イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

紀ノ川河口釣行

2024年09月07日 | 2024釣り
場所:紀ノ川河口
条件:中潮8:22満潮
釣果:タチウオ23匹

4度目の正直でやっと釣れた。しかし釣れ始めると怒涛ごとくアタリがある。
朝は早い目に出港して港内のかなり手前から仕掛けを流し始めたのだが仕掛けを下ろしている途中にアタリが出た。



型は小さいが今年の最初の1匹なので取り込み再び仕掛けを流し始める。蓄光パウダーと紫外線ライトの賜物であったのかもしれない。

しかし、その後は一向にアタリがない。あれれ、スミ一でおわってしまうのか・・。やっぱり今年はダメなのかと不安な気持ちがよぎるのだが、それも杞憂で、青岸の灯台の前を通り、フェリーの影が見え始め頃からアタリが連発し始めた。とにかくどんどんアタる。完全に最盛期のアタり方だ。時には5本の鉤に全部掛かっていることもあった。
これで型がよければ本当に最盛期なのだが釣れてくるのは指3本までの大きさばかりだ。10本を超えたくらいからは少し小さいと思える魚で生きて海に返すことができそうなやつを放流しながらも合計で23本。
しかし、アタリがあった時間は30分ほど。見事なほどにピタッとアタリが止んでしまった。



今日は家に帰ってすぐに健康診断に行かねばならないのでほかには何もせずに帰投。

船の方はどんどん速度が遅くなり2000回転でも時速16キロしか出ていない。航跡もボコボコだ。



港に戻ってスクリューを見てみるとフジツボがびっしりと付着している。海水の濁りもひどく、お昼前にはスクリューの形が見えないほど濁っている。



濃厚な栄養スープの中に浸かっているようなものだからこの2週間で相当成長したのだろう。
アラを捨てるために港に戻ってついでにフジツボを掻いてみるが気休めにしかならないであろう。来月の後半に上架の予約をしたけれどもそれまでは我慢の時を過ごさねばならない。
水質がよくなって魚がいなくなり、代わりに船底の汚れはあまりにもひどくならないという仮説を立ててみたけれども全然当たっていなかった・・。

今の会社の健康診断は提携している医療機関を選んで自分で予約を入れるシステムだ。幸い家の近くに対象の機関があり、普通なら勤務扱いで会社を抜けることができるのだがそれも面倒なので休みの日にゆっくり受診しようと考えた。



そういうシステムを取っている企業はけっこうあるのか、僕と同じ封筒を持った人たちがたくさんいた。
検査は滞りなく終わり、最後の医師の問診の順番が来たのだが、聴診器を当てるだけで検査の数値については何も評価をしてくれない。特に問題がないので何も言わないのか、面倒くさいのかと思っているのかと思ったら、項目を見直してみると、「触診」と書いていた。確かに触診だったが、前の会社では「問診」となっていて気休めだけだが最近どうですか?みたいな問答があった。本当の無駄話でそんな話をしたからと言って隠れていた病気が見つかるわけでもないから気休めでも肺の音を聞いてくれた方がいいのかもしれない。しかし、せっかく医者が目の前にいるのだから少しは健康相談をしてくれてもいいんじゃないかと思うのだ。しかし、こんなところで土曜日に健康診断の場にいるというのは、医者のアルバイトのランクとしてはあまり上位でもないような気がする。この人もきっとやる気がないのだろうと納得したのである。

やっと釣れたタチウオなので今日はピザを作ってみた。おだんごクラブの会長さんのお店の人気メニューだ。どんなトッピングをしているのか知らないのだが僕はタチウオオンリーで勝負してみた。



