学生時代の旧友とメールをしているときに、近況と題して1年間を報告した。
あとで後悔するのだが、いつもながら長い!
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完全退職もいいのですが、毎日が暇になります。孫の子守り
を時々しながら、昨年の4月頃は、近くの図書館から推理小説
を借りて20冊ほど読みましたが、手法が分かるとつまらなくな
り、それもやめました。
図書館のそばで偶然教科書を扱っている書店を見つけ、高校
の数学の教科書を全巻6冊購入。問題を解き始めました。6月
からは「授業支援ボランティア」で退職した中学校へ。訪ねてく
る卒業生と高校数学の話しができました。
高校数学は5月から始めて、10月頃に解き終わりました。そ
の後は高校受験問題に挑戦。都立高校、埼玉、千葉県立、国立
大附属、東京私立と問題に挑戦し、2月に終わりました。中学
3年生の入試問題の質問にも何とか応えることができました。
その間、夏休みに東アジア数学教育会議をのぞきに行きまし
た。英語はさっぱりでした。会話は何とか通じますが、英語の
発表はさっぱりでした。ここで大学の先輩と再会し、数学教育
協議会の知人とも会い、東京支部に出かけることに。
さて・・・。3月からはガロア理論の解説本をノートをとり
ながら読み進めました。
「天才ガロアの発想力」技術評論社 小島寛之著
「ガロアの群論」講談社ブルーバック 中村亨著
前者は章末に被覆空間のことも取り扱っており、衝動買いし
、ノートをとって、ほぼ読み終えました。
後者は昨年、日本橋の丸善で発見しましたが、やや難解で、
これもノートをとって読んでいるところ。初期の群について面
白い記述があります。
両者とも代数学を目指す学生には最適です。
完全退職をした経験からすると、退職後はできることなら働
いて外に出た方がいいです。年配の人たちは皆そう言っており
ます。
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自宅にいると、人恋しく、たまにメールが来ると返事が長くくどくなるようだ。
受け取った側もこんなに長いとかえって迷惑だったかな。反省。