先月の末、母の見舞いに行ったとき、池袋の東武にある旭屋書店で相対性理論の本を見つけた。
「相対性理論の式を導いてみよう、そして、人に話そう」小笠英志著 ベレ出版
という記事をアップした。記事はこちら
E=mc2の式も導くのかと思ったが、そうではなかった。それらしい入り口までのところは説明があったが、中学校の数学の知識で読ませるとなると、微積分が使われないので限界があったようだ。
速度vで移動する物体は、質量がわずかに増える。速度vの物体の質量をm(v)、速度0のときの質量をm(0)とすると、 m(v)-m(0)が質量の増分だが、
この質量の増分が質量m速度v物体のエネルギーの1/c2倍になるということが導かれていたから、両辺をc2倍すると、
m(v)c2-m(0)c2という式が登場する。そんなこんなでE=mc2という式に近づくことができた。
ノートをとりながら式の変化を追いながら読み終わることができた。とったノートは50ページ以上になる。解説書でこれだから、本格的な書物だともっと大変になるかも・・・。だが、ノートをとって読むのは理解が深まって良かった。