どうして何度も絵本を読む練習をするのか? 2013年12月16日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館) 今週は小学校でクリスマスおはなし会があります。 今年の9月からどんな絵本を読むかをみんなで話し合い クラスでするおはなし会の後に、何度も練習をしてきました。 私は紙芝居を担当するので、我が子が寝静まった後に 一人で目の前に学校の子ども達がいることを想定して 何度も何度も子ども達に話しかけるフリをしながら、紙芝居の練習をしていました。 「読むの上手だよね!」と周囲から言われますが 正直言って自分は読むのがそんなに上手ではないと思っています。 ゴニョゴニョ言ってしまうところがあったり 文章を読んでも、すぐに理解できず考えてしまったり・・・ なので、いつも人一倍下読みをするようにしています。 何度も読んで自信がついてくると、読むのに必死にならず 自分の絵本への解釈を乗せながら、絵本を読むことができます。 自然体で読めるようになると読み方が安定し 子ども達が絵本の世界に入りやすくなるので 読み手と聞き手が一緒に絵本の世界を楽しみやすくなります。 ゴニョゴニョなりそうなところなども、何度も練習することで、 クリアに聞こえるようにします。 読み手が何度も読むのにつっかかえたりすると 絵本の世界に入りにくなることがあるので やっぱり極力つっかえないように読むことは大事です。 今日はおはなし会にMC(絵本と絵本の間のおしゃべり)を入れたバージョンで 何度か練習をしてみました。 回りくどくないか?読み手と対話になっているか? 以前、そうした即興が得意そうだと言われたことがあるのですが 実は苦手で、緊張して頭が真っ白になることがほとんどでした。 なので、おはなし会をイメージしながら、 何度も何度も練習をして、頭が真っ白にならない対策をとっているのです。 すべては目の前の子ども達のため―― あの笑顔のためなら、頑張れる自分がいます。 普段はあまり絵本に興味のない子が 嬉しそうなリアクションをしてくれたりすると やった!!と心の中でガッツポーズをしてしまったりも(笑) きっと当日は目の前の子供たちが応援してくれる。 読み聞かせメンバーも子ども達と一つになって おはなし会を楽しむことができるでしょう! そう信じて、明日はツメの部分を強化した練習に取り掛かりたいと思います。