イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2019年05月14日 | 2019釣り
場所:加太沖
条件:長潮 3:38満潮 9:58干潮
潮流:6:39転流 9:46 下り2.2ノット最強
釣果:ボウズ

“うるさい”とう言葉を漢字で書くと、”五月蝿い”となるけれども、たしかにうるさい。
今日は午後から雨が降るという予報なので安息日にしたかったけれども、ハエなのか蚊なのか知らないけれども寝ている頭の周りでブンブン飛ぶものだから午前2時半に目を覚ましてしまった。
情報では、まったく魚が釣れなかったあと、先週の末あたりから相場が下がるほど鯛が釣れていると聞いていたのでこのハエか蚊はきっと神様の使いで、僕を大漁の海へいざなってくれているのかもしれないと思い急いで支度をして港に向かった。

結果は上記のとおり、そんなに世の中甘くはなかった。ボウズであった。下りの潮なので沖ノ島と地ノ島の北側を釣っていた。

 

アタリは地ノ島の北側で3回。そのうち竿の先を引き込むようなアタリは1回だけで、それもすぐに離されてしまった。



これで1ヶ月以上真鯛が釣れていない。大間のマグロならまだしもこれは情けない。侍が人を斬るときときには、「刀の錆にしてくれるわ!!」と啖呵を切るけれども、我が家では、「包丁が錆まみれになってしまうわ~!!」と嘆きの雄たけびを上げねばならない・・。。

ほかの人もボウズならあきらめがつくけれども、午後から出た人がフェイスブックにアップしていた釣果は2時間あまりで10数匹だったそうだ。僕もほぼ同じ場所で仕掛けを下していたのに・・。さらに菊新丸さんからも僕がフェイスブックにアップしたボウズの報告を見て、「あれ~、昨日からチョクリでサバが爆釣よ~。言ってあげたらよかったな~。」とい電話をもらった。
極めつけは翌日の同僚のS君の言葉であった。(このブログは翌日に書いている。)「カチョ~、昨日、加太に行ってませんでした~?どうもそれらしい人がいたんで声をかけようとおもったけどはっきりわからなかったんですよ~。僕たちはふたりで二けたでしたよ~。」とのこと・・。

結局ボウズだったのはほぼ僕だけということだ。もう、立ち直れない・・。。

今シーズンはこれで加太の釣行を終えてチョクリでアジサバ狙いに切り替えてゆく。今までずっと同じ釣り方をしてきたけれども、ここ数年、確かに僕の釣果は落ちている。一体なにが悪いのか。もう完全に袋小路に入ってしまっている。なんとか抜け出さねばならないがどうやったら抜け出せるのか、それがわからない。なにしろ今までやってきたことに何の違いもないのだから次の打ち手がみつからない。陸釣り師でそんなに投資をしていないならそうでもよいけれども、僕は船を買ってしまっている。これも大きな投資だし、なにしろ、船を持つほどだから幾何かは釣りに対するプライドもある。そういう意味では後に引くにも引くことができないのだ。

ここまでの危機感を味わったというのはあまり記憶がない。

さて、この危機感を持ったままでチョクリ釣りに突入してはたしてそちらの釣りで結果を残すことができるであろうか・・。

なんとか打開策を神頼みに求めて午後からは仏様と神様の展覧会を見てきたけれども、よく考えれば、こういう展覧会の時には像の魂を抜いてから展示をするという。どれだけ拝んでもこれではご利益もない。



ぼくは一体、どうすればいいのだろうか・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする