ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

山桜

2014-05-07 14:21:58 | 日記
連休が終った。

連休中は一日だけ私の仕事が入ったこともあるが、行楽地へ出かけることもせず家の近隣をうろちょろしていた。

子供たちが幼かった頃は「どこかへ連れて行かないと・・・」という義務感みたいなものがあったので、休日ともなると、あちらこちらの行楽地へと出かけたものだったが、子供が大きくなるとそんなこともなくなった。

唯一、障害があって友達同士で自由にどこかへ出かけて遊ぶことができない長女チェリーのために、市内の円山公園へ行ってきた。

円山公園は北海道神宮の隣にある公園で桜の名所としても知られている。

原生林が残り、すぐ隣は北海道神宮もあって、静かで本当に良い場所なのだが、お花見の時期だけは例外かもしれない。

毎年、桜の時期は花見客で混雑している。

そして桜の下で宴会を開いていらっしゃるので、ジンギスカンの煙と匂いがすごい。

・・・というわけで、この時期はあまり円山公園には近づきたくなかったのだが、チェリーが桜を見たいというので行ってきた。

しかし円山公園の桜はすでに満開の時期を過ぎていた。

「残念だったね」と言いながら、自宅に帰ってきたのだが、ふと窓の外を見ると桜の花が目に入ってきた。


    

これは野に咲く「山桜」

公園などで管理されている桜と違って花のつき方が地味だが、まだ緑のない茶色の木々の中にあっては、ぱっと目を引くほどの華やかさがある。

わざわざどこかへ行かなくても、家の近くに桜の木があったんだと気がついた。

それにしても、ここ最近、我ながら出不精になったと感じる。

年のせいなのだろうか。

多くの人で混雑している場所にはできるだけ行きたくない。

家で庭仕事をしているほうがいいと思う。

うぐいすの声を聴きながら、土をさわっているだけで癒される。

今年はどんな野菜を育てようか。

玄関前を飾る花は何にしよう。

そんなことを考えていると楽しくなってくる。

「どこかに畑を借りて野菜を作りたくない?そして毎日畑に通うの。いいと思わない?」

妹にそう言ったら「去年4マン円もかけて、せっかくしみを取ったのに、ずっと外にいたら、またしみ出るよ!」と言われた。

そうかぁ・・・しみはもう嫌だなぁ。

そうだ!

農家のおばさんがかぶっているような「つば広」の帽子を買おう。

あごの下でリボンを結ぶやつ。

夢は果てしなく広がる。。。









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