場所:水軒沖
条件:小潮10:12満潮
釣果:マルアジ1匹 ツバス1匹 イワシ数匹
「明日、世界が滅びるとしても、今日、あなたはリンゴの木を植える」
僕は今日も船を出す。
こういうときだけ地震でも津波でもやって来いというカラ元気を絞り出すのである。
タチウオは確かにまだ早すぎたのか、昨日、タチウオ名人はタチウオを釣らずに新々波止の先端に浮かんでいた。僕が帰港して間もなく名人も帰港してきたので何を釣っていたのかを聞いてみると、釣れなかったけどカマスを狙いに行ったとのことだった。
確かに、今頃の季節、双子島の湾の中でカマスを釣ったことがあった。先週の田倉埼みたいにカマスはダメでもマメアジが釣れればそれを使って飲ませ釣りができる。一応、ヒラメが釣れればいいなと思ってはいるのだが、これは言ってみればスポーツをやったこのない人間がオリンピックに出場しようとしているようなものなのだがオリンピックも昔から参加することに意義があると言われていたのだからとりあえずはやってみるのである。
タチウオほど早く行かなくてもいいだろうから少し明るくなってから出港。
一路新々波止の先端へ。しかし、船の速度が出ない。前回の釣行から約半月、この間にかなりフジツボが付着したからなのだろうか・・。前回の塗装のとき、自分でもこれは相当雑だなと思っていたのでそれが原因かもしれない。そういえば、昨日の大きい方の船も大分遅くなっていた。ここにきて急にフジツボの活性が高くなってきたのかもしれない。水質がよくなったので当分は船底塗装をしなくてもいいのではないかと思っていたがまったくあてが外れた。
少し北風が強いので防波堤の南側から仕掛けを下ろし始める。
魚探が付いていないのでこの下に魚がいるのかどうかさっぱりわからないがカマスがいるなら5メートルくらいの深さで喰ってくるだろうと考えていた。しかしまったく何のアタリもない。しばらくしてテッポウ仕掛けを引っぱっている船がやってきて、僕のほうを向きながら手を横に振っている。
向こうも釣れていないようだ。ダメならダメでいろいろなところを調査してみようと考えて風が当たる防波堤の先端へ。
仕掛けを下ろすといきなりアタリがあった。上がってきたのはちょっとましなサイズのイワシだ。カマスでもなく小あじでもない・・。バケツに入れてもすぐに死んでしまうからエサにはならない。しかし、これが10匹あったらおかずにはなる。同じ深さに仕掛けを入れてみるがその後は何の反応もない。一瞬だけ群れが通り過ぎただけだったようだ。魚探がないと本当に暗闇の中、手探りで歩いているようだ。上のほうで釣れないので試しに底まで仕掛けを下ろすとすぐにアタリがあった。今度はかなり大きい。途中でバレたが30センチくらいのサバのようであった。その後も底まで仕掛けを下ろすとアタリが出る。そんな中にマメアジが1匹混ざっていた。丁寧に扱ってバケツの中で生かし防波堤から少し離れた場所へ移動。ここから飲ませ釣りの仕掛けに変更してヒラメを狙ってみる。
生きたエサの効果は絶大ですぐにアタリがあった。十分喰わせて合わせを入れると引きが弱い。残念だがこれはエソだ。生きたエサがなくなったので死んだイワシを使ってみるがやっぱりアタリはない。これではどうしようもないので今日はここで終了。
この場所だが、いつも何艘かの船が釣りをしている場所でもある。画像の船もしょっちゅうここに来ているなかの1艘だ。
真剣に釣ればアジがけっこう釣れるのだろう。夜釣りの場所もこのテトラのすぐ横だからきっとこの周辺にはたくさんの魚が回遊しているのだろう。いったい何を釣っているのかと思っていたが答えがわかった。それに加えて今回作ったサビキ仕掛けもけっこう釣れる。新たな武器が手に入った感じである。
せっかくいい場所を見つけたのに船が動かないのではこれは困った・・。この暑い中では船を揚げるのも億劫だ。大きい船で行くにしてもテトラに近づくは怖い。とろとろ走っていくしかないか・・。
