場所:加太沖
条件:大潮 6:38満潮
潮流:7:13 上り3.1ノット最強 10:52転流
釣果:サゴシ 1匹
うれしいはずなのに憂鬱な連休が後半にさしかかり、明日は少し波が出そうだが今日はあいにくの予定があった。
しかし、その予定が無くなってしまい釣りに出ることができる。天の配剤かはたまた憂鬱に輪をかける罠なのかはわからないがとりあえず加太へ出港だ。
今日は大潮で潮流が最強になる時刻が早い。できるだけ早くポイントへ行かなければと久々で夜明け前に港を出た。
前回の釣行とは違い、今日の海はなんとも穏やかだ。
すべるように船は進んでいく。なんとも気持ちがいい。
今日は旧正月だから帝国軍はひょとしたら休戦常態かと思いきや、どっさり艦船が出ている。
僕が行きたいポイントは完全に占拠されてしまっている。船の釣りもやっぱり平日がいいようだ。
ベトナム戦争でもテトの期間は暗黙の了解で休戦状態だったということなのに・・・。
しかし、お互いに禁を破っているのだからどっちもどっちか。
とりあえず田倉崎の南西の場所からスタート。到着してすぐにアタリがあった。それもかなり大きなアタリであった。一気に竿が持っていかれたのでハリ掛りしているだろうと竿を立てたのがまずかった。
ほんのわずかのあとでバレてしまった。食いついていたのはオレンジのビニールだ。最近はオレンジがよくアタる。
船は上り潮に乗って帝国軍奥深くに流れていくが、今日は友が島と田倉崎の間に艦隊が陣取っているのであまり入っていけないのでこまめに南下と北上を繰り返す。
午前9時ごろ、2回目のアタリ。こんどは慎重に間合いをつめてリールを巻き上げてゆく。アタリも引きも真鯛そのものだったが上がってきたのはサゴシだった。しかし、とりあえずボウズは免れた。
サゴシが出たので今回用意した新兵器を投入。新兵器といってもチョクリの仕掛けだ。手持ちの高仕掛けにからまないように鮎のころがし用の竿を買ってきてチョクリ用の竿に仕立て直した。家から竿を持っていく必要がないのでお手軽にチョクリの仕掛けを出せるのだ。
結果としては獲物がなかったが、エダスを1本食い切られ、次に幹糸を食い切られとアタリは出ることがわかった。これは正規軍として採用決定だ。
中古の釣具店で586円とは価格もお手軽だ。
チョクリにアタリがあった午前9時半ごろ突然赤い旗を掲げた帝国艦船が同盟軍の中に乱入し、僕たちを蹴散らし始めた。
ぼくの船もロックオンされあえなく退散。あの赤い旗の一段は帝国軍のなかでも白兵戦専門の精鋭部隊なのだろうか。怖い・・。
もう、こうなってはこっちの気力が持たない。転流時刻が近づいて北西風が強くなり、仕掛けを安定させるのが難しくなってきたところで今日は終了。
マイミクのたかさんが田倉崎でカワハギを狙っておられるとのことだったので様子をうかがったが、こっちも厳しいとのことであった。
たしかに、今日は潮流が早いはずなのだが、クラゲが漂っているし仕掛けにドロのようなものがこびりつくしで、あまりいい潮ではなかったのではないだろうかととりあえずもっともらしい言い訳を考えてみた。
家に帰って給油のために再度港へ引き返した。
円安とアベノミクスの影響か、ガソリン、軽油、灯油の値段がグッと上がっていた。
給料が上がる前にインフラの値段があがってどうするのだ。これに耐えられるのはローソンの社員くらいなのではないだろうか。
金の価格が上がっていい思いをしたものの、これからは厳しい釣行が続くようだ。
ついでに雑賀崎を訪問。
今日は旧正月なので漁船にたくさんの大漁旗が揚がっていた。テキヤが出ていたりでなかなかいい雰囲気だ。
ついでに路地をさまよってみた。
僕の父親の友人に、ヒデミさんという人がいて、何をしている人かは知らなかったが、絶対に普通のサラリーマンではない怪しげな人であったが雑賀崎に住んでいた。
この人の家に遊びに行くときはスーパーカブに乗って肩があたりそうなほど狭い路地を走っていくのだが、それを思い出した。
幼稚園の頃か小学校に入りたてくらいの頃だったと思うので40年以上前のお話だ。
この路地にある散髪屋さんや酒屋さん、その他もろもろはその頃からまったく変わっていないのではないだろうかという佇まいだ。
いいところに迷い込んでしまった。
