山梨県立文学館へ 2002年04月01日 | 大学院修士1年(通学) 本日山梨から横浜へ帰ってきました。 なぜ山梨へ? それは一葉の両親のふるさとが山梨にあり、 一葉の作品「ゆく雲」にも山梨の描写があるからです。 山梨にある山梨県立文学館に資料があるということは 以前に一葉記念館へ行ったときから知っていたので これは絶対に行きたい!!と思い 大学生最後の日、3月31日に行ってきました。 閉館前で急いで見たのですが、それでもとてもよかったです。 一葉の作品「ゆく雲」の舞台となった山梨の描写についてがはやりかかれてあり、ビデオなどもありました。 慈雲寺の文学碑の映像もあり、あぁ行ってみたい!!という気持ちは募り、 閲覧室では映像で筆写本をみることもできました。 (「九雲夢」です。初めてみました!漢字で書かれており、 一葉の書く漢字は初めて見ました。いつも連綿なので…) いろいろと質問をしたり、館長がなんと卒論指導でお世話になった紅野先生のお父様、紅野敏郎先生ではありませんか! 司書の方に敏郎先生のお話を伺ったり、文学館のことについてなどのお話をしてもらいました。 文学館でこうした出会いがあるのは嬉しい限りです。 特に司書の方が好印象で、また来たい!! そう思いました。今度は敏郎先生がいらっしゃる日に行ってみたい… 文学に出会えたおかげで、たくさんの人との出会いがありました。 これからもきっとそういった出会いがあるんだろうなと思うと嬉しいですね。 研究もいいけれど、人と人とのふれあいもいいなぁと思う今日この頃でした。