条件:小潮10:12満潮
釣果:マルアジ1匹 ツバス1匹 イワシ数匹
「明日、世界が滅びるとしても、今日、あなたはリンゴの木を植える」
僕は今日も船を出す。
こういうときだけ地震でも津波でもやって来いというカラ元気を絞り出すのである。
タチウオは確かにまだ早すぎたのか、昨日、タチウオ名人はタチウオを釣らずに新々波止の先端に浮かんでいた。僕が帰港して間もなく名人も帰港してきたので何を釣っていたのかを聞いてみると、釣れなかったけどカマスを狙いに行ったとのことだった。
確かに、今頃の季節、双子島の湾の中でカマスを釣ったことがあった。先週の田倉埼みたいにカマスはダメでもマメアジが釣れればそれを使って飲ませ釣りができる。一応、ヒラメが釣れればいいなと思ってはいるのだが、これは言ってみればスポーツをやったこのない人間がオリンピックに出場しようとしているようなものなのだがオリンピックも昔から参加することに意義があると言われていたのだからとりあえずはやってみるのである。
タチウオほど早く行かなくてもいいだろうから少し明るくなってから出港。
一路新々波止の先端へ。しかし、船の速度が出ない。前回の釣行から約半月、この間にかなりフジツボが付着したからなのだろうか・・。前回の塗装のとき、自分でもこれは相当雑だなと思っていたのでそれが原因かもしれない。そういえば、昨日の大きい方の船も大分遅くなっていた。ここにきて急にフジツボの活性が高くなってきたのかもしれない。水質がよくなったので当分は船底塗装をしなくてもいいのではないかと思っていたがまったくあてが外れた。
少し北風が強いので防波堤の南側から仕掛けを下ろし始める。
魚探が付いていないのでこの下に魚がいるのかどうかさっぱりわからないがカマスがいるなら5メートルくらいの深さで喰ってくるだろうと考えていた。しかしまったく何のアタリもない。しばらくしてテッポウ仕掛けを引っぱっている船がやってきて、僕のほうを向きながら手を横に振っている。
向こうも釣れていないようだ。ダメならダメでいろいろなところを調査してみようと考えて風が当たる防波堤の先端へ。
仕掛けを下ろすといきなりアタリがあった。上がってきたのはちょっとましなサイズのイワシだ。カマスでもなく小あじでもない・・。バケツに入れてもすぐに死んでしまうからエサにはならない。しかし、これが10匹あったらおかずにはなる。同じ深さに仕掛けを入れてみるがその後は何の反応もない。一瞬だけ群れが通り過ぎただけだったようだ。魚探がないと本当に暗闇の中、手探りで歩いているようだ。上のほうで釣れないので試しに底まで仕掛けを下ろすとすぐにアタリがあった。今度はかなり大きい。途中でバレたが30センチくらいのサバのようであった。その後も底まで仕掛けを下ろすとアタリが出る。そんな中にマメアジが1匹混ざっていた。丁寧に扱ってバケツの中で生かし防波堤から少し離れた場所へ移動。ここから飲ませ釣りの仕掛けに変更してヒラメを狙ってみる。
生きたエサの効果は絶大ですぐにアタリがあった。十分喰わせて合わせを入れると引きが弱い。残念だがこれはエソだ。生きたエサがなくなったので死んだイワシを使ってみるがやっぱりアタリはない。これではどうしようもないので今日はここで終了。
この場所だが、いつも何艘かの船が釣りをしている場所でもある。画像の船もしょっちゅうここに来ているなかの1艘だ。
真剣に釣ればアジがけっこう釣れるのだろう。夜釣りの場所もこのテトラのすぐ横だからきっとこの周辺にはたくさんの魚が回遊しているのだろう。いったい何を釣っているのかと思っていたが答えがわかった。それに加えて今回作ったサビキ仕掛けもけっこう釣れる。新たな武器が手に入った感じである。
せっかくいい場所を見つけたのに船が動かないのではこれは困った・・。この暑い中では船を揚げるのも億劫だ。大きい船で行くにしてもテトラに近づくは怖い。とろとろ走っていくしかないか・・。