イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

紀ノ川釣行

2016年01月11日 | 2016釣り
場所:紀ノ川(岩出付近)
釣果:ボウズ

ハエ釣りをしたいと思っていた。真冬にハエ釣りをしたのはずっとずっと昔。多分小学校の低学年のころだと思う。まだ水軒に住んでいたころ、父親のカブの後ろに乗って貴志川へ通っていた。
機能的な防寒着なんてなかったからものすごく寒かった。向かう途中にたき火をしている人を見つけて一緒にあたらせてもらったこともあった。小さい頃から、釣れるものは何でも釣りたかった。
何年か前、物置を整理していたら父親が使っていたハエ釣りの道具が出てきた。缶付きの魚篭や唐辛子ウキなど・・。まだ残してあったんだと思うと無性に行きたくなってきた。そして一昨年、中古の釣具屋でハエ竿を手に入れていた。
この時期は船の釣りも忙しいのでなかなか行く機会がなかったが、やっと巡ってきた。

こんな釣りについてはほとんど情報がない。昔通った貴志川のポイントはすでに浅くなってしまっているので釣りにならない。ネットで調べてもなかなか情報が出てこない。やっと、和歌山市の中島という地名が出てきた。
衛星画像を調べてみると、消波ブロックが川に突き出ていてそこそこ深そうな感じなので雰囲気がいい。行先は決まった。

東に向かって原チャリを走らせる。僕も父に倣って寒くても2輪走行だ。



しかし、そんなに世の中は甘くない。全然アタリがない。場所が悪いのか、仕掛けが悪いのか・・・。休日を選んで釣りに出たのは誰か釣りをしている人がいれば教えてもらえるからだったのだが、誰もいない。
この周辺を2時間ほど試したがここをあきらめてもう少し上流を目指すことにした。
岩出市に向かう道はどんどん川から遠ざかってゆく。



なかなか川に降りる道が見つからない。気が付くと岩出市を越えて紀の川市までやってきてしまっていた。ちょっと遠くまで来すぎたので見つけた橋を渡って逆戻りし、河川管理用の道路を見つけたのでそこに入り込み川に降りて仕掛けを流してみたがやはりアタリはない。




簡単な釣りと思っても、めったにやらない釣りはやはり難しい。どんな場所でもどんな魚でも釣り上げることができるのが真の釣り師であるのなら僕はまったくの似非釣り師だ。
少し上向き加減なのかなと思ってはいたが、やはりこんなものだ・・・。


ちょっと得をした感があったのは異様に安いガソリンスタンドを見つけことだけであった。



噂にたがわず、紀ノ川周辺はガソリンが安い。


コメント (4)
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