おお、これはなかなかいける。人気メニューになるはずだ。

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「なぜテンプライソギンチャクなのか?」読了

2024年09月04日 | 2024読書
泉貴人 「なぜテンプライソギンチャクなのか?」読了

数日前の新聞のコラムに、『無用の事を為(な)さずんば何をもって有限の生を遣(や)らん』という言葉が載っていた。「死ぬことによってどんな意味づけもやがて無に帰すなら、無用の中に己を精一杯漂わせるほかない。」というような意味だろうとこのコラムの著者はかいていたが、この本の著者もこういう心で研究を続けているのだろうか。

著者はイソギンチャクの研究者で、それもカワリイソギンチャク(正確にはヤツバカワリイソギンチャク上科という)の仲間の分類をやっている分類学者だ。東京大学大学院の在学中の2018年に、「テンプライソギンチャク」という生物を新種、新属として記載したことで有名になったそうだ。著者は発見した新種に面白い名前を付けることでも有名だそうだ。テンプライソギンチャク以外にも、「ヘラクレスノコンボウ」「ヨウサイイソギンチャク」「ウミノフジサン」「ゲンシカイキ」という名前を付けた新種があるそうだ。

東京大学に入ってまでどうしてイソギンチャクの分類なのか・・。イソギンチャクって食べることはできたとしても地球の食糧危機を救うわけでもない。要はおそらくだけれども社会貢献にはまったく何の役にも立っていないような気がする。もし、この人の研究が社会に貢献しているものがあるとすれば研究費用を使うことでいくらかの経済の回転に貢献しているということくらいだろうか。だからもう、自己満足でやっているとしか思えないのである。
そこで最初の言葉が出てくる。きっと人生とはそういったものなのではないかと偶然読んでみたコラムによってこの本の真意がわったのである。
しかし、きっとそれは引き返すことができないところまで来てしまった白秋の老人が思うことであって、やたらとルビが多い構成を考えると中高生が読むような本なのだろうと思うので、大学での研究というのはこんなにドラマチックで面白く、やりたいことをやれ、我が道を行けということを伝えたいのだと思う。

しかし、この研究者はこの分野では確かに成功した学者には違いがないと思う。日本のなかでカワリイソギンチャクを語らせるとこの人の右に出る人はいないそうだから間違いない。
この人が無用の人なら僕なんかはもっと無用の人だったわけであるが、その違いというのは人脈と記憶力とコミュ力なのだと気がついた。何かを成し遂げるにはこの三つはきっと必要条件なのである。
そして、自己プロデュース力もすごい。東大卒というブランドを活かし、さらに学者らしくない風貌でそのギャップから強い印象を植え付ける。水族館と連携して研究成果を発信するというのも美味い考えだと思う。

自分の成功譚を面白おかしく伝えたいのだとは思うが、こういう類の本は、書き手がはしゃぎすぎると読んでいるこっちが醒めてしまう。洞窟の中にいる誰も知らない虫を探す研究者バッタを倒しに砂漠をさまよう学者世界の土を集める研究者ゴキブリを探し求める研究者などの本を読んだけれどもこんなにはしゃいだ書き方をしているひとはいなかったように思う。そこはちょっと残念に思うところであった。まあ、これも自己プロデュースの一環なのだとうは思うが・・。

テンプライソギンチャクというのは変わったイソギンチャクで、ウイキペディアを調べてみると、『体長は成体でも3-4ミリメートルしかない。カイメンの出水孔の脇に埋没するように棲息しており、刺激を受けるとカイメンの中に完全に隠れてしまう。本種とカイメンは、単に本種がカイメンの組織の隙間に入り込んでいるというレベルではなく、本種の外胚葉から出た繊毛が撚り合わさってカイメンの上皮に陥入しており、その結合は非常に強い。
また、自然下では必ず共生した状態で発見され、それぞれが独立した姿は確認されていない。
このため、本種とカイメンの間には、非常に強固な共生関係があると推測されている。本種は外敵に襲われてもカイメンの中に隠れて身を守ることができ、カイメンは天敵であるカイメン食性のウミウシから本種の刺胞で保護してもらえる。また、本種がカイメンの体を貫通し、かつ、両者が強く結合しているため、構造的に脆いカイメンが岩などの基質に付着するのを助けている。すなわち、両者は相利共生の関係にあるといえる。』
という生物でカイメンが衣でイソギンチャクの刺胞がエビの尻尾のように見えるので、著者はこういう名前を付けたということだ。ここまではしゃぐのなら、いっそのこと、「エビテンイソギンチャク」という名前にして、エビだかイソギンチャクだかなんだかわからないようにしてもよかったのではないかと思う。
そして、この本によると共生しているカイメンも新種である可能性があるそうである。この新種にはどんな名前が付けられるのか楽しみだ。



