80x+10x=90x
80x+90y
80x+90
この3つの式の違いが分かったところで、次の段階に・・・。
それは「代入」
「x=2のとき、5x+2の値を求めなさい。」
「xはいろいろな数なんだけれど、どんな値か分からない謎の数だ。
いま、『x=2のとき』と言ってるんだから、謎のxは、今、2になってる。
『時間よ止まれ!』この瞬間に、5x+2はある数になってるはずだよ。その数を求めよう。」
こんな具合に場面をはっきりイメージとして伝える。
こうして代入練習が終わった所で、「方程式」を教える。
たとえば・・・
「x+3=5のとき、xはどんな数?」
これはかんたんに「2」と答えてくれる。
で、次に「2x+3がいま11になっている。つまり、いま、2x+3=11だ。
このとき、xはどんな数?」
答え「4」ついにここまできた。
この生徒は2x+3=11という式そのものが分からなかったのだ。
こうして方程式の定義を教えて2x+3=11の解が4であることを教えた。
次は簡単な方程式の解を答えさせる練習を2,3題やった。
いよいよ等式の性質を使った解法を教えるときが来た。
つづく