イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2012年03月15日 | Weblog
場所:加太沖
条件:小潮10:09満潮
潮流:6:34下り最強1.2ノット 9:51転流 12:18上り最強0.8ノット
釣果:セイゴ 1匹 ガシラ 6匹

潮の廻りはよくないけれど、久しぶりに休みの日に船を出せる天気になった。
夜明けもだんだんと早くなって、午前6時に港を出たときは完全に明るくなっていた。
さすがに潮の動かない日ということで、帝国軍の戦闘艦は中の瀬戸周辺に集結している。あそこだったらそれなりに潮が流れているのだろう。行きたいのは山々だが、すぐに追い出されるのでいつものポイントからスタート。



しかし、潮流は最強の時刻を過ぎたばかりだが、まったく潮が動かない。そのせいか、帝国軍が仕掛けたのでもあるまいが、クラゲの機雷がうようよしている。仕掛けの枝素も幹糸にからんでしかたがない。これはボウズの可能性がありそうだと思い、30分ほどで高仕掛けをあきらめて、とりあえずおかずを釣るべく、友ヶ島に接近してガシラ狙いに切り替えた。
風がないのですごく釣りやすいがやっぱりここもベラばかりだ。おかずくらいは釣れたか。と思った頃に風が吹き始め根がかりし始めたのと、そろそろ転流時刻が迫っているので再び高仕掛けに切り替えるべく沖へ移動。帝国軍は相変わらず中の瀬戸に集結しているらしいので、そのまま友ヶ島周辺で釣りを続行した。敵艦は少し見えるが小さな船団なので威嚇はしてこない。ポイント名でいうと、コイズキというところあたりだろうか。水深は55メートルから47メートル。目の前は淡路島だ。



こんな巨大な船が横を通り過ぎてゆく。

 

北風が強くなってきたので仕掛けが相当斜めに入ってゆくが、我慢をしながら釣りを続けていると大きなアタリ。青物かと思ったが引き方は真鯛のようだ。しかし、真鯛はこんなアタリ方はしないよなと思いながら道糸を巻き上げてくると、セイゴが掛かっていた。加太では初めてお目にかかる魚種だ。とりあえずこれでボウズはなくなった。
その後、連続して青物らしき大きなアタリがあったが残念ながらハリはずれに終わってしまった。
しかし、この二つのアタリは普段の仕掛けに少し工夫を加えたところにアタリがでたものだ。
もう少し活性が高かったらバレることはなかったかもしれない。あと、数回試してみて本当に効果があるギミックかどうか検証してみよう。ちょっと、楽しみな仕掛けだ。

北風はどんどん強くなり、この場所では危険を感じるようになったので田倉崎沖へ移動。しかし、ここも波が高くなってきた。
ひょっとしたらかなり危険な状態じゃぁないのか?と不安になってきたのであわてて撤収。
12時過ぎまではがんばろうと考えていたが、あえなく11時で終了。
帰りは左舷からまともに波を喰らい、シールドやデッキは帰港した時にはずぶ濡れの状態だ。去年の3月25日の釣行ほどではなかったものの、水軒一文字の南側に逃げ込むまではヒヤヒヤの40分間であった。

コメント (4)
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