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「天気でよみとく名画-フェルメールのち浮世絵、ときどきマンガ」読了

2024年09月03日 | 2024読書
長谷部愛 「天気でよみとく名画-フェルメールのち浮世絵、ときどきマンガ」読了

前回読んだ本と同じような趣の本だ。今度は詩歌に書かれた生物ではなく名画に描かれた“天気”を分析している。

絵画の鑑賞に際して、天気に着目してみるとそれまでとは違った魅力が現れてくるという。
有名な絵画というのはそれが描かれた場所や年代が特定されているものが多い。だから、その場所のその当時の気候や天気はどのようなものであったかがわかっている場合が多い。この本は、画家たちがその時の天気をどのように切り取ったかを鑑賞するのである。

サブタイトルに書かれているフェルメールは窓からの斜めの日差しを受けた人物像で有名だが、風景画も描いていて、その中でも「デルフトの眺望」という絵画は空の表現が際立っているという。



デルフトというのはオランダの都市だそうで、海抜0メートルの土地が多く空が広く見える。しかし、この絵が描かれた17世紀というのは、14世紀から19世紀まで続いた「小氷期」の中でも最も寒い期間であったそうだ。低温と荒天が続いたこの時代にあって、貴重な青空が描かれている。
フェルメールはこの絵と合わせて2点だけ風景画を残しているそうだが両方ともその貴重な青空が描かれているということだ。青空を渇望していたのである。欧米の美術館41館が所蔵する1400年から1967年に描かれた1万2千点の絵画の天候を定量的に調べると、小氷期に描かれた絵画には曇天で、かつ暗く描かれた傾向があるそうで、そういったことを考えてもこの青空は貴重な青空と言えるのである。

イギリスでは有名なジョン・コンスタンブルはかなり雲の風景を観察し続けた作家のようである。1805年~17年の間に1点、1828年に同じ構図でもう1点描いていて、2点目は相当科学的な正確さで書かれている。タイトルは「テダムの谷」という。

 

この時代には科学的な知見に基づいた気象学が始まり、ルーク・ハワードというイギリス人のアマチュア気象学者が考案した「国債雲図帳」は今でも国際的に使われている雲の分類の基礎になっているそうだ。
この作品の変化は素人が見てもわかるレベルだ。

写実的な絵画だけでなく抽象的な絵画にも描かれた当時の天候を反映している作品があると著者は考えている。ムンクの「叫び」はかなり有名な絵画だが、背景の空の色は赤く燃えている。



この絵画は1893年に描かれたがその10年ほど前、1883年8月27日、インドネシアのクラカタウ火山が大爆発を起こし、その火山灰は長く全世界を覆った。日本では天明の大飢饉を引き起こしたのではないかと言われているがムンクの住んでいたノルウェーでもその影響で長い間空が赤く染まっていた可能性があり、その空のイメージが「叫び」に反映されているのではないかというのである。
他の作家の作品でもこの時代、絵画の色彩の分析をすると緑よりも赤の割合が多いそうだ。そんな分析をしている学者がいるというのにも驚かされるが・・。

