TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

規則性の問題4

2010年11月06日 10時11分15秒 | 数学
夏の講習会を手伝ったとき。
確か大阪府の問題だったかとおもう。
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nが自然数のとき、n<√a < n+2 を満たす自然数aの個数を
nの式で表せ。
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n=1 のとき 1< √a <3 だから 1<a<9より、a=2,3,4,5,6,7,8でaの個数は8-1=7 
n=2 のとき 2< √a <4 だから 4<a<16より、a=5,6,......,15でaの個数は15-4=11 
n=3 のとき 3< √a <5 だから 9<a<25より、a=10,11,.....,24でaの個数は24-9=15 
n=4 のとき 4< √a <6 だから 16<a<36より、a=17,18,...,35でaの個数は35-16=19 
n=5 のとき 5< √a <7 だから 25<a<49より、a=26,....,48でaの個数は48-25=23
・・・・・・・
階差をとれば、4だから、0次式で、求める式は1次関数。
求める個数をmとすれば、m=an+b
階差4ということは、1次関数の変化の割合が4だから、a=4
したがって、m=4n+b
あとは、たとえば、n=3のとき、m=15であるから、代入して
15=12+b よりb=3
m=4n+3が得られる。
実際の解き方は
n<√a < n+2 であるから、n2<a<(n+2)2
で、aの個数は{(n+2)2-1}-n2=4n+3
コメント
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