなにサーブが決まるのかと驚くくらい
日本はサーブで崩されまくっていました。
さらに、日本と違って、トスがあがったらズバンと打ち切って
得点する形がすごかったですね、ブラジルは。

日本の場合だと、トスが合わないとか、タイミングが読まれたとかで、
ふわっと押し込んだり、フェイントするしかなかったりする
場面が多いですよね。
そこのところ、日本もズバンと打てるバレーを見せて欲しいです。

崩された場面もあったものの、リベロの佐野選手のレシーブは良かった。
そういうところからラリーが始まって、最後に決めた場面も見られた。
あと、途中から入った井上選手がブロードを決めたり、
ブロックも一本決めていたり活躍していましたね。
世界1位を相手にするための、硬さみたいなのを取ってくれるプレーだと思いました。

ブラジルは3セット目で、日本のサーブ前に、後衛から前衛に選手がでるときの
フライングで2点を失いましたが、このプレーを見ていて、
世界1位のブラジルでさえ、格下の日本を相手であっても、
ぎりぎりのところでプレーに望んでいるんだなぁという印象を受けました。
まぁ、でも、わからん、集中力がきれていたのかもしらん。

それと、日本のプレーを見ていて、
サッカー日本代表で活躍した鈴木隆行選手のように、
ボールをキープして相手陣内近くで相手選手をひきつけて、最後にファールを
もらうことを目的としたプレーに似ていると思った場面があったのですが、
それがどういうプレーだったか忘れてしまった。
今なら大久保選手とかも、相手陣内近くのライン際で相手にボールを外に
出させるようなプレーを見ることが出来ます。
それが、解説者が「うまい」とかっていうのですが、僕は感心できないのです。
そういうところばかり上手くなってもダメじゃないでしょうか。
それが女子バレーでも見られるなぁと感じたところです。

今回の試合では、三枚ブロックができる場面が一度くらいしかなかったですが、
来年、再来年とそういう場面が多くなっていくのでしょうね。

最後に、狩野舞子選手。
いまは全日本でプレーしたてで、世界を相手に自分の能力がどのくらいのものなのか、
確かめているんじゃないかと思います。
そういう意味の、思い切ったプレーが見られました。
バックアタックも決めるし、守備も良いし、今後も楽しみな選手ですね。
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