イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2016年01月21日 | 2016釣り
場所:加太沖
条件:中潮5:06満潮
潮流:8:50転流 11:15 下り最強 1.8ノット
釣果:ボウズ

ここ数日、暖冬とは思えない寒さが続いている。
今日は大寒。本当に寒いがポッカリ冬型の気圧配置が緩むようだ。三邦丸の昨夜のメールマガジンも明日は出るというメッセージが届いた。
とりあえず午前5時半に起きていつもの煙突を眺めてみるとかなり煙が流れている。これはダメかと二度寝して午前7時半にもう一度煙突を見てみると風がかなり緩くなっている。
ちょっと遅くなったが午前8時過ぎに家を出た。こんな時間に家を出て港に向かうとなにやら背徳の匂いが漂う。世間の人々は皆、仕事場に向かっているのに僕は釣竿をかついで逆方向に向かっている。釣りに行くのはやはり夜明け前、人知れずのほうが心が痛まない。

昨日までの冬型気圧配置の名残はあるが、田倉崎まではいたって快調。真冬とは思えない穏やかさだ。



さて、どこに行こうか・・・。ナカトの手前に少し船団ができているので西風を避けられるだろうという考えもありナカトシタからスタート。魚探の反応も少し出ている。



しかし、アタリがない。ここで10時半まで粘ったがはやり下り潮の一番いい時間はコイヅキで迎えたい。
もう、この時間で帰投する帝国軍がいる。しこたま獲物を手にしたのか、それとも見切りをつけたのか・・・。間違いなく遅すぎた。



こちらの船団はかなり沖にできている。水深は70メートル前後のところだ。



そういえばこの前のビッグフィッシングでもこの場所と思われるところで水深70メートルの魚探の画像が画面に出ていた。こんな深いところでも釣らなければならないと仕掛けを下してみるが悲しいかな、全然底を取ることができない。帝国軍は傭兵部隊といえどもこんな深いところを探ることができるらしい。ここでは到底太刀打ちできないと判断して水深50メートル前後の場所を流してみるがやはりアタリがない。前を行く船で何か獲物を掬っている人がいたが、いつものとおりこちらにはおこぼれはなかった。

ここ数日、家の中でも会社でもいくつかの嫌なことがおこった。イライラも募る。
そんな気持ちで釣りをしても獲物を手にできることはないということもわかっている。
こんな寒空の日に釣りに出るというのはなんだか禊をしてるような感じだ。

来週にかけてもかなり寒いそうだ。それが過ぎたら少し暖かくなるらしい。
禊のあとは何かいいことがあるだろうか・・・。
コメント (2)
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