ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

エルニーニョの続き

2018-12-11 12:04:39 | 日記
先日の記事「エルニーニョ」で夢に三日連続で同じ男の子が現れた話を書いたが、実はそのあとに続きがあった。

可愛らしい男の子が徐々に成長する夢を見た後、記憶が曖昧ではっきりとした日は思い出せないのだが、多分その一日か二日後、つまりほとんど日をあけずにまた夢を見た。

このようなことを書くと、頭がおかしいのではないかと思われるだろうし、単なる夢で片付けられることでもあるので、書こうか書かないか迷ったのだが、やはり書くべきだという想いが強いので書くことにしました。

今度の夢に現れたのは動物のような人のような、そして大人のような子供のような、不思議な生き物だった。

服は着ておらず、手足が長く、身体には毛というものがなく、身体は小さいのだが頭部は身体に似合わないくらい大きい。

気持が悪いのは、その肌の色で、全体に薄緑がかっていて身体中にあざの様な斑点が浮き出ている。

私は実際には見たことが無いが、もしかして死斑というのはこのようなものを言うのだろうかと夢の中で思っていた。

その生き物は私の中に入ろうとしていた。

最初は、ぼーっとした状態で第三者のようにそれを見ていたのだが、我に返り「これはまずい」と思った。

「魔物だ」と思った。

正式にそれを魔物というのかは分からないが、私がこれまでも見てきたものとよく似ていて、明らかに邪悪な存在だった。

魔物は私の中に入ろうと試みていたので、身体に戻った私は入られてなるものかとその腕を掴んだ。

魔物の顔はすぐ近くにあり、はっきりと覚えている。
醜い顔だった。まさに魔物としか言いようがない。

その醜い顔を見て、思わず口から出たのは「大祓祝詞」だった。

途端に魔物は苦しそうに顔をゆがめた。

と、そこで誰かに揺り起こされた。

夫だった。

「今、なにか変な言葉を話していたぞ。大丈夫か?」と言われ「うん大丈夫」とだけ答えて、再び何事もなかったように眠りに落ちた。

夢の中で咄嗟にあげた大祓祝詞だが、思わず本当に口から出ていたようだ。

それから二~三日、その魔物のことが思い出されて仕方がなく、そのたびに頭の中から振り払っていたのだが、昨夜、夕飯を食べていたら夫が突然「昨夜、変な夢を見たんだが」と話し始めた。

夫はふだんは霊的な話をすることはまったくなく、今は先祖供養などはずいぶん理解してくれるようになったが、それでも基本的には霊的世界からは一番遠い所にいるような人だ。

その夫が変な夢をみたと、夢の話をし始めた。

夫の話によると、夢の中でも家族で食卓を囲んでいたそうだ。

すると階下で電話が鳴る音がして、夫は階下へ降りて行ったそうだ。

電話を取ろうと部屋の扉を開けると、そこにひとりの子どもが立っていたそうだ。

黄色のパジャマズボンを履いて立つ子供だが、なんとそこには下半身しかなく、黄色のズボンの足しか見えなかったそうだ。

「えっ」と驚いたら、夫の見ている前でパタパタパタと上半身が現れたそうだ。

そこで「ちょっと待って。それは男の子だったでしょ?」と私が言うと、夫は「そうだ。男の子だった」と言った。

夫の話を聞きながら、私の頭の中にはあの魔物の姿がはっきりと見えていた。

夫によると、夢の中で黄色のパジャマ姿の小さな男の子を、最初は長男だと思ったそうだ。

なぜなら長男が小さかった頃によく黄色のパジャマを着せていたからだが、その子を見ていると「これは違うな」と思ったそうだ。

長男にはよく似ているのだが、「違う」と強く感じたそうだ。

一応、その男の子を抱き上げたのだが、「やっぱり違う」という気持ちが強くなり、夫は男の子を床に降ろしたそうだ。

そして、夢の中で二階にいる私を大声で呼んだのだそうだ。

夫に呼ばれてやって来た「私」は、その男の子を見た途端、険しい表情に変わり、「私」は男の子に向かって「えぇーい!!」と声を出して祓ったそうだ。

すると男の子は床にふらふらと崩れ落ちるように倒れ、そこで目が覚めたと言う。

これを聞いて笑ってしまった。

なんで私が夫の夢の中に登場して「えぇーい!」と祓っているのか・・・

確かに「えぇーい!」と言って祓ったこともあるが、少なくとも夫の目の前ではそのようなことはしたことがないのに・・・でも、祓って正解。夫に何事もなくてよかった。

ここで付け加えるが、夫には私が見た夢、小さな男の子のことも魔物の夢の話も一切していない。

しかし夫の夢にも同じように小さな男の子が現れたことは、非常に興味深かった。

最近、目に見える世界と見えない世界の境界が、非常に曖昧になってきていることをとても感じる。

霊的感度は人並み以下という夫が、このような夢を見たことからもそのように思う。

これまで気づかれなかった存在たちが気づかれる世界になりつつある。

自分の良心から離れた生活は、これからますます危険になるのかもしれない。

だからこそ先祖供養や床供養が大事なのだと、今朝はあらためて思った。

先祖をずっとさかのぼって行ったら、ほとんどの人間は親戚同士になるのだろうか・・・

人類すべての平和を願ってなんて言う大そうな想いは持っていないが、すこしでも浮かばれない存在を供養したいという想いがますます強くなった。






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