イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行とタラノメ採り

2017年03月23日 | 2017釣り
場所:加太沖
条件:若潮 9:52干潮
潮流:7:35転流 10:25下り1.9ノット最強
釣果:ボウズ

今日もボウズだ。
なさけない言い訳だが、こんなに潮の動かない日は珍しい。
そのせいか、帝国軍は中ノ瀬戸に集結している。ひょっとしてあそこに行けば何とかなるのかもしれないが、間違いなく撃沈直前の戦艦大和状態になるだろう。



下りの潮だったので沖ノ島の南からコイズキ周辺を流していたのだが、この場所で仕掛けが真っすぐに下りていくというのは初めてではないだろうか。大概は潮が早すぎて退散するというパターンなのだが・・・。

ここでも潮が動き始めると少しだが帝国軍が移動してきた。毛糸とビニールの混成仕掛けで敵艦の間を縫いながら攻めてみるが触っても来なかった。



完全玉砕であった。


今日の帝国軍。
またまた異常接近してきたので威嚇行為を受けるのかと思いきや、そのまま釣りを始めてしまった。



高速で移動し、リバースをかけて急停止。敵船(僕のこと)のA.T.フィールドをいとも簡単に打ち破り、仕掛けをサッと下して金庫破りがダイヤルを回すように操舵輪をくるくる回して船を安定させる。
全く動きに無駄がない。他人の存在など気にせず、我が道を行く。今日は本当の侍を見た気がした。
だから、この場所がまったく見当はずれの場所ではないのは確かなのだ。だから、言い訳をするしかないのだ・・・。


なんとか夕食のおかずは確保しなければならない。そろそろ大きくなってきているはずのタラノメも採りに行った。クーラーボックスや竿を船に乗せ、港近くの山へ向かう。
ちょっと小さいが十分食べられる大きさにはなっている。本当の採り頃は明後日というところだろうか。
海に向かって山の幸とはこれいかに・・。



今夜はとりあえず天ぷらにありつける。

与太話をもうひとつ。
本線航路を大型客船が通過していた。10日ほど前だと神戸に向かうQEⅡを見ることができたのだが、今日のはちょっと小さい。



外洋船の現在位置やトラックを見ることができるサイトがあって、それで調べると、この船は昨日の午後、東京湾を立って大阪に向かう途中らしい。
タンカーや海保の船の現在位置を船名を打ち込めば見ることができる。


まさしく写真を撮った位置が地図上に表されている。

半径10キロでしか生活していない身ながら、こんなサイトを見て世界旅行をした気分になっているのだ。

記録:




コメント
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