条件:大潮 6:38満潮
潮流:7:13 上り3.1ノット最強 10:52転流
釣果:サゴシ 1匹
うれしいはずなのに憂鬱な連休が後半にさしかかり、明日は少し波が出そうだが今日はあいにくの予定があった。
しかし、その予定が無くなってしまい釣りに出ることができる。天の配剤かはたまた憂鬱に輪をかける罠なのかはわからないがとりあえず加太へ出港だ。
今日は大潮で潮流が最強になる時刻が早い。できるだけ早くポイントへ行かなければと久々で夜明け前に港を出た。
前回の釣行とは違い、今日の海はなんとも穏やかだ。
すべるように船は進んでいく。なんとも気持ちがいい。
今日は旧正月だから帝国軍はひょとしたら休戦常態かと思いきや、どっさり艦船が出ている。
僕が行きたいポイントは完全に占拠されてしまっている。船の釣りもやっぱり平日がいいようだ。
ベトナム戦争でもテトの期間は暗黙の了解で休戦状態だったということなのに・・・。
しかし、お互いに禁を破っているのだからどっちもどっちか。
とりあえず田倉崎の南西の場所からスタート。到着してすぐにアタリがあった。それもかなり大きなアタリであった。一気に竿が持っていかれたのでハリ掛りしているだろうと竿を立てたのがまずかった。
ほんのわずかのあとでバレてしまった。食いついていたのはオレンジのビニールだ。最近はオレンジがよくアタる。
船は上り潮に乗って帝国軍奥深くに流れていくが、今日は友が島と田倉崎の間に艦隊が陣取っているのであまり入っていけないのでこまめに南下と北上を繰り返す。
午前9時ごろ、2回目のアタリ。こんどは慎重に間合いをつめてリールを巻き上げてゆく。アタリも引きも真鯛そのものだったが上がってきたのはサゴシだった。しかし、とりあえずボウズは免れた。
サゴシが出たので今回用意した新兵器を投入。新兵器といってもチョクリの仕掛けだ。手持ちの高仕掛けにからまないように鮎のころがし用の竿を買ってきてチョクリ用の竿に仕立て直した。家から竿を持っていく必要がないのでお手軽にチョクリの仕掛けを出せるのだ。
結果としては獲物がなかったが、エダスを1本食い切られ、次に幹糸を食い切られとアタリは出ることがわかった。これは正規軍として採用決定だ。
中古の釣具店で586円とは価格もお手軽だ。
チョクリにアタリがあった午前9時半ごろ突然赤い旗を掲げた帝国艦船が同盟軍の中に乱入し、僕たちを蹴散らし始めた。
ぼくの船もロックオンされあえなく退散。あの赤い旗の一段は帝国軍のなかでも白兵戦専門の精鋭部隊なのだろうか。怖い・・。
もう、こうなってはこっちの気力が持たない。転流時刻が近づいて北西風が強くなり、仕掛けを安定させるのが難しくなってきたところで今日は終了。
マイミクのたかさんが田倉崎でカワハギを狙っておられるとのことだったので様子をうかがったが、こっちも厳しいとのことであった。
たしかに、今日は潮流が早いはずなのだが、クラゲが漂っているし仕掛けにドロのようなものがこびりつくしで、あまりいい潮ではなかったのではないだろうかととりあえずもっともらしい言い訳を考えてみた。
家に帰って給油のために再度港へ引き返した。
円安とアベノミクスの影響か、ガソリン、軽油、灯油の値段がグッと上がっていた。
給料が上がる前にインフラの値段があがってどうするのだ。これに耐えられるのはローソンの社員くらいなのではないだろうか。
金の価格が上がっていい思いをしたものの、これからは厳しい釣行が続くようだ。
ついでに雑賀崎を訪問。
今日は旧正月なので漁船にたくさんの大漁旗が揚がっていた。テキヤが出ていたりでなかなかいい雰囲気だ。
ついでに路地をさまよってみた。
僕の父親の友人に、ヒデミさんという人がいて、何をしている人かは知らなかったが、絶対に普通のサラリーマンではない怪しげな人であったが雑賀崎に住んでいた。
この人の家に遊びに行くときはスーパーカブに乗って肩があたりそうなほど狭い路地を走っていくのだが、それを思い出した。
幼稚園の頃か小学校に入りたてくらいの頃だったと思うので40年以上前のお話だ。
この路地にある散髪屋さんや酒屋さん、その他もろもろはその頃からまったく変わっていないのではないだろうかという佇まいだ。
いいところに迷い込んでしまった。