中学校で方程式が全然分からないという1年生を指導した。
結果は3時から5時の2時間の指導で、方程式の解き方が
分かったようで、目が輝いて来たのだった。
この生徒を見たことがあると思ったら、先日夏休み宿題テスト
のやり直しのときに教えた生徒だった。
正の数と負の数でつまずいていたので、トランプ遊びをやり、
指を使って「数え足し」をしていたので、暗算で計算する方法を
教えた生徒だった。
文字式の基本から、問答を始めることにした。
2x+3=11 という式がどんなことを表しているのか分からないはずだ。
そこで、2x+3xは?と聞くと、5x と答える。
では、2x+3 は? ときいた所、迷っていた。
ははあやはりそうか・・・。と思ったのだ。
で、いよいよ 2x+3=11 ってなあに?と聞いた。
さっぱり分からないのである。
生徒にしてみれば、 2x+3 がこれ以上簡単にならない式
かどうかも分からないのに
2x+3=11 つまり 「2x+3 は 11 だ」という訳だから。
そうなると、2x+3=9 とか 2x+3=15 だなどと言えば
もっと分からなくなる。
問答の後は文字xを使った式についての復習をした。
つづく