TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

高校入試問題から1

2015年12月28日 11時41分41秒 | 数学

鳥取県の入試問題に次のような問題があった。

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右の図のように (図は省略)

10段の階段があり、初めにAさんは床の上にいる。
Aさんは、1枚の硬貨を投げるごとに、
表が出れば階段を1段上がり、
裏が出れば2段上がる。
たとえば、3段目に上がるには、
「表が3回」「最初に表、次に裏」「最初に裏、次に表」
となる3通りが考えられる。

(1) Aさんが4段目に上がる効果の表裏の出方は何通りありますか。

(2) 硬貨を3回投げた時点でAさんが5段目にいる確率を求めなさい。

(3) 10段目に上がる場合は
 「9段目に上がり、次に表が出る場合」か
 「8段目に上がり、次に裏が出る場合」の
 いずれかである。
 したがって、
 (10段目に上がる場合の数)=(9段目に上がる場合の数)+(8段目に上がる場合の数)
 と考えられる。
 これを参考に、10段目に上がる硬貨の表裏の出方が何通りあるか求めなさい。
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(1)、(2)は簡単だが、(3)の問いで
(10段目に上がる場合の数)=(9段目に上がる場合の数)+(8段目に上がる場合の数)
この式が良く分からないという生徒がいて困った。

 じつは12月からある中学校で「授業支援ボランティア」というのをやっていて、
週4回ほど中学校に通っている。
 この問題は生徒達が使っているワークブックの中の問題である。

この件は勤めが終わる頃(多分3月末まで勤務)
アップする予定。

つづく
 

コメント
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