日本の絵画では歌川広重と葛飾北斎の浮世絵の数々が紹介されている。広重は写実的、北斎は様々な雲の種類をアレンジしながら描いているそうである。しかし、どちらの浮世絵も雲の形だけでなく、雨や風の表現を改めて見てみると天気が見せるその時々の風景を印象深く描いている。
広重の絵では人は主人公ではないのだろうが、その動きはその時の風や雨の情景を映し出す。急な雨に慌てる人々、春先に降る強い雨にじっと耐える人々。

 

北斎の絵にも突風に慌てて対応しようとする人々が出てくるがこれなどは見えないはずの風の筋がはっきり見えてきそうである。



浮世絵というのはこんなに魅力的に自然を切り取っていたのかと思うと、永谷園のお茶漬けの素の付録をきちんと集めておくべきだったと思うのである。

広重の浮世絵には不思議な絵が1点ある。「名所江戸百景 亀戸梅屋敷」という浮世絵だが、夕焼けを描いているのはわかるのだがなぜか空の上の方が赤くなっている。



“なぜだか”とは書いたものの、多分幾度かは目にしていたことがあるはずだがそれがまったく不自然だとは気がつかなかった・・。
夕焼けというのは水平線に近い方ほど赤くて上に行くほど淡い色になるものだ。写実派の広重にしては想像で描いているのかと思えるのだが雲が空の高いところに出ている日の夕焼けは濃淡が逆になる日もあるらしい。細かな観察がこの絵を生んだと言える。
この絵はゴッホが魅了された浮世絵として有名だがその裏にはこんな特殊な気象現象があったのである。

日本には100を超える雲の表現が、雨にいたっては400を超える表現あるそうだ。これだけたくさんの表情をもつ気候がある日本だからこそ世界のコレクターを魅了する絵が生まれるのであろう。
この前のボウズの釣行で、絵心があればこの雲を描いてみたいと思ったのは、ちょうどその頃この本を読んでいたからである。
絵に描かれたものではなくても十分絵になるのが日本の空ということだろう。

この本意には、マンガやアニメの世界で表現されている気象現象についても書かれている部分があるのだが、そのマンガやアニメについての知識がまったくないのでこの感想文では触れないことにした。

この本には気象用語の解説が付録として掲載されている。雲については「十種雲形」というものが興味深い。これから先、雲を見るときの参考にもなると思うので記しておこうと思う。
雲を観測するときは、その形や発生する高さによって、大きく10種類に分類する。国際的に決められており、「十種雲級」とも呼ばれる。その際、使う漢字は次の5つだけでありその組み合わせで雲の名前を作っている。
「巻」(記号:C・Ci)上層(5~13km)の雲・氷晶からなる
「高」(記号:A)中層(2~7km)の雲・水滴からなる
「層」(記号:S・St)水平方向(横)に広がる雲
「積」(記号:C・Cu)垂直(縦)に発達する雲・対流性の雲
「乱」(記号: N・b)雨を降らせる雲

① 巻 雲(けんうん)
糸のように散らばった白い雲で「すじ雲」とも呼ばれる。はけで描いたような形が多く、秋から冬によく見られる。数ある雲のうち最も高いところに現れる。巻雲どうしが重なり合ってあばら骨状になると、次第に天候が悪化することが多くなる。
② 巻積雲(けんせきうん)
小さな雲のかたまりが、魚のうろこのように規則的に集まっている雲。「いわし雲」や「うろこ雲」とも呼ばれるが、よく耳にする「ひつじ雲」とは別物でである。
「ひつじ雲」は中層雲である「高積雲」を指すので雲が発生する高度が異なる。巻積雲のほうがより高い場所で発生するので、小さく見えることになる。判別するのはやや難しいが、1つ1つの雲が小さいほうが巻積雲(いわし雲・うろこ雲)、大きいほうが高積雲(ひつじ雲)ということになる。
巻積雲が現れ、次第に高積雲へと変化していく場合は、徐々に天候が悪化することが多い。
③ 巻層雲(けんそううん)
薄いベール状で太陽が透けて見える雲。うすぐもとも言う。この時、太陽の周りにぼんやりと輪っかのようなものが見えることがあり、これを「ハロ(暈)」という。
この光の輪は、太陽の光が雲の中に含まれる氷の粒に当たり、屈折することにより発生する。ハロ(暈)が起きる時、すなわち巻層雲が現れている時は、徐々に天候が悪化することが多い。
①~③は上層雲と呼ばれる。

