ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

掃除

2018-12-06 18:39:24 | 日記
育った家庭環境が影響しているのか、私は掃除が好き。

そして、同じ家庭で育った弟も掃除が好きだと思う。

学生時代の弟の部屋は、ゴミ一つ落ちていないくらいきれいだったし、お嫁さんによると、50代半ばになった今も、休日には自らすすんで部屋の掃除をしてくれると言っていた。

また、その下の妹も掃除が好きで、いつ遊びに行っても美しい家になっている。

ところで子どもの頃の思い出で印象深いのは、日曜日ともなれば家族そろってのお出かけではなく、家族そろって掃除をしていたということで、両親を中心に家中を磨き上げていた。

今思い返すと、変わった家族だったなあと思うのだが、子供の頃は特に嫌だとは思わず、それどころか「この床を顔が映るくらいピカピカにしよう」なんて、ゲーム感覚で楽しんで掃除をしていたように思う。

ただ一つ、嫌だったことは、玄関のタタキもピカピカにするので、掃除の後は「汚れるから外に出るな」と言われることだったかな。

さすがに私は家族に「汚れるから出るな」とは言わない。

せっかく綺麗にしたところを、また汚されるのは嫌だという気持ちは分からないではないが、家は生活の場なので汚れるのは当たり前だから、掃除したあとにたとえ汚してしまっても腹は立たない。

また掃除で綺麗にしようと思うだけ。

多分、私は「掃除」という作業自体が好きなのだと、最近気づいた。

妹と「何が腹が立つか」というテーマ?で話したことがあって、妹は「せっかく綺麗に掃除をしたトイレを(家族に)汚されること」と言った。

「床に一滴の水滴(多分、尿)を見つけた時は、もうき~っとなるわ」と言う妹に「じゃあ、床にうんちが落ちていたとしたら?」と聞いてみたら、「ぎゃぁぁ、それは絶対に嫌だー!」と叫んだ。

私は、もしも床にうんちが落ちていたとしたら、一瞬ぎょぎょっとするが、仕方ないなぁと思い掃除して終わりだと思う。それで腹が立つことはない。

実際にお姑さん達と同居していた時は、そんなことはよくあったし、ヘルパーの仕事でもよくあることだったので、床のうんちに対する免疫がある程度できたのかもしれない。

「じゃあ、何が腹が立つことなの?」と妹に聞かれて考えてみたら、はたと思いつくことがあった。

それは「どろぼう扱い」されることだろうか。

これは何度経験しても腹が立つ。

仕方がないことだと思ってみても、やっぱり腹が立つ。

「だれも本当のことだとは思っていないよ」と他の人に言われても腹が立つ。

床にうんちを落とされるよりずーっと腹が立つ。

ここが私の弱点?なのかもしれない。

とは言え、しばらく時間を置いて一心に掃除をしていれば、怒りも徐々におさまって行くのだけど・・・

掃除は心を静めることにも役に立っていると思う。

ところで、今は毎日家中の窓を一枚ずつ磨いている。

窓の細かい溝にたまった埃なども、布を巻いたドライバーでほじってきれいにする。

ドライバーでゴミを掻き出し、綺麗になるのがたまらない。。。

ドライバー片手に「快・・・感」と、薬師丸ひろこになりきってつぶやいている。






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