イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

水軒一文字釣行

2024年09月14日 | 2024釣り
場所:水軒一文字
条件:中潮16:54満潮
釣果:限りなくボウズ・・(写真の魚はほとんどがNさんの釣ったもの・・)

当初はタチウオを釣った足で住金一文字へ連れていってもらおうと思っていたのだが、天気予報では今日も猛暑だというので夜釣りにしましょうということになった。
昼間テレビをしているとなんだか雲行きが怪しくなってきて夕立の気配が出てきた。午後5時30分集合だが午後4時ごろには本当に夕立になってきた。LINEで中止の連絡が来ないかと見ていたが雨天中止はないようだ。
僕も午後4時過ぎに家を出てエサ屋にアミエビを買いに行きバイクのガソリンを入れて港へ。
みんな気合が入っているのか、午後4時過ぎには全員集合していた。
港を出るときれいな虹がかかっている。長く生きてきたがこんなにきれいな虹を見たのは初めてだ。



夕立の水滴と水平に照射される太陽光線のコラボは奇跡と言っていいのかもしれない。

これはきっと今日の釣果への祝負なのだろうと思っていたがこれがまったくそうではなく、恐ろしいほどの貧果で終わってしまった。

サビキでアジが釣れたのは日の入り直後の一瞬で、ヒラメとアコウが釣れるかもしれないという飲ませ釣りはまったく反応なし。おまけにオモリをひとつロストする始末だ。



タチウオのルアー釣りも1投目で小さなサイズが釣れたのでこれはアタリ連発かと思ったけれどもこれ1匹でおまけにリーダーが抜けてしまってジグヘッドをロスト。

たかがサビキされどサビキ。ここに来ればいくらでも釣れると思っていたがやっぱりサビキ釣りは難しい部類の釣りに分類されるべきなのである。

今日の収穫はというと、飲ませとサビキで2本の竿が必要になるのでなにか手ごろな竿はないかと物置を探していると2号の磯竿を見つけた。僕が買った覚えはないので父親がどこかから持ってきたものだろう。
20数年の時を経て知らない竿に日の目を見せてあげることができたのだから釣り竿の精も僕に恵みを与えてくれてもよかろうと思うのだが逆に、静かに寝ていたのを叩き起こしやがってとお怒りになってしまったのかもしれない。

また出直しだ・・。

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紀ノ川河口釣行

2024年09月14日 | 2024釣り
場所:紀ノ川河口
条件:中潮9:29干潮
釣果:タチウオ10匹くらい(と言っても僕が釣ったわけではない・・)

Nさんから、一度タチウオ釣りに連れてゆけという命令を貰っていた。陸戦での釣りに比べると短時間ではるかにたくさんの数が釣れることに興味を持ったようだった。もちろん、Nさんも長く雑賀崎に暮らす人だからこういう釣り方があるということはご存知なのだが、僕がどんな仕掛けを作っているのかということに興味を持っておられるようである。
何しろ、僕の父親が、「他人には絶対に教えるな」と言い残して死んだという秘伝(といってもまったく秘伝でもなんでもなかったのだが・・)の仕掛けなのである。Nさんにだけはこっそり教えてあげるのである・・。

午前4時半に出港。今日はNさんに仕掛けを操ってもらうことにしている。ひととおり使い方を説明して仕掛けを下ろす。
予定では午前5時になるとアタリが出始めるはずなのだが今日はまったくアタリがない。仕掛けの流し方にももんだがあるのかもしれない。普通なら仕掛けの抵抗を感じながら船を操るのだが自分が手に持っていないので当然ながらそういう機微がわからない。
やっとアタリが出たのは午前5時15分を過ぎてからだった。その後はどんどんアタリが出る。といっても、さすがにこの仕掛けを操るのは初めてのひとでは難しい。手返しが遅くなるぶんだけ獲れる魚の数が減っていく。



しかし、幸運なことに、先週に比べて魚の型がいい。間違いなく大きくなっている。一番大きいのは指4本に迫ろうとしていた。

アタリはすぐに無くなり、普通ならそのまま帰投と言うところなのだけれども、あまりにもあっけなく終わってしまうのもNさんに申し訳ないのでオジイやんずの定説である、「濁っている港内では明るくなってからでもアタリがある。」のとおり港内に向かって流すがアタリがない。



そろそろ終わりましょうかと仕掛けを回収すると鉤は4本ロストしていて残りの1本にはエソが引っ掛かっていた。これではタチウオが釣れるわけがなく、Nさんの話ではそういえば大きなアタリがあったが掛からなかったということがあったらしく、その時に幹糸を喰われたのだろう。はやり大きな魚が混ざっていたのだ。

少し期待が持てるようになってきたのかもしれない。

Nさんの知人にはホテルの板前さんがいるらしく、時々素晴らしい料理の写真だけ(そう、写真だけ)送ってくれる。
今日のタチウオも従業員さんたちの賄いになったらしい。
しかし、ホテルともなると賄いの盛り付けもすごい。お客さん用に作っているのじゃないかと思えるほど豪華だ。もちろんNさんもそのご相伴にあずかっていると思うと悔しくて仕方がない・・。

 


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