④高積雲(こうせきうん)
白色または灰色の丸みのある雲のかたまりが規則的に並ぶ雲。巻積雲(けんせきうん)と特徴や成因が似ているが、高積雲のほうが低い位置に現れるのでより大きく見える。「ひつじ雲」は上記のとおりこの高積雲のことを指す。巻積雲⇒高積雲の順に現れると、次第に天候が悪化することが多い。
⑤高層雲(こうそううん)
灰色でやや厚みのあるベール状の雲。おぼろぐもとも呼ばれる。空全体を覆うように広がることが多く、太陽はぼんやりと見えるようになる。巻層雲(けんそううん)と特徴や成因が似ているが、高層雲は雲粒の大部分が水滴であるため「ハロ(暈)」は発生しない。また、高層雲は巻層雲と比べて分厚いので、日光を遮り、地上の物に影ができない。よって高層雲と巻層雲は地上に影ができるかどうかで判別することができる。
⑥乱層雲(らんそううん)
空全体を厚く覆う暗い灰色の雲。いかにも雨を降らせそうな雲である。
雨や雪を降らせることから、「雨雲」や「雪雲」と呼ばれる。雲頂部は、ところどころ積乱雲のように盛り上がっている。中層雲に分類されるが、発達して上層や下層に広がることも多く見られる。乱層雲が現れた場合は、これから天気が悪化するというよりも、すでに悪化している状態である。
④~⑥は中層雲と呼ばれる。

⑦層積雲(そうせきうん)
灰色または白みがかった大きなかたまりの雲。「くもり雲」とも呼ばれる。レンズ状、ロール状などの形状で、丸みがある。雲のかたまりは、つながったり離れたりしていて、規則正しく並ぶ。地上から2000mくらいの高さに現れ、やや分厚く見えることもあるが、降水をもたらすことはあまりない。積雲と比べるとやや灰色っぽくみえる。
⑧層 雲(そううん)
灰色の霧のような雲で、「きり雲」とも呼ばれる。きり雨(きりのように細かい雨)を降らせることがある。この雲が明るい灰色の時は天気が安定していると言われる。数ある雲の中で最も低い、地上から600mくらいのところに現れる雲である。「霧」との違いは、地表に接しているかどうかで決まる。地表面に達していれば「霧」、地表から離れていれば「層雲」となる。
⑨積 雲(せきうん)
青空にぽっかり浮かぶ白いわたのようなかたまりの雲。「わた雲」とも呼ばれ、地上から2000m付近で良く発生する。この雲が発達し、大きくなると中層や高層にまで広がる雄大積雲になる。雄大積雲の下は激しい雨となり、突風を伴う。積雲と積乱雲の違いは、外見上では判別しにくいが「雷」が発生しているかどうか決まり、雷が発生していると「積乱雲」、そうでない場合は「積雲」となる。
⑩積乱雲(せきらんうん)
巨大な山や塔のように垂直方向に発達した濃密な雲。「入道雲」や「カミナリ雲」とも呼ばれる。雲のてっぺんはカリフラワーのように盛り上がった形をしている。雲の底は非常に暗く、突風を伴って強い雨やひょうを降らせる。積乱雲が限界まで発達し、上部が平らになったものを「かなとこ雲」と呼び、ここまで発達した積乱雲の直下では、激しい雨や雷雨となっていることが予想される。
⑦~⑩は下層雲と呼ばれる。

 
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